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こんにちは。
理事長の辻耀子(つじようこ)です。
さぁ、今回のQ&Aです!
レイキのシンボルの使い方を教えてください
(Tさんより)
Q:「少し教えて頂きたい事があります。
知り合いが、どうも育児ノイローゼ?
自律神経失調症の様な状態になっているのですが、本人には自覚がなく、レイキ療法をしてあげるために週末にご自宅に伺おうと思っているのです。
シンボルはどう使った方が良いでしょうか?」
A:(辻 耀子より)
「おはようございます、Tさん。
おお、知人のかた、そうなんですね…!
はい、シンボルの使い方、了解です。
(※シンボルは、中級以上で学ぶ内容です。)
相手のかたへのレイキ療法シンボルの使い方
ではぜひ、シンボルは、一番初め、レイキ療法をスタートする時に、相手のかたの額の辺りに向けて、シンボル設定を行ってください。
『第二シンボルを一度描く。心の中で、第二マントラを3度唱える』
次に
『第一シンボルを一度描く。心の中で 第一マントラを3度唱える』
という順です。
(シンボルは指で描くのではなく、目で描くクセをつけていきましょう。つまり、イメージで描いていきましょう。)
自律神経失調症、軽いうつ症状の場合には、額、側頭部、後頭部が特にオススメですよ…!
もしも横たわってもらえるならば、仰向けになって頂き、後頭部にレイキをしてあげてください。
Tさんが両手でお椀のような形をつくり、そこに相手のかたの後頭部がのっかるような形で行ないます。
コツは、「レイキを流そう、流そう」としない事です。
むしろ、じんわりと手のひらで温めて差し上げるような気持ちで、ゆったりと、お相手と一緒に過ごすひとときを楽しんであげてください。
そうすると、とてもうまくいきますよー!
応援しています。」
エゴを横へ置くコツは『静かで細く長い呼吸』
(その後の、Tさんからのご質問)
Q:「ありがとうございます。
彼女の状態が手に取るように分かるので、エゴを横に置く事が難しく、昨夜も遠隔をやってたのですが、どうしても「なんとかして上げたい!」との思いが頭を過(よぎ)ってしまい、音楽かけながら、なんとかエゴを外して遠隔してました。
手当のやり方を聞いて良かったです。
まずは私がエゴを外し普通に出来るようにします!」
A:(辻 耀子より)
「Tさん、そうなんですね、エゴを横に置きづらい心境…。心中お察しします。
ここは『腕をあげる機会を得た』と考え、逆にチャレンジしてみましょう。応援していますので!
エゴを横へ置くコツは、『静かで細く長い呼吸』です。
それから『ひとたびヒーリングをスタートしたら、
(直接であれ、遠隔であれ、ヒビキをチェックする数秒の時間以外は、)
自分自身がレイキを受け取り、満たされていくほうの感覚に意識を向ける…、レイキを受け取り、味わう』という事です。
相手には、
「あ、結果的に勝手にレイキが流れてるぞ…」
くらいの心境で大丈夫です。
こんなやりかただと、冷たい人のような、相手を尊重していないような、そんな感覚が襲ってくるかも知れませんが、このコツを使うほうが うまくいくのです。
…もしも相手のかたの笑顔や、相手が心地よく過ごしているのをイメージできそうならば、
そのようにするのもうまくいくコツです。
ぜひ、トライしてみてください♪」
精神疾患やうつ病、ノイローゼ等にはリラクゼーションとして
(後日の、Tさんからのご連絡)
「ありがとうございます♪
昨夜の遠隔中に、彼女の笑ってる顔を思い出しながらやったら、エゴが外れたのです!!
我ながら、コレならやり易いと思いました!
響きを感じたのですが、胸から頭部にかけて感じたので、送れてると確信してたのです。
本人からも『なんだか心が軽くなった』と連絡がありました♪」
…というわけで。
(Tさんとそのお友達、よかったです…!)
ここまで読んで下さり、いかがでしたか?
