こんにちは、理事長の辻耀子です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
「自分には覚醒体験がない」と深刻になったり焦ったりしないこと
さぁ、私の『見えない世界・体験記』第5回。
レイキでは、上級になると『悟り』や『安心立命』のお話が出てきます。
『宇宙の流れに乗る』という事も出てきます。
そして、上級のアチューンメント受講後に起こりやすいと言われる『覚醒体験』や『もう一つの意識の存在に気付く体験』。
これらは、実はどんな人にも起こる時には起こります。
年齢も性格も、人格も社会的地位も、頭のよさも関係ありません。
(レイキを学んでいない人にも、起こる時には起こります!)
また、このような体験をしてもしなくても、日々をハッピーに生きていくのに何ら支障はありませんので、「自分には覚醒体験がない!」などと必要以上に深刻になったり、焦る必要も全くないのだ、とも書きました。
(ここ、重要です!!特に「覚醒体験してみたい~!」という強い想いを持っている人ほど、赤線チェックですヨ。
なぜなら『焦り』や『深刻さ』『必死さ』があるほど、体験が遠のくからなんです。)
さて。
「嫌な気持ちを感じずにいられたなら、どんなに楽か…。」
「たとえイラッときたり、落ち込んでも、瞬時にパパッと気持ちを切り替える術を身につけられないものか?」
こんな事は、誰だって一度や二度、考えた事があるのではないでしょうか?
もちろん、私もそうでした。
特に、怒りや落ち込み、イライラ、クヨクヨ…。ネガティブな感情。
「これらを極力感じずに生きる方法はないか?」と、必死で模索していた時期が私にはありました。
でも、嫌な気持ちを感じた時、たとえ渾身の意志の力を持ってそれを感じないように努めようとも、なかなか心のコントロールはうまくいかず…。(ガクリ)
それでも諦め切れなかった私は、さらにあれこれ試しました。
そうして、トライしてトライしてトライしまくっていたある日、私は偶然にも、『感情に振り回される』事からほぼ解放される、という体験をしたのですよ。
アラ不思議。
前回は、その時の体験談をお伝えしました。
『もう一つの意識の側から、感情を眺める』ための具体的な方法
…そして。
さぁ、お待たせしました!
今回は『もう一つの意識の側から、感情を眺める』ための具体的な方法をご提案します!
初級や中級のかたはもちろんの事、レイキを学んでいないかたでも使えますヨ~♪
まず、怒りやイライラがあまりにも強い時。
そんな時、レイキを学んでいる人は、何はともあれ最初に『レイキシャワー』をやってみて下さい。
(※初級のアチューンメント講座で学べます)
コツは、息を吐く時、「ハァ~~!!」と強く、「ハ」の発音で吐き切る事です。
気が済むまで、とことんやりましょう。
(怒りやネガティブな感情を、全て体外へ出してしまうつもりで! まるでお部屋の空気を換気するごとく、『エネルギーの入れ替え』をしましょう。)
さらに、『レイキ』の技法にはないのですが、今回はこんな方法をご紹介します!
(レイキを知らない人でもカンタンに出来ます!)
★直立してください。
そして足を、肩幅程度に開きます。
この時、足の方向は「ハの字」にしない事が最重要のコツになります!
両足の向きを平行にするか、やや内股気味でもいいくらいです。
(やってみると分かるのですが、腹筋に力が入り、お腹がクッとへこみますヨ。)
最後に膝裏の力を抜き、突っ張らないように立ちましょう。
★次に、丹田(下腹)か、足の裏に意識を置きます。
肩の力を抜き、両腕はそのまま自然にダランと垂らしましょう。
顔は真正面です。
★ゆったりと腰から身体をねじり、背後を見ます。
そのままねじりをほどいて元の直立に戻り、そのまま反対側へねじります。
少し勢いをつけながら、ゆったりと腰から上だけをねじりましょう。
目は開いたまま、背後を見てまた前へ。反対側へねじり、後ろを見てまた前へ。
動作を止めず、リズミカルに繰り返します。
まるで、でんでん太鼓になったような気分でどうぞ!
腕の力の抜いたままこの動作を繰り返していると、徐々に腕がねじった身体に巻きつくようについて来ます。
そして、左へねじった時には右手が左のそけい部にぶつかり、左手は右のお尻にぶつかり、逆へ身体をねじれば、左手が右のそけい部に、右手が左のお尻にぶつかります。
★気が済むまで、身体をねじって下さい。(気持ちよければ20分ほど!)
