理事長の辻 耀子(つじようこ)です!(^^♪
前回のQ&Aでは、レイキのアチューンメントとは一体何なのか? 何が行われているのか?という『回答が難しい質問』に答えてみました。
今回も、難易度の高いご質問に答えてみようと思います。
ご質問は、こちらです!
(Yさんより(東京))
Q:「エネルギーの出入り口は身体に多数ある中、何故、レイキでは、主に頭頂の回路(出入り口)を重視されるのでしょうか。」
この疑問は、熱心に取り組んでおられると、出てくるものだよなぁ~と感じました!
(そして、この熱心さが嬉しいです…! 意欲が心強くもあります♪)
今回も、出来るだけ誠実にお伝えさせて頂きますネ。
楽しみながら読んでもらえると嬉しいです
では、行ってみましょう!(^^♪
◆Q:「エネルギーの出入り口は身体に多数ある中、何故、レイキでは、主に頭頂の回路(出入り口)を重視されるのでしょうか。」
A:(辻 耀子より)
今からお伝えする回答は、『私自身の体験・体感』からの回答となります。
つまり主観的な話になってしまいます事、予めご了承くださいネ。
レイキ・エネルギーは、他のエネルギー出入り口(チャクラ)よりも頭頂のチャクラからの出入りをとくに強く感じるのですよ。
(ちなみに当協会の講師や受講生のかたも、同様に訴えられるかたが多いです。)
少し話が変わりますが、100年前の大正時代、臼井式レイキの創始者・臼井先生は、レイキ療法所を開院した直後の頃、患者さんに対するレイキ療法(ヒーリング)については、「座って頂き、頭頂を中心に、患者さんのヒビキが消えるまで手当てする」という手法で行なっておられました。
これは、後に臼井先生が(臼井先生の後を継いだ)林先生と共に「基本12ポジション(全身)への手当て」を生み出す前の段階の話です。
なぜ「頭部中心に…」とおっしゃっていたのか、その理由は分かりません。
(もしかしたら、臼井先生以前から日本各地に存在していたレイキ療法のヒーラーさん達が、そのような方法で手当てを行なっていたからかもしれません。)
そして21世紀の現在、私が脳科学や量子力学(波動療法、波動医療)などの書籍や学術研究論文等を参考に推察してみると、これはある意味、とても理にかなっているように感じます。
というのも、我々の意識状態によって、脳から発する「脳波」の周波数は常に変化するからです。
脳波の正体は電波であり、周波数はヘルツで表されますが、ご存じのとおり、脳波は我々の心身健康と密接に関わっています。
・深い睡眠状態のデルタ波
・瞑想やまどろみ状態のシータ波
・ほどよいリラックスと緊張(集中)のバランスが取れたアルファ波
・仕事や獲物を狩る時の、緊張状態であるベータ波
・イライラや強い怖れ、怒りの状態であるガンマ波
…などに分類されます。
現代人の多くは、起きて仕事をしている間、脳波が『仕事や獲物を狩る時の、緊張状態であるベータ波』の周波数である事が分かっています。
この時間が長すぎると、1日の中で『交感神経優位』の時間が長く偏りすぎて、夜間の睡眠の質が落ちやすく、「朝起きても重だるい」「体調不良、頭痛やめまい、耳鳴りがする」「日中、集中力に欠ける」などの弊害が起こりやすくなります。
これを自律神経失調状態と言いますね。
また、この脳波状態の時、脳内では、ノルアドレナリンという脳内神経伝達物質を始め、体調にとってよくない影響を与えるコルチゾール等も分泌されやすい状態となるのです。
つまり、自律神経の乱れが心の不調、身体の不調、睡眠の質の低下(不眠)を招き、悪循環に陥るとやがて本格的な病気を発症する…というメカニズムです。
レイキ・エネルギーを頭部に流していくと、(初心者が行なってもおよそ20分を過ぎた辺りから)脳波に変化が見られます。
(これは、欧米各国の大学病院や、日本国内でも医学的な統計データが集められています。)
脳波はベータ波から『ほどよいリラックスと緊張(集中)のバランスが取れたアルファ波』へ。
脳内では、主にセロトニンを中心とした、「癒しと覚醒の脳内ホルモン」と呼ばれる脳内神経伝達物質が分泌され、その結果、自律神経は『副交感神経優位』に。
身体の余分な筋肉がリラックスし、脳の緊張や萎縮がほどけ、全身の血流は改善し、体感としては「露天風呂に長く浸かった時のような、心地よいけだるさ」に包まれます。
脳から雑念が消え、忙しく思考していた脳もスッキリとしてきます。あるいは、『深い瞑想状態の時のようなシータ波』になる事もあれば、逆に『ミッドアルファ波』といって、爽快な集中状態…つまり、脳がスッキリと冴えるような感覚になることもあります。
(これは、その時のクライアントさんの体調によって変わります。さほど疲労していない人はスッキリと。疲れがたまっておられる人はまどろみのシータ波、もしくはそれを通り越してデルタ波へ。そのかたにとって必要・最適な事が起こり、心身は浄化され、整います。レイキ(=気)のめぐりが向上することにより、血流、リンパの滞りもほぐれ、結果的に心身健康の好循環の流れが生み出されます。)
今お伝えしたような内容は、もちろん大正時代やそれ以前の時代、民間療法としてレイキ療法が活用されていた長い歴史の中では、解明されてこなかった事です。
けれどもおそらく、レイキの使い手であるヒーラーさん達は、体験・体感から「頭部への手当は、いかなる疾患や症状にも効果的」という事を知っていたのではないでしょうか。
これが、私が考える回答です。
今回の内容、いかがでしたか?
スッキリ&さらにワクワクして頂けたら嬉しいなぁ~~♪と思います!
では、どうぞこの後もあなたにとっておだやかな一日でありますように…。
つじようこ より
今回のまとめ
「頭部の意識波動(=フォトン)が、私たちの心身健康の決め手と言っても過言ではありません。運動、食事、睡眠など『体力へのアプローチ』の分野と並び、『気力へのアプローチ』がレイキ療法です。さらなる好循環の流れに乗っていきましょう!」
by 辻 耀子