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こころの時代、波に乗るには、愛の純度を上げる。

物質的には豊かになったけど、幸せを感じられない・・・

理事長の辻 耀子(つじようこ)です。

今回は、「これからはこんな時代だよ!」というテーマでお伝えします。

もうすでに、あなたが感じておられる事の「答え合わせ」のような内容かも知れません。

私は、『今こそ、自分の生き方を真剣に決める事』と『愛の純度を上げる事』の2つが、波に乗ってハッピーになるカギだと日々感じています。

愛、つながり、思いやり…。

それ以上に、ここ100年は「合理性、利便性、個人主義」が尊重されてきました。

その結果、物質的に非常に豊かになりました。

今、日本国内を見回せば、「屋根のないところでトイレをしなければならない」

という人や、「井戸の水さえ手に入らない。遠くの水たまりまで何キロも歩いて

水を汲みに行く日々」という人や「塩が手に入らず病気になる」という人は まずいません。

けれども、『衣食住』の不足が解消され、安全が手に入ると同時に、

『生きているという実感』が薄らぎ、『生きているだけで幸せ』という充足感が

感じられなくなりました。

(でも、それは当然の事なんです。動物に襲われる危険と隣り合わせで生きて

いる人は、「今日も動物に襲われなかった」という事で日々に感謝も出来ますが、

リスクが減るほど、「ただ生きている」という事に感謝を持てなくなるのは当然だと思いませんか?)

そして、リスクが減って便利になるにつれて、『愛』を感じるチャンスも減りました。

「あなたが生きていてよかった…!」

と、誰かから涙を流しながら言われる機会がほとんどないのです。

親子の会話に耳をそばだててみれば、

「何してるの、ゲームしてないで勉強しなさい!」

「うるさいわね、静かにしてよ!」

「お願いだからにんじんを食べてちょうだい」

…こんな、ウザい気分になる会話の何と多いことか。

このような環境の中で、みんなが「もっと幸せを感じたい」と渇望しています。

「自分の存在意義は?」

「自分は本当に、大切な人から愛されている?」

「自分って、いてもいなくても同じじゃない?」

「ああ…もう死んでしまおうかな、いっそ…」

…けれども、幸せを感じるための答えは、なかなか見つかりません。

こうして、「一体、これ以上何を努力すればいいんだろう?」

「本を読むと、幸せになりたいならあなたが変わりなさいと書いてある…、

でも、どう変わればいいんだろう?」

「感謝しなさいと言われて、頑張って感謝している…。でもそもそも、それって不自然じゃないの?無理やり感謝しているような感じ…。ホントはちっとも嬉しくない」

今までは、原因を『外』(=物質、他者)に探せばよかった。

けれども今は、答えが見つからず、余計に迷う…。

あるいは『内』(=自分)を見て落ち込む…、という悪循環にはまりつつある人が増えているのではないでしょうか。

行動よりも「意識」を変えよう

ここを切り抜ける鍵が、『愛の純度を上げる事』です。

「はぁ?」という感じかも知れませんが、ここから先は、「愛」を感じたり「愛」を持って何かを行なえる人が、どんどん笑顔と至福に包まれる時代です。

そういうエネルギーの流れになっているので、その流れに乗れば、さらにどんどん良くなる、楽しくなる、ウキウキ生きられるのです。

これは何も「ネガティブな事は口にするな」とか、ポジティブ思考で行こう、という話とは違います。

全く違うかもしれません!

「行動を変えるために努力する時代は終わった」

そして、「これからはどんな時代になりますか?」「どのように生きていくのがいいでしょうか?」と人に問われた時にも、そのように答えています。

でもこれはね、「何か行動を変える」という話ではないのですよ!

例えば、「ネガティブな事は口にしないようにしよう!」とかね。(行動を変える話ですよね。)

このような話ではないのです!

…いえ、もちろんネガティブな事ばかり口にしていると、物事はうまく行きづらいのは間違いないですが…。

コツは「ネガティブな事を口にするか?しないか?」じゃなく、「どんな気持ちで行なうか?」(=意識の問題)だけなのです。

分かります?この違い。(行動レベルか、意識レベルか。Doなのか、Beなのか。)

他の例えを出すと…。

「今、こういう風に言っておいたほうがトクだから、こう言っておこう」という人がいたとします。
これって、愛じゃなく打算ですよね。損得勘定が入っていますよね。

そうではなく、「こういう風に言ってあげたら相手はきっと励まされる。そして自分も気持ちがいい。だからこう言おう」というのであれば、打算じゃなく、愛なのです。

これ、たとえ行動は同じだとしても、『意識』(想い、感覚)は違いますよね。

これからはこういう時代ですね…。

ところで。
どうしても我々は、切羽詰っている時ほど「誰かからどうすればいいのかを聞きたい!」「正解が知りたい!」「誰か、こうすればいいよって教えて!」と願ってしまう生き物です。

そして、焦ったり弱ったりしている時ほど、「今は○○だよ、だから私の言う通りにしなさい」とハッキリ断言してくれる人の言葉にすがりたくなるし、全面的に信じたくなるものです。

(私だって、切羽詰れば「誰か正解を教えて!」という気分になりますから、よく分かりますよ〜!)

…でも…。
私たちって、弱っていたり苦しんでいる時ほど、相手の言葉を都合よく解釈してしまう生き物なんですよね。

だからこそ、それを逆手に取って商売にする人もいます。

(何だかそんな人が増えてきているようにも感じる今日この頃です。)

だからね、レイキを伝える私としては、「あの有名な○○さんが本で書いていたから、きっとこうなるんだ」と信じる人が増える世の中よりも、自分自身の感覚を信頼し、『時代のエネルギー』(=宇宙の流れ)を自分自身で感じ取れる人が増えてくれるといいな〜と思っているのです。

そして、ここからさらに、どんどん時代はそちらへ向かって行くと思っています♪