…さぁ、どうでしょうか。
この動作(運動)は、身体を動かす事が目的ではありません。
体内の『気』(=エネルギー)を動かす目的で行ないます。
レイキシャワーが体内をまさに「レイキのシャワーで体内を洗い流す」「体内の よどんだエネルギーを、まるで空気の入れ替えのように換気する」のに対し、このねじりの運動は、頭のほうにのぼった『気』をハラへと降ろすのに効果的です。
もちろん、レイキシャワーでも同じ効果が得られますが、レイキシャワーは、アチューンメントを受けていなければ、頭頂からのレイキの取入れが難しい。
その点、こちらの方法であれば、レイキを学んでいなくてもカンタンに出来ます!
誰でも自分自身の体内の気を、丹田へ、そしてさらに下のほうへ…と降ろせます。
少し余談でミニ知識ですが、私達がイライラしたり、怒っている時、体内の『気』(=エネルギー)は、頭のほうへたくさん集まっています。
(日本語では、怒った時の状態を「ハラが立った」とか「頭にきた」、「(胸が)ムカつく」と表現しますよね。
これらはまさしく、『気』の状態を的確に表しています。すごいですね~、昔の人って!!)
ともあれ、我々の『体内の気(エネルギー)』は、下半身にたくさん集まっているほどいいのです。
そして、エネルギーが下半身にたくさん集まっている時、私たちの精神は、その状態につられて、『落ち着く』のです。
だから、短時間で効率よく『丹田』や『足元』まで気を落としたければ、この運動をやってみて下さい。
頭に上った血だけではなく、『気』もハラまで降ろす事が可能なのです。
実は、単にウォーキングなどでも、頭に上った血や気は下半身へと下がります。
『かかとにトントンと刺激を与えること』が、非常に有効なのです。
つまり、ダンスやエアロビなどもイライラ・怒りの解消には最適だという事ですよ!
(これらは、おそらくあなたも経験があるのでは?)
ちなみに、このねじり運動を行なう際に、なぜ足の指の方向を前へ平行にする必要があるのか。「ハの字」ではダメなのか。
もちろん理由があります。
「ハの字」にして立ったまま、この運動を行なっても、なかなか足のほうへと気が降りてくれないのです。
丹田まで気を降ろしたければ、「ハの字」でねじってもダメです。
(やってみて下さい。レイキを学んでいる人やエネルギーを感じるのが得意な人であれば、きっと分かりますから!また、エネルギーが感じられない人でも、「イライラや怒りの気分がどう変化するか?」でチェックできますね!)
『怒っている自分』を心の中で客観的に眺める
さぁ。ここまでやったなら、ようやくここでレイキの『日本伝統式・自己鍛錬法』の出番です。
★静かに座りましょう。
(イスに座っても、あぐらや座禅のスタイルでも、ヨガのように結跏趺坐(けっかふざ)でも、あなたの好きな座り方でどうぞ♪)
背中は反らせすぎず、頭頂を上へ、首をやや上へと伸ばす感じです。
★目を閉じます。ゆったりと、「フー」か「ツー」で、細く長く吐きましょう。
そして、怒りを眺めましょう。
(※注意:怒りを消し去ろうと頑張ったり、まだイライラしている自分を「ダメだな」とジャッジして落ち込んだりしないで下さい。
怒りを抑え込もうとしたり、意志の力を使ってコントロールしようとするのは、かえって逆効果になるためです!
怒り・イライラがさらに長引いてしまいます。)
★もしも、『怒っている自分』を心の中で客観的に眺める事に成功したなら、そのまま眺めて、観察してみましょう。
ひょっとしたら、『ケロリとしているほうの、もう一つの意識』を感じられるかも知れないです。
その時には、そちらの意識に重心移動して、その位置から『怒っているほうの自分』を眺めるのです。
(イメージの中だけで行う、1人2役の『ごっこ遊び』のような感じですが…。)
「おお~~怒ってる怒ってる、イラッと来てるなぁ~~。頭に血が上ってるなぁ~。
脈拍上昇、血圧上昇、体温上昇!ほほう~~」という具合です(笑)。
いかがでしょうか?
うまく行けば、「おお、自分は思い切り怒っているはずなのに、(そして実際、怒り続けています!)それでも同時に、『まるで他人事』のようにケロっとしながら自分を分析出来るぞ!」という体験が持てるかも知れません。
これを『俯瞰(ふかん)状態』と言いますよね。
「自分について、もう一人の自分が(ハイヤーマインドが)眺めている、気づいている」…そんな状態ですね。
そして、この『俯瞰状態』…つまり『分析モード(観察モード?)』に入ってしまえば、たとえ怒りがまだ続いていたとしても、まさに他人事に近い感覚になれるのです。
やがて実際、心が穏やかで理想的な状態になります。
とは言え、もちろん、これがいきなり一発目から、すんなりと出来る人は少ないかも知れません。
そしてもちろん私も、前回お伝えした、あの偶発的な体験の後、いつでもすんなり これが出来るようになったわけじゃないのです。
(何度もトライしているうちに、徐々に上達した…という感じです。)
特に『エネルギー不足』の時や、『疲労が溜まりすぎている時』は、精神統一がなかなかうまくいかず、『もう一つの意識』のほうに、短時間でうまく心の照準が合わせられない事がありました。
(ま、人間だもの~!)
