『ルール』に気づいた人だけが自由になる
理事長の辻 耀子(つじようこ)です。
さて。
「こうありたい!」という自分に近づく方法。
あるなら、知りたいですか?
今回は、「あなたの人生の『隠された秘宝』を見つけよう♪」というテーマです。
「そのために、イラッとさせる人を活用しよう」という提案です。
あなたが、もしも
「変わりたいのに、なかなか変われない…」
と感じている分野があるなら、
「欲しい人生」
「やりたい事」
「なりたい自分」
へと、どんどん近づき、のびのびと人生を進化させるための応援を込めた、提案です。
そのために、大切なことをまず一番に伝えます。
まず、「どうすればあの人を嫌わずにいられるか?」という事を、今だけ横へ置いてもらえますか?
(※「どうすればイラッとくる人と穏やかに接する事が出来るのか?について知りたいのに…」というかたへ。ごめんなさい!また後日、必ず書きますね!)
今日の内容は、
「相手に感謝しましょう。そしてその気持ちを手放しましょう。」
あるいは、
「あなたが変われば、相手も変わるのです」
というような、心理学や自己啓発本に書かれている内容とは、かなり違います。
また、
「相手とあなたは、どちらが正しいのか?あなたはどう考え、どう生きるべきか?」
というような説法でもありませんヨ〜。
───(前回の内容はこんな感じ。)───
実は、
「イラっと来た…という事は、あなたは相手に嫉妬しているのです」
と、前回書きました。
嫉妬…。
うわ〜〜、認めたくない!!!
嫌な気分ですよねぇ…!
イラッと来るだけでもイヤなのに、嫉妬だなんて。
プライドが許しませんっ!(苦笑)。
「くそっ、ムカつく…!」
と思うのは当然です。
でね、
あなたがそう思うのには、理由があります。
それは、この2つです。
1:「相手がそれを手に入れているから」
2:「自分がするべきじゃないと思っているルールを、相手は平気で破るから」
(=だから、ズルい人のように感じてしまうのです。)
…でも。
この、自分自身の心理のカラクリに気づいた人だけが、得られるモノがあります。
まさに、『隠された秘宝』です。
秘宝とは…、
あなたが真に
「欲しいもの」
「やりたい事」
「なりたい自分」です。
ついでに、あなたを縛っているルールも一緒に引っ張られて出てきます。
これこそが、
「変わりたいのに、色々やってるのに変われない…!」
という原因です。
つまり、この『ルール』に気づいた人だけが、呪縛から解き放たれます。
(逆に言えば、『ルール』に気付けない限り、ルールからの解放はありませんので、変わろうと頑張っても変われないのです。)
『ルール』に気付いた人には、
“自分の殻(=枠)から出て、自由になる”
という恩恵が待っています。
そして、のびのびと、
「こうありたい!」
という自分に近づけるのです。
「えっ、辻さん、それはどうやるの?」
「その方法は…?」
では、方法をお伝えしますね!
『ルール』を作ったのは自分だったことに気づこう
────(ここから、今回のお話)─────
★呪縛から解放される方法:
「こうありたい!」という自分に近づく方法は、とってもシンプルなんですヨ。
それは、
「そのルール(=呪縛)を作ったのは、ほかの誰かじゃなく、自分だったんだ…!」
と思い出すこと。
誰かが作ったわけじゃない。
誰かに命令された訳でもない。
ここに気づくことなんです。
たったこれだけなのですよ…!
あなたは、あなたが自分で作ったルールなのだから、堂々と自由に変更していいのです。
まさしく、ルール変更。
『自分憲法』の改訂ですっ!
★ここで重要事項!
「ルール」を嫌わないで、変更すること!
「こんなルールのせいで、自分の人生は苦しいものになった…!」
「このルールがあったから、なかなかやりたい事が見つからなかった…!」
という風に、ルールを忌々しく感じる人が多いものです。
けれども、ルールを嫌うと、
「変わりたいのに変われない」というところにハマるので、もったいないのですっ!
(多くの人が変われない理由は、ここにもあります。)
あなたが大昔に作ったルールは、あなた自身のキャラクター(性格)や価値観をも作っていきました。
「こういう風にあるべき」
「こういう風に生きるべき」と…。
けれどもこれらの『ルール』は、悪ではありません。
むしろ実は、当時のあなた自身が人生をうまく渡っていくために必要なものだったんです。
それに、とても大切なものでもあったんですよ。
なぜなら、あなたは過去、何度もそのルールに助けられてきたはずだからです。
そう、ルール(=常識)に…。
それがあったからこそ、あなたは幼少期と同じ失敗を繰り返さずに済んだのです。
あなたは常識を身につけるごとに、信頼を損なわずに済むようになったはずです。
そのルールを守ったからこそ、認められ、称賛されたのです。
けれども今、ここに来て、思わぬ弊害が。
そのルールは幼い頃のあなたを守り、成功させるのと同時に、今、大人になったあなたの心を知らず知らず縛りつけ、人生そのものをきゅうくつに…、とても生きづらくしているのです。
それはまるで、子供の頃着ていた洋服を、今も着ているようなものです。
今のあなたはもう、着替えるべき時が来ているのかも知れません。
ところが、やっかいなのは、『ルール』を自分自身で見つけるのは不可能に近い、という事なのです。
ルールはあまりにもあなた自身の性格・価値観とピッタリくっついているからなんですよ。
(だからこそ、ルールを見つけるために、「イラッとくる人に着眼する」いう方法は、最もカンタンで、便利な方法なんです。)
★オマケ
「でも辻さん、ルールを見つけても、カンタンに方向転換できません」
「ルールを破るのが怖くて出来ません」
そうなんです。
ほとんどの人が、『自分の憲法の改定』には非常に抵抗を感じるはずなのです。
もしもスムーズにルールを変更出来たなら、
私達はもっとカンタンに夢を叶え、なりたい自分に進化し、人生を満喫しているはずです。
けれども実際には、そのような人はほんのひと握り…。
ほとんどの人は、
「変わりたいのに、色々努力しているのに、なかなか変われない…」
思い通りにならない自分の人生にジレンマに陥っているのです。
そこで次回は、
「なぜルールを変えられないのか?」
の、心理のカラクリについて書いてみますねっ。
ついでに…。
あなたは間違いなく、人生を変えられる人ですよ。
あなたにはそれだけの能力があり、力も素質もあります。
これは気休めやお世辞じゃありませんからねっ。
なにしろ、そうでなければ、今この記事を読んでくれているわけがないのです。
(この心理の証明は、一泊二日の合宿セミナーでもやらないとダメなので、ここでは省きますがっ(苦笑)。)
ともあれ、今回も最後まで読んで下さり嬉しかったです。
また次回です…!(^^♪
今回のまとめ
あなたは、あなたが自分で作ったルールを、いつでも自由に変更できます。
自分の人生の主人公は、自分なのです。
by 辻 耀子(つじようこ)