実は、「レイキは精神疾患やうつ病、ノイローゼ等にも作用しますか?」というご質問は、とても多く頂きます。
本当に、つらくしんどいですから…。
ご本人もつらいし、応援しているご家族やご友人もつらい。
だから協会としては、
『はい、治りますよ』
『軽減します』
と返答して差し上げたい気持ちでいっぱいになりますが…、
「リラクゼーションとしてお考えください」というお返事しかできません。
レイキ療法では、『病気を治す』という表現は使えませんし、そもそも診断治療する行為は、医業従事者…つまり国家資格保有者しかダメ、と、医師法で決められています。
だからね、今からちょっと、治療とは違う切り口から、『心に作用するメカニズム』をお伝えしてみようと思います。
『思考』や『感情』の正体は『意識エネルギー』
そう、お伝えするのは医療治療のお話ではなく、『エネルギー』のお話です。
私たちは日々、色々な事を思考したり、感じていますよね。
明るい事や楽しい事を考えたり感じている時には、心は軽やか、ウキウキですね。
でも、暗い事や心配、不安、苛立ち、怒り、恨みつらみ…
そんな事ばかりが頭をよぎり、楽しい事が考えられない時もある。
これが慢性化すると、自律神経が失調したり、不安がどんどん膨らんで、『〜〜病』と名前がつくような精神状態になっちゃったりしますね…。
これは、非常につらいです。
ところでね、この『思考』や『感情』。
これらの正体って、何だと思います?
実はね、『エネルギー』なんですよ。
『意識エネルギー』なんです。
そう、実は思考や感情の正体は、自身の身体から光速で発する、電磁波なのです。
(※電磁波ときくと、有害!危険!と思うかたがとても多いのですが、ほとんどの電磁波は無害です。)
とは言え、そう言われても、多くのかたは、「電磁波」や「エネルギー」と言われると途端に難しく感じ、イメージしがたくなってしまうと思います。
そこで、今日はこれを『雰囲気』と捉えて下さいナ。
Aさんは、Aさん特有の雰囲気。
Bさんは、Bさん特有の雰囲気がありますよね。
あなたと、あなたの隣の人は雰囲気が違いますね。
そう、個性がある。
人が発している意識波動(意識エネルギー)は、それぞれ波長、波形、周波数等がビミョーに違うので、それが『個性』や『雰囲気』となって表れているわけです。
(話がそれますが、『似た者同士』は、まさに近い周波数の『意識波動』なのですよ。だから気が合うんですね。)
レイキ療法を行う側が自身の気を整えること
さて。話を戻します。
でね、明るい雰囲気の人としんどそうな雰囲気の人がいますよね。
あなただって、明るく元気ハツラツな時と、どよ〜んと落ち込んでいる時や風邪でぐったりしている時は、『雰囲気』が違うわけです。
これね、エネルギー的に見れば、
“まとっている雰囲気が違う = 発している周波数が違う”
と言えるんですね。
そう、だからね、『心に向けてレイキ療法を行なう』場合には、
『治す』治療する』のではなく、
『周波数を変える』
『雰囲気を変える』
と考えてみて下さいナ。
そのためには、まず、レイキ療法を行なう側が、自身の気、つまり雰囲気を整えること。
ヒーリングを行なう側が、ゆったりと落ち着いているのが理想的です♪
- 静か
- 淡々としている
(感情的じゃない) - リラックスしている
これが理想的ですよ♪
そして、ひとたび『レイキヒーリング』をスタートしたなら、もう、相手のしんどそうな雰囲気(=気、エネルギー)の周波数に、同情しないのがコツ。
「しんどいだろうな…」
「つらそうだな…」
「何でこの人がこんな目に…」
「どうしたらいいんだろう…」
「気の毒にな…」
「早くよくなって」
「何とかしてあげたい」
「ああ、心配…」
こういう気持ちを、
『ヒーリングの最中だけ』
横へ置くのです。
そして、出来るならば、相手の悪いところに着眼しない。
もう、いっそのこと、症状は『その人が今日着ている洋服』ぐらいに捉えて下さい。
洋服が黒だろうがグレーだろうが、気にしないで下さい。
その人のたましいには、服の色は、何ら影響はありません。
