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効果の出るヒーリングのコツ・その3 正体を知り、効果を上げよう!

こんにちは、辻耀子(つじようこ)です。(^o^)

感想、よろこびの声も、多数頂けて嬉しいです!有難うございます…!

でも、逆に

「まだ、今ひとつやれる自信がない…」

「ううむ、まだけっこう難しいと感じるぞ…」

というかたも、きっとおられるのではないでしょうか?

なので今回も「効果を出すポイントは?」などを交え、順を追ってお伝えしますネ。

(「わっ!それ知りたかった!」という人いるかな?だといいな~♪)

怒りや心配は思いやりが深いからこそ出てくる

さて。前回の復習から…。

効果の出るヒーリングのコツ・その2 効果が出ないときは●●を疑え

どうやら『手当て療法』やヒーリングには「効果の上がるコツ」が存在します。

そして、ヒーリングの効果が著しく下がってしまう原因は、レイキ講座でも強くお伝えしている通り、「治って欲しい!どうか良くなって欲しい!」と念じる『気持ちの強さ』であるとか、『心配する気持ち』にあります。

ディーパック・チョプラ博士が告げています。

ヒーリング中や誰かの幸せや健康を祈っている最中に、『祈り波動』(つまりヒーリング波動)と一緒に、『心配波動』を出してしまうと、効果が落ちるのだ、と。

「がが~ん!な、なに~っ?!(ショック…!)」

そうなんです。

「治そう、という気持ち」、「良くなって欲しい」と願う気持ちは、非常に尊いものです。

…が!

ここに『心配する気持ち』が混ざると、ヒーリングの効果が格段に下がるのです。

「そう言われても辻さん…、大切な人が病気やケガなどで苦しんでいる時、心配するなというほうが無理ですよ…!」

そう。

そうなんですよね、ものすごーくよくわかります。

親しい人、大切な人ほど、「良くなって欲しい…!どうか、どうか…!」と、必死になってしまう。

それは、人間のサガというもの。

この『愛』からくる心配を止められません。

私たちは誰かへの愛がある限り、愛の裏表で心配してしまう生き物なんですよね…。

つまり、ここで矛盾とジレンマが生まれますよね。

「大切な人にこそ、良くなって欲しい。つらさが和らいで欲しい。けれども、その気持ちを消さないとヒーリングの効果が上がらない…。」

ならば、どうすればいいというんでしょうか。

「ヒーリングの効果を上げるには、冷たい人間にならないといけないの?」

これって、おかしいですよね…、どう考えても…!

「そうなんですよ、辻さん。レイキの上級に行くと、臼井先生の『五戒』を学びますが…。あそこにも『怒るな、心配すな、…』と出てきます。とは言え『怒るな、心配すな』と言われても…。無理なんです~!」

「大切な人が病気になったりつらそうだったら、何でこの人がこんな目に!と腹が立ってしまうし、このまま治らなかったらどうしよう…、と心配してしまうんです!」

「自分がつらい目にあった時も、腹が立つやら情けないやら…落ち込みます。しかも、もしも大病したら…どんどん悪くなったらどうしよう…、と心配せずにいられません!」」

多くのレイキ実践者のかたや、ヒーラーのかたが、ここで悩み苦しみます。

助けてあげたいと思う人が、親しい人であればあるほど、悔しいようなやりきれなさがこみ上げますよね…。

そこで私は、あなたにこんな提案をしたいのですよ。

『怒り』『心配』…。

その気持ちを「ダメだ!」「ああ、また心配してしまった!」と責める前に、怒りや心配の正体を、そ~っと覗いてみて欲しいのです。

あなたの胸の内にある、そのモヤモヤする気持ち。

『怒り』や『心配』の正体…。

それもまた、愛、まごころ、優しさ、思いやり。

このような種類の気持ちが元になっているのではありませんか?

そうすると、どう考えても「相手(や自分)の幸せを願うあまりに、怒りや心配が出てきてしまう」のですよ。

だからこそ「このままだったらどうしよう、さらに悪くなったらどうしよう」という不安や焦りが襲ってくるのです。

それは、あなたの優しい気持ち、愛。

怒りや心配の源泉は愛だったり、思いやりです。

相手(や自分)に「どうか良くなって…!」と願う心。

それは、素晴らしいものですよ。

それって、全然ダメなものじゃないですよ…!!

非常に尊い、素晴らしいものですよね…?

そう思いませんか。

確かに、私や当協会の講師のみんなは「レイキ療法(ヒーリング)のコツはエゴを横へ置くこと」と、常々お伝えしています。

創始者の臼井先生も、「今日だけは怒るな、心配すな、感謝して…」とをすっぱくして伝えていたはずです。

つまり、これらの言葉を聞くと、「ああ、心配してしまう自分はダメなんだ…」と落ち込んだり、自信を失い、自己卑下をしてしまう人がいます。

けれども、ここ、誤解しないで欲しいのですよ…!

あなたは、優しい人だからこそ心配するんです!

あなたは、思いやりが深い人だからこそ、怒りや焦りが出てきてしまうのです…!

でも、自分を卑下する必要なんて全然ないのです!

自信を失わないでください。

あなたのその優しさ、思いやり。

それがあるほうが、ずっとずっといいに決まっているのです…!

