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「キュンキュンエネルギー」の正体は何なのか?

こんにちは!

理事長の辻 耀子(つじようこ)です♪

今回のQ&Aは、「キュンキュンエネルギーについて」という興味深い内容です!

(「オンラインサロン・レイキスタ」の交流掲示板から、匿名でご紹介させて頂きます。)

自律神経がキュンキュンエネルギーのカギ

Q:「こんにちは!いつもお世話になります。

レイキというよりエネルギーについてなのですが、質問させてください。

先日、気が上にあがったのでグラウンディングをしてさげました。

まあまあ下がったようですが、まだ体が疲れていたので横になり、韓流ドラマをみました。

そこで、凄くキュンキュンするシーンになり❤、あっという間に、気が上がるのを感じました。(プラスの方向へ。)

普段、(オーラの形が理想形とは逆の)きのこの山の形になった時のゼーゼーする感じではなく、とても心地よくなりました。

下がりきっていなかった気が下がったというか、全く違うもので覆われてわからなくなったような感じです。

このキュンキュンのエネルギーの正体は何なんでしょうか??

グラウンディングにプラスしてこの❤️(キュンキュンの)エネルギーを使いこなせたら、最強のような気がします。どうぞよろしくお願いします。」

A:(辻 耀子より)

読みました。

おお~~、なるほど、なるほど。

キュンキュンって、ホントキュンキュンとしか表現ができないですよね…!(笑)。

「胸がたかなるさま」とか。

辞書的な表現だとそんな感じかな?(笑)。うははっ

さてさて。

私は医学オタクでもあります。

しかも東洋医学と西洋医学、どっちもオタクです。

(こういう人は、案外少ない!(笑)。だいたい、どっちかが好きでどっちかを嫌ったりバカにしてたりする人が多いのです。)

で。今回のキュンキュンエネルギーの原理について、私なりに考えてみました。

結局私が思うに、「自律神経」がカギなんですよ。

東洋医学の「気」「経絡」というのは、要は西洋医学で言えば「自律神経の伝達」の話だな、って私は推察しています。

(両者は同じ話をしているとしか思えないんです。)

そして。ご存じの通り「気」には「気分」も含まれるように、東洋医学では、体調以外に精神面の事も重視します。

気分や感情、精神状態は、「気の流れ」と関連しており、気の流れが良好な人というのは「自律神経が整っている」わけですよ。

じゃあ、自律神経が整っている、というのはどういう事?という事を今一度一緒に確認したいわけですが…。

ここで登場するのが、相談者さんも書いて下さっていた通り、「脳内神経伝達物質(=脳内ホルモン)」なんです。

適切な場面で、適切な脳内ホルモンが、適量 分泌される状態を、「自律神経が整っている状態」というわけです。

なので、

・仕事に行ったら「よっしゃ!やるぞ!」というホルモン。

・恐怖を感じたら、恐怖に耐えるためのホルモン。

・何もない時には「穏やか、ゴキゲン」なホルモン。

・夜になって眠くなってきたら「リラックス」なホルモン。

・体にいいものや大好物食べたら「至福~~♪」っていうホルモン。

…こんな感じなんですよね♪

ところが昨今の現代人には、自律神経失調気味の人が多いです…。

たとえば、「よし!ここで気合いッ!!」という場面で違うホルモンが出てしまう…。

「こわい~」とか「はい、リラックス~」とか。(それが出たら困るのに!!)

たとえば、「夜になった、早く寝よう♪」という場面で、違うホルモンが出てしまう…。

「よっしゃ!今から仕事!!」とか「エキサイティング!」とか。(これじゃ寝られないよ~!)

これが、「自律神経失調」の状態の我々の体内で起こっている事です。

自律神経失調になる理由トップ5(独断)

じゃあ、なぜそうなるのか?の原因ですが…。

それには、色々な理由が複合しています。

理由(原因)を、今から辻 耀子の 独断ランキング形式で、発表してみたいと思います…!

◆ワーストランキング・1位

最も影響力があるのは「照明器具」でしょう。

夜でも明るい。

だからずっと起きて作業していられる。

これで、体内時計が狂います。

◆ワーストランキング・2位

スマホやTV、ネット画面でしょう。

眩しい光が目に入りすぎて、脳みそがフル回転。

いつでも「興奮系、作業系」のホルモンが分泌されてて、それがくせになっている。

◆ワーストランキング・3位

競争社会

もっと頑張れ、もっともっと!

