臼井式レイキのシンボルは合計4つです
理事長の辻 耀子(つじようこ)です。こんにちは!(^^♪
他のレイキスクールには、「レイキには5つ目のシンボルがあります!」という指導者がいます。
様々なスクールの指導者のかたが、そのように言ってます。
そして、(各自それぞれに違う)「5つめのシンボル・マントラ」をレイキセミナーで教え、伝授しています。
そのため、時折受講生さんから「レイキには5つ目のシンボルが存在するのですか?」と訊かれる事があります。
私は「いいえ、存在しませんよ」とお返事しています。
ちなみに、臼井式レイキのシンボルは合計4つです。
他スクールの指導者の方々は、このようにおっしゃっておられたりします。
「ある日、自分が臼井先生の霊魂とチャネリングしていたら、臼井先生からこういわれました。『21世紀に入ったら広く伝えて伝授しなさい』と。そこで、そのお告げの通りセミナーを開催し、5つ目のシンボルの伝授をしています」と。
(先ほどもお伝えしたように、このようにおっしゃる指導者はパラパラおり、各スクールごとにシンボル・マントラはさまざまです。)
中には、5つめどころか、50個も60個もシンボルを伝授しているスクールもあります。
(もちろん、伝授してもらうには、受講生さんはセミナー費用を支払う必要があります。)
そんなわけで、当協会にもお問い合わせがパラパラ届くわけですね。
(他スクールで学んだかたや、ウェブ検索で「五つめのシンボル」の存在を見つけたかたからも問い合わせを頂きます。)
そして私からの回答は、いつも同じです。
「第5シンボルは、存在しません」
「存在するとすれば、それはもう、臼井式レイキとは別の、違うエネルギーワークです」
5つめのシンボルが欲しい方は、他スクールで伝授してもらえばいい
…というわけで。
この疑問ね、もしも私がレイキを学びたての頃ならば、私も「え??どういう事??」と翻弄されて、戸惑ったことでしょう。
訳が分かりませんもの。
けれども、25年も毎日レイキや波動の世界に身を置いているとね、さすがに「波動」やエネルギーについては、細やかなところまで違いが分かるようになりました。
そんな今の私は、ハッキリ言えます。
「レイキのシンボルは、合計4つで完成。5つめは必要ない。」
4つめのシンボルは『アチューンメント講座・上級』で伝授します。
これにより、宇宙根源的な原初の生命力(エネルギー)・レイキと、極限まで微細に…繊細に波動共鳴(チューニング)出来る状態が作られます。
(※この認識、確証については、ご自身が長期間波動の世界に触れ、エネルギーに対して細やかに…より細やかに、微細なレベルで差異を感知できる領域に達した時に「ああ、ホントだ」「これ以上のものは必要ない、だってこれがカンペキだから」というような納得感を得られる事でしょう。)
つまり何が言いたいのかと言うと、新米の頃の私は、今ほど波動(目に見えないエネルギー)の差異が見抜けなかったため、レイキの先輩が「ここの場所はエネルギーがいいね、波動が高いね」と言えば「そうなのか」と思い、「ここはイマイチ」と言えば「そうなんだ」と信じ込んでいました。
が、だんだん自分自身の、『波動の差異を見抜く力』が高まってくるにつれ、「あれ~?先輩が言ってたのは違うんじゃ?」と思う事も増えたのです。
例えば多くの人が「あそこのパワースポットはスゴイ!」と絶賛していても、「確かにエネルギーは強いが、質はよくない、整っていない」とか、「あそこの神社は、祀っている神と、放っているエネルギーが違う…。つまり、そもそもは別の神が祀られており、何か事情があって、途中で別の神様の神社という事にされたのか…」という事が分かったりするようになりました。
もちろん「辻さん、それって単なるあなたの感覚の話じゃないの?どこに根拠があるんですか?どうやってそれを証明します?」と問われれば、私にも証明する方法はないわけです。
なので、今日ここに書いている事については、「信じるも信じないも、あなた次第です」というところに結局いきつくわけですよ(笑)。
ですので私のスタンスとしては、「5つめのシンボルが欲しい方は、他スクールで伝授してもらえばいいと思います」という感じです。