でね、その上で、敢えて難しいことにトライしてもらいたいのですよ。

それが、レイキ療法を行なう最中だけは、この『心配』を横へ置いて欲しい、ということに繋がるのです。

なお、これは「四六時中ずっと、大切な人の事を心配してはいけません!」という話とは全く違います。

逆に、「心配するあなたはレイキ実践者としては、落第生です。怒りがこみ上げるようなあなたは、ダメな人なのです!」という話でもありません。

むしろ私や講師陣は、誰かの事を心配したり、誰かのつらさを嘆き、思わず宇宙や運命に向かって怒ってしまう人の気持ちこそ、大切だと思っています。

誰もがもしも、その人のつらさに無関心だったなら…。

誰もがもしも、その人のつらさに対して、いたわりを感じないなら…。

そんな世の中って、寂しすぎますよ…。

あなたがもしもつらい時、周囲の誰ひとりとして心配もいたわりもなく、みんなが自分の事ばかりに一生懸命で、あなたのつらさを見ようともしてくれなかったら…?

あなたは孤独の中、たった独りで生き続ける事になる。

そんな人生に、意味や意義やよろこびがあります?

たとえつらい状況が変わらないとしても、誰かがあなたの頑張りに気づいてくれていて、気にかけてくれている。

そのことが実感出来るだけで、勇気を出せたりしませんか。

実は人生の幸せやよろこびって、『結果』じゃないんですよね…。

「病気だったら不幸、治れば幸せ」ではない。

「病気である自分に、誰かが応援を贈ってくれている。真剣に自分の幸せを願ってくれている人がいる。自分のつらさを一緒に嘆いてくれる人がいる。」

…この、『心の中で、手をつないでくれている人がいる』事こそ、「ああ、有難い…、人生ってまんざらじゃない」と思えるポイントだと思いませんか。

たとえもしも、私がこのような境地で、最終的に病気で亡くなったとしても、それでも私はおそらく、しあわせだと思うのです。

なぜなら、誰かの愛や思いやりを実感した時に、ハートに温かいものが満ちてきて、それこそが『人生で欲しいもの』だからです。

孤独で、誰からも関心を持ってもらえず、ただし元気で生きる…。

もしもそんな人生だったなら、私は味気なさしか感じることが出来ないと思う。

幸せを感じることが出来ないと思う。

…もちろん、誰も私の病気やつらさを肩代わりしてくれません。

(誰かのつらさや病気を肩代わりすることは、したくても不可能ですもんね…。)

けれども、それでも分かろうとしてくれる、思いやってくれる、せを願ってくれる…。

もしもそれがあったなら、人生がたとえ今つらくても、乗り越える力も湧いてくるというものです…!

怒りや心配は排除せず、一時的に横に置く

…とまあ、ついつい熱く書いてしまいましたが…。

この事こそが、ヒーリングの結果や効果を出す以前に、最も大切な事なんですよね…!

最も尊いのは、あなたのまごころ、思いやり、優しさ。

…だから、そこを源泉として生まれてくる『怒り』や『心配』でさえ、私は尊いと思うのです。

この怒り、心配、排除しようとしないで下さい。

「ああ、私はこんなにも、その人を愛してるんだな…」って気づいておくことって、素晴らしいと思うのですよ。

でね、その上で、敢えて…今日のテーマは『ヒーリングの効果を上げること』ですから、そこに話を戻します。

「辻さん、愛と思いやり、優しさ。そこから来る怒りや心配の気持ち。それは悪いものじゃないんですね…?むしろ誇れるものなんですね?」

そうなんです!

その上でね、

「でも、もしもヒーリングの効果を上げたいなら…。上達したいなら、コツがあるよ?」

「ヒーリングの最中だけ、その時だけでいいから『怒り』や『心配』を横へおくといいよ?」

という話なんですネ。

(ホントに、『横へ置く』という感じですよ。一時的にポン、と。)

では、なぜ『心配』をポン、と横へ置くと、ヒーリングの効果が非常に上がるのでしょうね?

次回は、そのあたりを書いてみます♪


★今日のまとめ:

ヒーリングの落とし穴・その2。

『心配』する気持ち”を否定しないで下さい。

そこをなくしたら、意味がないのです…!

それこそ、あなたが持っている愛、やさしさなのですから。

とにかく、やみくもに「心配しないぞ、絶対心配しないぞ!…ああっ、また心配しちゃった!自分はダメだなぁ~、もうっ」という風に『心配』と格闘したり、「心配する自分ってホントダメだ~」と自分を責めるのは、一番もったいない、っていことですね!

(これは、ヒーリング以外にも、人生全般、よくなりたい全ての事柄にも当てはめてもらうと有効ですよ♪)
(例えば「子供が勉強しないから心配」「家計が心配」「恋愛がうまくいくか心配」などなど…。)

ではでは~!

今日はここまでです~!

今回も最後まで読んで下さり、嬉しかったです!(^-^)

次回も頑張って書きます~♪ よければ読んで下さいネ!(^-^)

では、今日もあなたやあなたの大切な人にとって、いい日でありますように。

レイキは、使わなければ受講していない時とほぼ同じ状態のまま、特にこれといった変化は起こらないですが、逆に楽しく活用するほど、最適な変化が起こり始めますヨ~♪

ここからさらに幸せないい波に乗っていけますよ♪ お楽しみに!


最後のまとめ

「『怒り』や『心配』の正体を見破り、その尊さを噛み締めて下さいネ。正体は、あなたの愛、優しさ、思いやりです。」

by; 辻 耀子