「さらにいい成績を!」「さらに達成したい!」「ゲームを攻略したい!」「勝ちたい!」

これを「よし」とする価値観の社会の中で、塾やスポーツ、趣味の世界でまで、私達は常に競争モード。

これがあまりにもクセになっていて、脳みそがいつも「不安、焦り、恐怖」にさらされ、そっち系対応の脳内ホルモンが過剰に出すぎ。

◆ワーストランキング・4位

環境汚染

案外みんな見落としてますが、大気汚染、水汚染、食品汚染、化学薬品。これらは脳内ホルモンを刺激して、誤作動を起こさせる原因なんですよね…。

◆ワーストランキング・5位

交通網の発達による運動不足

エスカレーター、エレベーター、鉄道、クルマ、飛行機。

日中の活動時間に動かずジッと座っている時間が長いせいで、日中に出なければならない「仕事だ、気合いッ!!集中ッ!」「エキサイティング!ワクワク!」の時に出る脳内ホルモンが分泌しづらくなってます。

代わりによく似てるけどちょっと違う「不安、焦り、恐怖対応の脳内ホルモン」が出すぎてます。

(このホルモンを代用して仕事するせいで、へとへとになります。ノルアドレナリン、というやつです。こいつは後から疲労がどばーっときちゃうんです…。)

おおお…。

気が付けばランキング発表までしてしまったわ…!
(ホンマ、我ながらオタクだな~~)

いかがだったでしょうか。

「おお~納得!」というものや、「ええ?! 意外!」というものがあったでしょうか。

ともあれ…。

自律神経(=気、エネルギー、気分や機嫌)を整えるには。次の事が効果的です。

◆今、目の前の事を、ていねいに、おちついて、ゆっくりやる。

◆そのためには、呼吸を整える。(呼吸は自律神経を整えるには、最も重要なカギを握ってるため。)

◆瞑想をする。(瞑想が苦手なら、散歩、入浴、鼻歌を歌う。)

◆全身に気を巡らせて、気を整える。(レイキのセルフヒーリング、ヨガ、太極拳、中国気功)

◆極めつけ! 大気中にある、最も調和の取れたエネルギーで、スマホの充電のように自分を充電する。(つまりレイキ!!)

「キュンキュン」は脳内ホルモンの流れによるもの

というわけで…。

お待たせしましたっ!

ここでようやく「キュンキュン」の話に入るのですが(笑)。

「キュンキュン」の時に脳内で分泌される「脳内ホルモン」は、いくつかあると思います。

しかしおそらく、「ゆったり、ほっこり系」のオキシトシン、セロトニン、βエンドルフィン系というよりは、「エキサイティング系」だと推測します。

つまり、ドーパミン、テストステロンなどです。

どちらかというと男性ホルモン系かな…、と。

(もちろん、性別に寄らず、男女ともに分泌されますよ!)

実は、これらの「脳内ホルモン」は、若返りや活力をもたらしてくれます。

血管がキュッと収縮し、血圧が上がり、戦闘モードになるので「よっしゃ~~!(メラメラ!)」となりますが、案外、いい事です!(^^♪

細胞が活性化します。やる気が出ます!生活にハリも出ます!

なので、この「脳内ホルモン」の作用により、日常生活の中に「キュンキュン」が多い人は若々しく、イキイキして見えるはずです。

(恋愛初期に「綺麗になった!かっこよくなった!若々しく見える!魅力的!」と言われるのは、雰囲気が変わるせいですよね。イキイキしたり、頬が紅潮するからですよね。)

というわけで。

このテーマの結論は…。

『最近 思うんですよ 幸せって難しく考えるから難しい!ホントは拍子抜けするくらい簡単なのかもしれないって』

↑ (後から相談者さんは、このようにも書いて下さっていたのですが、)

もうね、これですよっ!!この言葉に尽きるな、って私も思いました。
(本当に素晴らしい洞察と結論…。さすがだなぁ…ほれぼれするなぁ…♪)

しんどい人・日々重だるい人に不足しがちなのは、

「やる気!集中!エキサイティング!」

…つまり、ウキウキ・ワクワク感だと思うのです。

(このキュンキュンパワーを使って仕事や勉強をする代わりに「不安、焦り、恐れ」を感じた時に出る脳内ホルモン(=ノルアドレナリン系)を脳から出して踏ん張っちゃうものだから、そっちの脳内ホルモンを出すのがくせになってたり、得意になっちゃってる人が増えてるんですよね…。)

なので、私からの提案としては…。

ひとまず「不安、焦り、恐れ」のホルモンが得意になってる人には、「穏やか、落ち着き、ホッコリ感」のほうを、もう一度出せるようになってほしいんです。

そして、それには、「レイキの呼吸法やセルフヒーリング等は 最高にマッチする便利な技法だな~!」って思ってるわけです。

また、トラウマが強すぎて、そのために「不安、焦り、恐れ」の脳内ホルモンの分泌が止まりづらくて苦しんでいるかたには、「インナーチャイルドの癒し」をオススメしています。

(そうじゃないと、「穏やか、落ち着き、ホッコリ感」と「不安、焦り、恐れ」とが相殺されて、プラスマイナスゼロとなり、なかなか癒しが進まないですからね。)

その上で。

いい感じになっている人はぜひ「キュンキュン系」の脳内ホルモンの分泌も、積極的に意識して欲しい♪

そんな順序が いいんじゃないかな~って思っています!(^^♪

ともあれ、この25年のレイキ人生の中で私は、「気」の正体は「脳内ホルモン」(とその流れ)ではないのか?と、だんだん思うようになりました。

今のところ、まだどの研究者もこのような学術論文を発表していない段階なんですけど、私はもう、「言い切ってもいい」と思っているのです。

というわけで…。

今日の内容、いかがでしたか?

最後まで読んで下さって有難うございました!

ではでは、このあともいいひとときとなりますように…♪

応援をこめて…!

辻 耀子(つじようこ)