この世には、本物・ニセモノが混在し、中には「本当に臼井先生からチャネリングで授かった」という誠実なレイキ指導者のかたもいるかもしれません。
あるいは、「ファティマ第三の予言や、アインシュタインの遺言のように、5つめのシンボルがあるって言ったら面白がられるかもしれない。そして、特別に5つめのシンボルをアチューンメントしますよ、と言えばお金を払って受講に来てくれる人もいるかも♪ うししっ♪」という事を思いついて、賢いビジネスとして5つめのシンボルを考案し、「よーし!この調子で6つめも!7つめも…!」とエスカレートした指導者もいるかもしれません。
いずれにせよ、ニセモノも含め、この三次元の地球にはエンターテイメントが溢れています。
そして、それをどう楽しむかは、各自の自由裁量の領域です。
(ここに、『いい悪い、正しい間違い、こうあるべき…』という考えや価値観、正義を持ち込む事も、ましてやその議論も、私は不要だと考えます。)
というわけで、私は5つめのシンボルを面白がることは出来ない人間ですが(笑)、面白がって受講するかたは、それでOKだと思うのです。
また、その第5シンボルを伝授するレイキ指導者のかたと波動共鳴したのだ、とも言えるので、それはそれできっと楽しい受講時間になるのではないでしょうか。
(もしも仮に、その5つめのシンボルがインチキだとしても、使用による悪影響も出ないでしょう。単に「何も起こらない」だけでしょうしね。)
レイキと波長合わせすることが何よりも大事
ただ、最後にお伝えしたいのは…。
結局は、シンボルは「使う我々の意識の問題」とも言えるのです。
シンボルを、便利な家電製品だとすると…。
そもそも電気が通ってない部屋で、コンセントがなければその製品は動いてくれません。
(ネット環境がない部屋で、ネットするのと同じようなイメージです。何となく伝わります?)
うまくレイキ波動と繋がる(=波動共鳴する、波長を合わせる)という事が上手に出来なければ、第1~第4シンボルも使いこなせませんし、ましてや第5も、第50番目のシンボルも、「山奥の、電気の通っていない家の中にある、家電製品」なのです。
つまり、レイキの振動数とうまく波長合わせが出来る状態になる事が何より大切な基本であり、上達してくればおのずと「ああ、第4シンボルは最高周波数と究極的に微細なレベルまで波動共鳴がおこなえるなぁ」と理解・納得できるはずなのです。
つまり、今の私に言わせれば、「第5シンボル」を伝授している指導者のかたは、「レイキとは違う周波数帯のエネルギーと共振・共鳴しておられる」という事なのではないか?と推測します。
(※あくまでも「推測」とつけておきますよ。もしかしたら、そうじゃないかたもおられるかも知れません。まだお会いした事はないですが。)
そもそも100年以上前、日本伝統式レイキ(海外に出る前のレイキ)では、臼井氏がお弟子さんを見て、
「初心者の人たちは最初から上手に波長合わせが出来ないなぁ。どうすればいいかなぁ」
と思案し、
その後、
「…おお!そうだ、ひらめいた!便利な『補助ツール』を用意しよう!」
と思い付き、編み出されたものです。
つまりシンボルは『便利な初心者向けの補助道具』だったのです。
(レイキエネルギーを、目的別に上手に性質加工するための補助道具です。)
(※これが、戦後に海外で広まるうちに、意味が変わって『補助道具』ではなくなっていきました。)
ともあれ、宇宙根源の、無から有(宇宙)を生み出す原初の高次元エネルギー。
宇宙を構成する、原初のエネルギー。
それを、大昔の日本人は「レイキ」と名付けたのです。
その『宇宙で最も調和のとれた、万物を生み出す元となる根源的・高次元エネルギーであるレイキ』と究極的に繋がり、非常に微細なレベルで瞬時に波長を合わせるには、第4シンボルがあれば十分です。
この事は、ご自身が綺麗にレイキ波動とチューニングし、繋がれた時に、体感覚的な確信を伴って、認識することが可能でしょう。
(そのはずです!そのはずですよ…ね???)
だから当協会が伝授するのは、第4シンボルまでです。
このシンボルがあれば、初心者でも理想的に、レイキエネルギーと繋がる事が出来ますヨ。
今回のまとめ
臼井式レイキには、第4シンボルまでしか存在しません。
またそれで過不足なく究極的・理想的な波長合わせが可能です。
by 辻 耀子(つじようこ)