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こんにちは!理事長の辻耀子(つじようこ)です♪
今日のご質問を紹介しましょう。
原因不明の体調不良で悩んでいます…
(A.Oさんより レイキ受講を検討中のかた・女性 神奈川県)
Q:「(前略)原因不明の体調不良で数年悩んでいます。
病院では自律神経失調症と診断され、対処のしようがなく、らちがあきません。
食生活の改善を試みたり、筋トレ、早起き、便秘の解消、入浴法の改善など、生活習慣の見直しを行ない、
それでもだめだったので健康食品や衣類の素材、しめつけないデザインにもこだわるなど、思いつくことは色々試してきました。
レイキで改善されるのであれば、学んでセルフヒーリングを行なってみたい所存です。
返答が頂けるなら有難いです、お待ち申し上げます。」
自律神経を乱す原因は『食』や『生活習慣』の他にもう一つあります
A:(辻 耀子より)「Aさん、ご質問内容、きっちりと拝見いたしました。
原因不明の体調不良、おつらいですね…。お気持ちお察しします。一日も早く楽になられるといいですね…。
レイキで改善されますか?というお問い合わせについては、法律の関係上「必ず改善しますよ」とお伝えする事が叶わないのです。
当協会では、レイキ療法は、リラクゼーションや精神統一、気持ちを落ち着かせる、気分のコントロール、ひいては自身の才能や本質開花、潜在能力の開花向上などの目的で活用して下さい、
とお伝えしています。
(欧米には、大病院等で患者さんたちの治療記録をデータ化し、効果効能の裏付けを取っているところも多数あるのですが、エネルギー・ヒーリングについては、まだ十分なエビデンスが取れていない段階です。)
けれども、こうしてお問い合わせ頂きましたので、少しでも参考になれば…という気持ちで、お返事書かせて頂きたいと思います。
実は、勝手ながら私は、Aさんの症状の原因がもしも『食』や『生活習慣』ではないのであれば、もしかしたら第三の原因ではないかと推察します。
自律神経を乱す原因は、『食』や『生活習慣』の他にもう一つあるのですよ。
それは『精神ストレス』です。
ぜひ一度、精神ストレスにも着眼してみて下さい。
理想的なのはストレス原因がなくなる、あるいは軽くなる事です。
特に、イライラ、怒り、クヨクヨ、不安(恐れ、怯え)。
この4つは、たちまち自律神経を乱します。
最悪なのは、『怒り』でしょう。
瞬発的な怒りや不安、イライラは日常生活の中で誰もが感じるものですが、長期化・慢性化していませんか?
ぜひ、ご自身で確認してみて下さいナ。
その上で、
『自分で自分の気分や機嫌をコントロール出来たらいいのにな…』
『イライラ、クヨクヨする時間を出来るだけ短くしたい』
『瞑想等にトライしてみるものの、なかなかうまく出来ない』
というような場合には、レイキを学ばれることは、非常に有益かもしれません。
どうぞご自愛ください。」
これが「自律神経」を乱れさせてしまう
というわけで。
今ここを読んで下さっているあなたへ。
私たちが怒ると、10分後には血液が濁って黒くなるって知ってました?
怒ると、脳細胞もたくさん死滅するんです。
ほら、日本語では怒る事を『ハラ』が立つ、と言いますよね。
腹が立つと、誰でも自然と呼吸が乱れ、息が浅くなるものです。
そうすると、肺に酸素がいかず、身体にも脳にも酸素が行かず、すぐに血が濁るのです。
しかも、血管は収縮し、筋肉は緊張します。
つまり、その結果、全身のあちこちで『滞(とどこお)り』が起こってしまうのです!
(ひどい場合には、頭に血が上りすぎて動悸・息切れ・目まい・頭痛まで感じる時もありますよね。胃がキリキリ痛み出したり。)
同様に、イライラ、クヨクヨ、心配、不安、恐れも、同じような身体状態を生み出します。
これが、『自律神経』をたちまち乱れさせてしまうのです。
ひどい時には、夜になっても寝付けない、寝苦しい、朝起きた時に重だるい、頭が鈍く痛む…
こんな症状に悩まされた事、きっとあると思うのです。
これぞ、自律神経の失調なんですよね…。
健康の司令塔は、『ハラ』にある
本来ならば、夜間は『副交感神経優位になっているのが理想的です。
…さぁ、こんな時には、どうします?
