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こんにちは。
理事長の辻耀子(つじようこ)です。
さぁ、今回のQ&Aです!
Q:レイキエネルギーも及ばないケースはあるのですか?
(T.Tさん 女性・上級)
こんにちは。
いつもメルマガを楽しみに読ませていただいています。
辻さんのメッセージはどれも本当にあたたかく、心の励みになります。
ありがとうございます。
さっそくですが、お聞きしたいことがありメールさせていただきました。
私は幼少の頃から無気力で自己肯定感が低く、典型的なアダルトチルドレンの家庭環境で育ちました。
大人になり、様々な心理学やスピリチュアルのセラピーやワークを受け改善を試みているのですが、一向に良くなりません。
レイキも毎日コツコツ続けて1年が経ちましたが、生きづらさはますます強くなる一方です。
レイキが流れる実感などは感じられているものの、当初からの目的である安心立命の境地にはほど遠い状態です。
どうしてなのでしょう。
悪いパワーが強すぎてレイキエネルギーも及ばないケースがあるのでしょうか。
どう頑張ってもだめだった方もいらっしゃるのでしょうか。
レイキで改善された方の体験談もたくさん目にします。
私もこの先の人生を幸せにしたいです。
ぜひアドバイス等いただけたらありがたいです。
A:レイキエネルギーによる心の浄化・安定を出来ている感覚がありますか?
(辻耀子(つじようこ)より)
Tさん、こんにちは!
ご質問メール、きっちりと拝見いたしました。
メルマガ読んで下さり有難いなぁ…、感謝です♪
> レイキも毎日コツコツ続けて1年が経ちましたが、
> 生きづらさはますます強くなる一方です。
↑そうなのですか…。
それはつらいですね…、期待を持って取り組んで下さったぶんだけ、ショックですね…。
> レイキが流れる実感などは感じられているものの、
> 当初からの目的である安心立命の境地にはほど遠い状態です。
> どうしてなのでしょう。
> 私もこの先の人生を幸せにしたいです。
> ぜひアドバイス等いただけたらありがたいです。
↑なるほど、なるほど…。心中、お察しします。
私も、複雑家庭で育ち、アダルトチルドレンで、人間関係や人生がちっともうまくいかず、苦しんだ末に心理分析を学び、カウンセラーになりました。
レイキと並んで、心理学の恩恵を感じている一人です。
そんな私から、Tさんに伝えて差し上げたい事は、それはもう、山ほどあります…!
お返事を書きだしたら、一晩ずっと書き続けても終わらないほど、伝えたい事があります。
というわけで。
まず、確認から…。
『レイキエネルギー』による心の浄化・安定をうまく行なえている感覚がありますか?
(レイキが流れるのを実感されているので、『レイキ・ヒーリング』の段階は、上手にクリアされているように感じています。)
身体状態と気持ちはリンクしますから、ヒーリングがうまく行えると、ひとまずは、心も前向きになったり、落ち着いたりしやすいものなのです。
いかがでしょう?
次に、これも確認です。
日本伝統式の呼吸法は、続けておられますか?
もしも続けておられるならば、20分ほど行なうと、心地よくふんわりと、
まるで露天風呂にでも浸かったような感覚、あるいは瞑想状態に入りますか?
(もしも、上記2点の確認について、「あまり出来ていない」と感じたとしても、落ち込まないで下さいネ。
大丈夫ですよ…!)
人が心癒される方法は大きく2つのタイプがあります
アダルトチルドレンである、という自覚があるという事は、
今までそれなりに色々と学んだり調べたりなど、ご自身で何とか人生を変えたいと努力してこられましたよね…。
それほど、「現状を変えたい!」というお気持ちが強かったのでは、と、これまた勝手ながらお察しします。
私は、今まで多くの人を見てきて、
「人が心癒される方法には、大きく分けて2つのタイプがあるなぁ」
と感じています。
一つは『理論や言葉によって癒す方法』。
(カウンセリング、心理療法などです。)
もう一つは『感覚やエネルギー、波動によって癒す方法』です。
(レイキ、エネルギーヒーリングです。)
(音楽、香り、色などを使う手法も波動療法と言えます。)
私は、両方使うと相乗効果があり『加速する』と感じていますが、
ともあれ、
タイプによって、向き不向きがあるのです。
無自覚の執着心に気づく
というわけで…。
Tさん、このお返事の中で、具体的にTさんのトラウマを癒す方法までをお伝えする事は叶わず、
歯がゆいですが、ともあれ、心は癒せます!