(一生、進化の途中ですよネ~。)
けれどもとにかく、もしも「面白そう♪」と思ったなら、まずはご自身の『魂』の存在を意識してみて下さいナ。
一人静かに目を閉じて、日本伝統式・自己鍛錬法を始めて下さい。
最初は、「し~~~~ん………(無言)」みたいな感じで、何も分からないかも知れませんが、それでも毎日、思いつくたびに、ちょこちょこトライしてみて欲しいのですよ。
(トライするのには、10秒もあれば十分ですから!)
やがて「おお?意識がある!分かる!」と思う瞬間が訪れるかもしれません。
(ホント、多くの人が1回だけトライして「やっぱムリです~、才能ないです」などと言うのですが、諦めず、根気よくトライしてみて下さいナ。
そうすれば、いずれ出来ます!
我々は、自分が思っている以上に、色んな能力や資質を眠らせているものですから…。
とにかく、いつもお伝えしている通り、深刻になったり、焦ったり、必死にならないでトライするのがうまくいくコツです。)
それから、何も『怒っている時やイライラしている時しかやっても意味がない』、という事もありませんのでネ。
気持ちが落ち着いていて穏やかな時も、思いついたらぜひ、自分の心を興味深く観察してみて下さい♪
「穏やかだな~、心地いいな~~♪」という自分を眺めて、味わいつつ観察しているうちに、段々と『感情の重心移動』も上手くなると思います。
なお、日本伝統式・自己鍛錬法以外に、自分自身に向けてセルフヒーリングしている時や、誰かからレイキ療法をしてもらっている最中にも、不思議体験が起こる事はあります!
レイキ・エネルギーが体内に満ちるのを心地よ~く味わっているうちに、やがて自然と、非常に深い瞑想状態に入ってしまう事があるためです。
すると脳の中や思考が、何とも言えない独特の状態になります。(覚醒状態ですね。)
その時に、『自分の感情』を眺めたり観察できたりする事もあります…!
インスピレーションがバンバン降りてくる時もあるかも知れません。
また、「私は3つの要素で成り立っている」という感覚も、ハッキリとリアルに得られるかも知れません。
・魂(=本質。大いなる自分、無限、無の自分、完全なる自由)
・精神(=自我。心、気分、思考)
・肉体(=自律神経。心臓が勝手に動き、細胞が勝手に入れ替わるシステム)
『三位一体』(トリニティ)。
『魂・心(自我、思考)・肉体』は3つでワンセットなのだな、と。
今日はここまでです。
次回は、“『三位一体』の感覚を得よう!深めよう!”です。
「宇宙の流れにうまく乗れているかどうか?」の見分け方も書けたら書きます~!
今回も最後まで読んで下さり、ホント感謝です♪
嬉しいなぁ。次回も読んでもらえると、さらに嬉しいですよ~~vv
では、今日があなたやあなたの大切な人にとって、いい日でありますように。
※レイキ上級受講後の気付きや変化は、それぞれです。
(「もしもあなたと私とが、海外旅行で同じ場所に行ったとしても、そこでの体験が違うように」私の上級受講後の体験は、ごく個人的なものです。)
その人にとって必要・最適な事が起こります。
そして、あなたの身の上には、当然あなたにとって最高・最適な事が起こります♪
なお、『深い気付きと人生の変化』は、日々の思考・行動と連動しています。
上級アチューンメント受講後、レイキを活用しなければ、受講していない時とほぼ同じ状態のまま、変化は起こらないですが、逆に楽しく活用すればするほど、最適な変化が起こり始めますヨ♪
(当協会の練習会には、どこでレイキを学んだ人でも関係なく参加できます。参加費は¥3,000~です。)
今日のまとめ
「怒っている時は呼吸が浅く速いです。
『気』は頭部に集まっています。
穏やかな時は呼吸がゆったりしており、『気』がハラにおりています。
レイキシャワーや自己鍛錬法は、穏やかな状態を意識的に作るための便利な技法です。」
by; 辻 耀子
あなたの応援、いつも心より感謝しています♪