そう。
この場合の処置としては、何といっても『リラックス』ですよね。
『交感神経』が強まりすぎて、血管も筋肉も収縮し、呼吸が浅く早くなっているのですから、これを「ゆったり、ゆるめる」方向の処置を取る事です。
ところが…。
「よしっ、じゃあ自律神経を整えよう!」と、いくら「頭で」考えてもダメなんです。
(実際、意志の力で頑張っても、なかなかうまく行かなかったと思うんですよ。
寝付けない時に「寝なくちゃ、寝るべき、さぁ、寝るぞ!」と頑張っても、なかなか難しいのと同じで。)
なぜなら…。『自律神経』(=健康の司令塔)は、『脳』にはないからです。
以前にもお伝えした事があるかと思いますが、健康の司令塔は、『ハラ』にあるんですね。
「ガガーン! (@_@;) ショック!」
「辻さん…どうすればいいんですか? 方法、ないんですか?」
大丈夫、ありますよ〜!
自分に優しく自分を愛する
さぁ、ここから大切な話に入っていきます!
具体案としては、「身体に優しくする」ということになるんですね。
「は? 身体に優しくする…?」
はい、そうなんです。
自分に優しく、自分を愛する。これです!
(文字にすると、少し恥ずかしいですが…。)
気、血、水(リンパ)等の流れが悪くなり、滞(とどこお)っているカラダ。
その身体に向かって、優しく撫でたり、「いつも有難う」と心の中でつぶやきながら、さすってあげて下さい。
「そんな事で…?」と思うかも知れませんが、たったこれだけで、驚くほど副交感神経の働きが目覚め、活発になるんですヨ!
ホント、ホント!
だから恥ずかしがらずにどんどん積極的に、自分をねぎらい、慈しみましょう。
セルフヒーリングを行ないましょう。
滞っている箇所に手当てをしましょう。
「いつも頑張ってくれて有難うね…」って心の中でつぶやきながら、ですよ。
ゆ〜ったり、ゆ〜ったり、呼吸しましょう。
そして本来の流れを取り戻してあげましょう!
(この方法は、もちろん、レイキを学んでいないかたでも可能ですよ!(^o^))
…そして。自律神経が整うと、さらにいい事がいっぱい待っています。
それは、大げさに言うならば『人生の好転』です。
そのメカニズムも、改めてお伝えしておきますネ。
創始者の臼井氏が伝えたかったレイキ上級の教え『宇宙の流れに乗る』方法
まず、あなたがいいエネルギーに満たされた身体になると、その結果、あなたから発せられるムード(雰囲気、オーラ)が変わります。
心地よく、クリアなオーラになるのです。
(表情も、口調も、自然と穏やかになるものですよネ。)
そうすると、周囲に居る人たちまでもが、あなたから、心地よさを感じます。
そう、雰囲気のいい人というのは、実は『自律神経の整った人』とも言えるのです。
そうするとね、余計ないざこざや争い事が減ります。
すると、あなたはさらにイライラする機会が減ります。
イライラしなくなると、さらに自律神経が整いやすくなります。
雰囲気のいい人、心地のいい人のところには、いい人や、いい話、チャンスなどが、舞い込みやすくなります。
(当然ですよね…!)
これを、『運気がよくなる』と言うのですね。
(運気って、『気が運ばれる』と書きますもんね。いいエネルギーのところには、いいエネルギーのものがやってくるわけです。)
これぞ、レイキの真髄。
創始者の臼井氏が伝えたかった、『上級の教え』。『宇宙の流れに乗る』方法です。
130年前の臼井式レイキから削げ落ちた、『ヒーリングの向こう側』の部分です。
だから そのために…最終地点の、『納得のいく、自分らしく軽やかな人生』のために、『レイキ療法』や『日本伝統式・自己鍛錬法』が初級や中級で登場するんですよね。
あなたが自律神経を整え、気分や機嫌を整えるための『便利な技法』として。
…というわけで。
身体の不調だけではなく、よりよい人生を楽しむためにも、ハラはスムーズに、快適にしておきましょう。
そう、気分や機嫌は、アタマで…脳みそで「機嫌をよくするぞ!」と努力するものじゃないんですよね。
何と言っても、心身健康の司令塔は『ハラ』ですからネ!
今回も最後まで読んで下さり嬉しいです。
応援を込めて…!
つじようこ でした。