こんにちは、理事長の辻耀子(つじようこ)です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
厳密に言えば「レイキを身体に取り入れている」のではない
「レイキのエネルギーってなぜ頭頂から入ってくるんですか?」
というお問い合わせを、時々頂きます。
そこで今回は、私の見解を…♪
私がレイキ初心者だった頃、「レイキエネルギーは主に頭頂から入ってくる」と学びました。
その後、練習を積むうちに、エネルギーをだんだん細かく感じられるようになってきました。
すると…。
「ん??」
その時に思ったのは、「レイキのエネルギー(周波数)って、私の第7チャクラ…さらにはそのもっと上のほう(身体の外、頭よりも上のほう)に共鳴しているよなぁ」ということだったんです。
それからは、「レイキのエネルギーって、本当に頭頂から入ってきてるのかな?」と首をかしげるようになりました。
ちなみに、チャクラというのは、古代インド・サンスクリット語で、『身体にあるエネルギーの出入り口』のことです。
(チャクラ以外からもエネルギーは出入りしていますが、大きな出入口と考えていいと思います。)
第1チャクラから第7チャクラまで7箇所ある、という説がインドのヨガ哲学では最もポピュラーな説です。
そして、頭頂は第7チャクラです。
レイキは、主にこの第7チャクラから入る、と言われています。
当協会でも、レイキのアチューンメント講座の最中、『レイキエネルギーを体内に摂り入れる誘導』を行なう際、講師の人たちは「頭頂からレイキのエネルギーが入ってくるのをイメージして下さい…」と言ったりしています。
実は、厳密な事を言えば、真実は違います。
この「頭頂からレイキのエネルギーが入ってくるのをイメージして下さい…」という誘導表現は、初心者向けの表現です。
そう。便宜上『頭頂からレイキのエネルギーが入ってくる…』と表現しているだけなのです。
上級者向けだと、違う伝え方になります。
「え??辻さん、上級者向けだと一体…」
そうそう。そう思われたでしょう?
初心者から、中級者になった頃の私も、「ん??? ホントに頭頂チャクラからレイキは流れ込んできてるの??」と疑問に思ったわけですよ。
でね、オタクな私は色々、色々、色々、色々…仮説を立てながら、情報を集めました。
今現在の私は、以下のように理解しています。
私たちの身体は、実は本質的には『光の波』(エネルギー)なのです。
この肌や細胞をミクロにミクロに…どんどん小さく見ていくと…、原子、原子核、陽子・中性子…そして素粒子レベルまでいくのですが、そこまで行けば『光のエネルギー体』と言えるのです。
そう、これは量子物理学の世界です。
そして、『体内にレイキのエネルギーを取り入れる』というのは、実は便宜上そのように伝えているだけであり、実際のところ、私たちは『身体』という物体に『レイキ』というエネルギーを入れているのではありません。
私たちの身体を構成している光の波の波長や周波数を、体の外側(外界・自然界)にある、非常に調和の取れた『レイキ』というエネルギーの周波数に合わせていきます。
すると、それがうまくいけば、波動共鳴が起こるのです。
まさしく、自分と外界(自然界・そこに拡がっている宇宙)との『波』が共振・共鳴するのです。
上級(3rdレベル)まで行くと、一体化に近い状態にまで自分自身を持っていく事が可能です。
その時に、自分自身を構成している光の波の振動数が、最高に理想的な…細やかで整った振動数になるわけです。
また、私たちの身体を巡るエネルギーは地球の磁場の影響も受けています。
そのため流れには方向性があり、トーラス状に循環しています。
そのトーラス状の流れは、頭頂から身体の周囲を囲うように流れ下方へ…。
そして下方から身体の中心軸を通り、上方へ…。
このような流れです。
(時々、突然流れが逆になったりもするのですが、おおむね一定方向です。)
レイキは頭部中心に行った方がいい理由
さて。
話が分からなくなってきた人もいるかと思いますが(笑)、オタク的な話はもう少し続きます。
エネルギーの流れ的に言えば、レイキエネルギー…つまり外界や宇宙にある、調和の取れた生命力のエネルギーは、我々が意識的に『周波数合わせをしよう』とする事により、共振共鳴します。
この時、頭部…主に頭頂当たりから共振共鳴するので、頭頂にヒビキを感じることがあるのです。
(私の場合は、頭頂にメントール系のスースーするクリームを塗った時のような、涼しさを感じます。)
そして…。
厳密に言えば、頭頂に『物質的な出入口』が存在しているわけではなく、エネルギーの震え(振動)が共鳴しているだけなので、何かが入ってきているわけではないのです。