今日も相手のかたのたましい(本質)は、太陽のように…あるいは満月のごとく、美しくきらめているのです。
服(外側)じゃなく、本質(内側)。
そちらにフォーカスして下さい。
世界にたった一人、この世に一人しかいない、目の前の人の『存在』にフォーカスして下さい♪
『本質』(たましい)は、何があろうとも、実はびくともしません。
それはまるで、空のお天気が曇天だろうが、大雨だろうが厚い雲の向こうには必ず太陽があるのと同じ。
そして、我々の『本質』は、そもそも、愛、調和、一体感(癒し)のみです。
それしかありません。
恐れも不安も憎しみも、その人の『洋服』のようなもの。
症状も痛みも、『洋服』。
だから、そちらに捉われないで、ゆったりと、リラックスを心がけてみて欲しいんです。
…そうしてね、その人と過ごす「今この時」を大切に、ていねいに扱いましょう。
その人と共に、宇宙の調和に耳を傾けましょう。
あの、大好物の上等なごちそうを食べる時みたいに、ていねいに、ていねいに時を味わいましょう。
心地よさを共有しましょう。
…痛みを突き抜けて、向こう側をみて下さいネ。
苦しみを突き抜けて、向こう側をみて下さいネ。
心の中で、しっかりと、『たましいと、たましい』で繋がってみて下さい。
傷一つないきらめきがそこにあります。
あなたのたましいもまた、とんでもなく美しい。
クリアに澄んでいます。
『今、ここ』に意識をフォーカスする
…さぁ、ここまで読まれて、今何を感じていますか?
何だか深く静かな呼吸になってくださっていたらいいなぁ♪
最後に。
私たちは人間ですから、誰だって、いい結果を求めてしまいがちです。
そう、『治療効果』や『いい結果』『劇的改善』、『ミラクル』を…。
当然です、だって、そのかたによくなって欲しいから。
それはあなたの愛、優しさ、思いやりから来ています。
だから当然です。
崇高な想いです。
それに、現実的な事を言えば、おうちの中に具合の悪い人がいれば、おうちの中がしんどいはずです。
(軽やかな雰囲気のはずがない…。)
それもまた現実なんですよね…。
毎日看病や介助をしている人は、時には疲れて、くたびれます。
慢性化、長期化すると、全てを放り出したくなる日もあります…。
それも人情です。
当然です、人間だもの…。
(私も、父親が半身マヒになって21年間…。
ヘトヘトになり、疲れからくる怒りや苛立ちに襲われる日々の中、泣きたくて叫びだしたいような気持ちや泥のような疲労感を 一体どこに持っていけばいいのか分からなかった日が、何回も…何千回も、何万回もありました。)
けれどね、だからこそ、
諦めるのではなく、しかしすごい結果を期待もせず、ちょうど真ん中を行くのです…。
必死になって取り組むのではなく、
けれど自暴自棄や諦めとも違い、
神にすがるのでもなく、
拝み倒し、期待するのでもなく、
未来を観すぎず、
『今、ここ』に意識をフォーカスするのです。
状況は、停滞しているように見える時もあります。
でも、そう見えたとしても、現実は違います。
決して止まってなどいません。
1秒前と1秒後は、必ず変化していますもんね。
それからね、私、知ったんです。
結果がどうあろうと、『取り組んだ人だけが理解する境地』があるのです。
…あるんだよなぁ。
それは、体験した人だけの大きな恩恵です。
最後が少し重くなっちゃいました。
ともあれ、レイキを通じ、『誰かを応援したい気持ちを持つあなた』のことを、私は応援します。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます…!
つじようこ より
レイキの練習会にお越しください♪
★つけたし。
手当てが上手になりたいかたへ。
練習会、ぜひお越しくださいナ♪
アチューンメント講座もね、内容忘れちゃったり、うろ覚えの人は ぜひ『コンプリーション講座』へ来てね。
「こんな自分が行ったら迷惑なんじゃ…」
「みんなの足をひっぱるかも…?」
いいえ、大丈夫!(^O^)
なぜなら、そんなあなたのために開催しているからです。
きっと、帰る頃には軽やかに、「自分にもやれる♪」って思えてますヨ。
レイキに自信を持つ、という体験を積み重ねて下さい!(^O^)