そのための、一つのキーワードが『執着心』です。
執着心とは、欲(エゴ)ですが、私たちには、無自覚の領域の心(意識)があるのです。
頭で気づいていない、深い部分の本心といいましょうか…。
でね、Tさんの頭は、
「癒したい!もうしんどいのは嫌だ!」
と心底思っているし、色々努力も積んできました。
ところが、Tさんが
自覚できていない心の領域に、
ひょっとしたら、
「嫌だ!絶対に癒されるもんか!」という無自覚の怒りや、
「どうせムリ…」という無自覚の諦め、
「私が癒されてしまったら、あの人たちは私の苦しみについて反省しないままじゃないの!」
というような無自覚のジレンマ…
このようなものが潜んでいる可能性があるのです。
そうすると、『頭』では、
「よし!この人生から抜け出すぞ!」
と色々手を尽くすのですが、
無自覚の心が、それを邪魔するわけです。
…こんな風に、心の中で
「癒されたい自分」と
「癒されることに否定的な、隠れた自分」
とが、綱引きを行なっている可能性。
あるような感じ、しますか?
実は、このような無自覚の執着心は、気づいて自覚すれば、もはや半分以上解除されたも同然なのですよ。
こんな風にして、ブレーキを解除していけばいくほど、「癒すぞ!」という努力が実ります。
成果が出てきます。
(しかし、残念なお知らせもあって…。自分の心の奥底に潜む無自覚の本心は、自分では非常に発見しづらいのです。
そうなると、これはもう、個別カウンセリングでお話を伺うしかないのですが、
今日はひとまずここまでをお伝えする段階まででご了承下さい。
ああ、ものすごく歯がゆいなぁ…。)
「ある」ものを意識的に見つけて感謝する
次に、もうひとつ。
トラウマや執着心を扱う方法以外に、比較的ご自身でも取組みやすい方法があります。
それは、ベタなんですが『感謝行』です。
今自分のところに「ある」ものをどんどん意識的に見つけ、フォーカスし、感謝していく方法です。
(「ない」ものにフォーカスすると心はどんどんつらく不幸な方向へ転がり落ちていってしまいます。
だから「ある」ほうへ意識を向けるのですね。)
例えば、レイキのセルフヒーリングをしながら身体さんや内臓さんに感謝したり、
今いる場所(家)、カーペット、洋服、小物、電気、水、酸素…
食べ物、それを作ってくれた人、運搬した人、調理した人など…。
「自分にもたらされている恩恵」に着眼し、ひとつずつ感謝していくわけです。
これは、こころの中で想うだけでは効果が薄く、紙に書きだしたりスマホのメモ帳などに書きだし、
それを自分の目で見て読み返す
(客観視する、俯瞰する)
という事により、効果が表れ始めます。
頭で「感謝すべき」と思って行なうのではなく、
ハラのほうから感謝がこみ上げるのを意識しつつ行なえるようになると、その効果は徐々にハッキリ出てきます。
あなたのような人こそ人生を謳歌する権利も義務もある
…しかし、この『感謝行』も、無自覚のブレーキとなる心との闘いになる可能性もあります。
「こんな事やってどうなるの」
「どうせ無駄だよ」
「いつまでやるの?」
などの疑いや、ばかばかしさとの戦いになるケースが出てくるのです。
(これが、アダルトチルドレンのやっかいなところ…。
心の傷のやっかいなところです。)
…でも、ひとまずこのメールで何としてもTさんにお伝えしたいのは、
「あなたは癒されるし、よくなっていけるよ」
という事です。
今まで本当に、よく頑張ってこられたはずでしょう…?
本当によく我慢し、耐えてこられたんです。
だから、あなたのような人こそ、人生を謳歌する権利も義務もある人だと私は思うし、そうなってほしい…!
そう心から願わずにいられません。
というわけで…。
必要に応じ、またご連絡ください。
ひとまず、このお返事では
応援とレイキを贈るしか出来ませんが、心より応援しています…!
つじようこ より