これが、『レイキと繋がった状態』です。
そしてやがて、頭部の共振が、徐々に全身へと降りていきます。
(※我々の身体エネルギーの振動数は、頭部と、それ以外の部分で、それぞれ振動数が違います。)
(そう、レイキの周波数は決して第1チャクラの周波数ではないのです。だから、共振共鳴は頭部・第7チャクラのほうから起こります。)
20分もすれば、初心者のかたでも、徐々に身体の下の方へ…。
額、首、胸、みぞおち、肚、下腹(丹田)…という風に、下肢まで共振の波紋が広がり、降りていくのです。
やがて、私たちの全身が『大宇宙の生命力エネルギー・レイキ』と共振します。
これが「レイキに満たされた」という感覚です。
話が少しそれますが、初心者からやや上達したレベルの頃の私が「あれ??レイキのエネルギーを、自分の頭頂よりも上の方に感じる…、そんな気がする…」と思っていたのは、ビンゴです。
厳密な事を言えば、私が『私』と思っている肉体の端っこは頭頂ですが、実際にはその先のオーラの部分にも、私のエネルギーの波紋は広がっており、私の身体はこの肉体の、目に見える部分で終わりではないからです。
だから、私は頭頂よりもさらに上の方で、先に『大自然にある生命力エネルギー・レイキ』と共振し始めた時に、その共振の始まりを感じていたのです。
というわけで。
ものすごくマニアックな話になっちゃいましたね(苦笑)。
でも、今の時代はレイキを学ぶ方々も知識が豊富で、このような内容を「ああ~何となく納得できたわ」と思われる方も随分増えているんじゃないでしょうか。
では、今回はさらにここから発展して。
100年前、臼井式レイキの創始者・臼井先生は、ご存命の頃「レイキ療法を行なう時には、(直接であれ、遠隔ヒーリングの時であれ)頭部中心に行なうのがいいよ」と指導しておられました。
この事も、私には長年ナゾでしたが、ある時、こんな事を知りました。
スタンフォード大学出身者は、ノーベル賞受賞を含め、多くの「天才」を生んでいると言われています。(他の一流大学よりも多いんです。)
不思議でしょう?
実はスタンフォード大学では、大学の授業のスタート前に、学生達に向けてある事を行なっているそうなのです。
それは、10分ほどのエクササイズです。
「ゆったりとした呼吸をしながら、額と後頭部に手を当てて、頭の中心部にビームを送ろう」…こんな内容の、ゲームめいたエクササイズ(瞑想)です。
これが「天才脳」に繋がっているのではないか?というのが、近年脳科学者達の学術論文などで、発表されるようになりました。
間脳・松果体(頭の中心部)の振動数(波動)が、意識波動によって整うことにより、「天才性の発揮」や「セロトニンやβエンドルフィンの分泌」がある事。
ここには「脳内ホルモン」と呼ばれる神経伝達物質の分泌や、脳波(人間の意識波動が出している電磁波のうちの、電波周波数)が関係していると思われます。
もちろん、100年前の大正時代には、これらの事は発見されていなかったのですが、臼井先生は何となく直感的に理解しておられたんでしょう…。
そんな風に、私は推測しています。
(ちなみに…。セロトニンの分泌=至福感・覚醒・俯瞰状態・客観視・直観・虫の知らせ・感受性・脳波の調整。)
↑
これって、まるで臼井先生がお弟子さん達と目指した、『安心立命の境地』じゃないですか…!
そんなわけで。
私もまだまだ、この分野は研究中なのですが…。
そして、出来ることならば科学や医学の方面から、納得したい自分がいるのですが。
今回の私の見解を読んで頂くだけでも、「なるほど…ありかも」と納得されるかたもいると思います。
ともあれ、レイキを活用し、まずは意識を整えていきましょう♪
怖れ、心配、不安、後悔、怒り…。
これらを一時期横へ置く。
それが上手に出来るようになると、人生ラクですよ…♪
そのための、非常にシンプルな技法を教えているのが、当協会です。
結果的に、身体も整ってきます♪
平熱は上がり、免疫力(ウィルスと闘う力)は増し、睡眠の質が上がります。
その結果、血液はさらさらに。リンパのむくみも取れてウェストや足首もスッキリ。
病気予防になります。
活用しない手はないのです…!(^^♪
当協会で学んだかたも、他スクールで学んだかたも、レイキファミリーとしてゆるーく繋がっていきましょう。
オンラインや、会場での練習会へ、ぜひお越し下さいナ♪
使いこなせるようになると、本当に色々変わってきますよ…!(^^♪
これからも応援していきます。
辻 耀子より
まとめ
レイキは頭頂から入ってくる、と考えるほうがうまく行く人はそれでバッチリ!もっと深いメカニズムが知りたい人は量子物理学を。使いこなせた先に待つ恩恵はとんでもなく大きいです…♪