不自由を感じる人、自由を感じられる人　その違いと理由

こんにちは！　理事長の辻 耀子（つじようこ）です♪

いかがお過ごしですか？

「自由」と「責任」はセット

今日は『自由』をテーマに、話してみたいと思います♪

さてさて…。

「自由」と聴くと、「何でも思い通りに、好きなように出来る！」っていうイメージを持つ人が多いのではないでしょうか？

そう、「束縛してくる何か」から解き放たれる自由。

思い通りに生きる自由。

…では、『自由にしすぎる』とどうなると思います？

そう。他者から「自己中心的」…つまり「自己チューだ」と非難されてしまうのです。

ワガママな人と思われ、信頼をなくし、うまくいかなくなる…。

そして、かえって生きづらくなっちゃうんですよね…。

じゃあ、どうすればいいんでしょうか？

誰からも非難されずに、のびのび自由に生きるには？

あるキーワードが必要になってきます。

それが【責任】というキーワード。

“自由と責任はセット”　という言葉、聞いた事あります？
（…これ、私の通っていた高校のスローガンでしたが（笑）。）

そう！

責任をもって、自主的にのびのび行動する人は「格好いい！」「リーダーシップがある！」「信頼できる！」と、周囲から賞賛されるのです。

また、本人も生きづらくなりません。

「おお～！辻さんっ、ぜひそうなりたいです！」

「自由にのびのび暮らしたい！その上、周囲の人たちから「格好いい！信頼できる！」って言われるなんて、めちゃサイコーです…！」

「どうすれば自己チューと言われずに、そうなれますか？」

はい、今日はそんなテーマです♪

責任とは、自分の人生を自分で引き受けること

さて。

では、『責任ある自由な人』となるために必要な要素は、一体何だと思いますか？

それはズバリ、【精神的自立】なんですよね…！

つまり、

・自由であり、無責任な人…　精神的に幼い

・自由であり、責任ある人…　精神的に成熟

というコトですよねっ♪

では、責任とは？　改めて一緒に確認していきましょう。

あなたは責任と聞くと、どのようなイメージがありますか？

Googleで調べてみたら、以下のような検索結果でした。

・ 立場上当然負わなければならない任務や義務。

・ 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。

・ 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。

「…う～ん、何だか重苦しい…。しんどい…」

おお、やはり？

大多数の人は、そんな印象を持つんじゃないでしょうか？

そのせいなのか、当協会の会議でも、誰かが【責任】という言葉を使うと、場がキュッと固くなったり、緊張感が出るのを感じます。

しかし、今日私が伝えたい【責任】は、辞書で引く意味とは少しニュアンスが違うのです。

今日、私が伝えたい【責任】とは、

‟自分の人生を 自分で引き受けるということ“。

…そう、よくレイキ講座の中で講師が伝えている、【自分軸】のコト。

「浄心呼吸法で、レイキの通り道（パイプ）を太く綺麗にお掃除しよう！」って言ってる時の、パイプの事。

※「浄心呼吸法」は初級のアチューンメント講座で学べます

なぜ、これが大切なのか。

なぜ、パイプを…自分軸を太く綺麗にまっすぐ立てたいのか。

なぜなら…

「あなたは誰の人生を生きていますか？」

はい、そうなんですよ…。その通り。

あなたは、あなたの人生を生きている。

私たちは、誰かの人生を代わってあげられない。

誰かの人生を「いいな～」と思っても、代われない。

だからこそ、

「自分の人生の責任は、人から与えられるものではない」。

「責任は、人から請われる（＝言われて行なう、押し付けられる）ものでもない」。

だって、自分の人生ですもんね…！

これぞ、自由！

「自分の人生なんだから、自分の好きにする！」

相手を変える努力はうまくいかない

逆に…。

もしもあなたが『自分の人生を引き受けようとしない』ならば。

今　自分の周りで起こっている あの事も

ずっと気になっているあの事も

不安・不満に思っているあの事も

この事も

あの事も

その事も

あの日の事も

私ではない誰かや

私ではない何かに責任があるように思えるはずなのです。

そう。そうすると、心の中で何が起こるのか。

苛立ち、やきもき、不平不満。

「あの人さえ変わってくれれば…！」

「あの人が反省してくれれば…！」

自分以外の人が、自分の思う通りの行動をしてくれない。

そのせいで、自分の人生もうまくいかない。

そう思えてしまう。

こう考えた途端、自分は『被害者』になってしまいます。

「世界や社会や、会社や家族は、自分の思い通りになってはくれない」

「だから自分はずっと我慢しつづけなきゃならない」

「だから不自由…。」

けれども、あなたも経験があると思うんです。

相手が変わってくれたり、気持ちを入れ替えて頑張ってくれるように、アドバイスや提案をした経験が。

…で。うまくいきました？

相手の人生がよりよくなるようにと思って、伝えたけれど…。

相手は変わってはくれない。

全然反省してくれない。

態度を改めてくれない。

それどころか、逆切れされた。言い任された。
（こんな経験もあるのでは…？）

そうなんですよ。

相手を変えようという努力は、十中八九実らない。

たとえ相手が反省してくれたとしても、またうっかり同じミスをする。

（…それぐらい、私たちって変わるのが難しかったりするんですよね。）
（いい習慣を身に着けるのもそうでね…。）

ともあれ、こうなると、「自分が快適に暮らすためには、全世界の、自分以外の人がみんな、私の気に入るように行動してくれないと…！」となってしまうわけなのです。

あるいは、「あの人がゴキゲンでいてくれるように気を使わないと」「あの人に媚びないと。お世辞も言わないと。ゴマすらないと。」「私は悪くないけれど、とりあえず謝っておかないと」「いつも下手に出ないと」などなど…、

いつも【いい人】でいるよう、気遣って努力しなければならない人生になります。

自分軸で自ら選ぶ生き方こそ “レイキ人”

一方、自分の人生を引き受ける、とは？

そう。

他人は関係ないのです。

「私はこう感じ、こう行動すると決める」。

「その結果に対して、自己責任を負う」。

これです、これ。

これこそが、当協会の講師がレイキ講座でいつも伝えている【自分軸】。

周囲の状況がどうあれ、自分が自分の機嫌を取れる。

問題が片付いていようが、いなかろうが、ひとまず今、自分の精神状態を整えられる。

これが『心の自由』です。

『自分の人生を自分で引き受ける』という事なのです。

…実は、世の中の多くの人は、『責任』を負いたくありません。

『責任』が怖いからです。

もしも自分で「こうしよう！」と決めて行動して、失敗したら…。

その時に「耐えられない…」気がするのです。

例えば、もしも受験に失敗した時に「親が受けろっていうからその学校にしたんだ、自分は嫌だって言ったのに」って言えたほうが楽な気がするからです。

もしも会議で「このプランがいいと思います！」と主張して失敗したら責任を取らされる…と思うと、怖すぎるからです。

けれども、そのようにして『責任』を恐れて回避する事は、まるで『自分の人生のたづな』を、自分以外の誰かに預けるのと同じです…。

あなたが馬だとしたら。

Ａ）たづなのついていない、自由な馬として生きるのか、

Ｂ）たづなを（自分でつけて）誰かを背中に乗せて生きるのか。

「責任を負うのが怖いから、自分の人生の事を自分で決めない」というのは、（Ｂ）の人生を選ぶという事です…。

たづなを預けた相手が、失敗するかもしれません…。

あなたが行きたい方向へ、たづなをひっぱってくれないかも知れません。

あなたは海に行きたかったのに、山へ連れていかれるかも知れません。

【自分軸】で生きる、というのは、自分の在り方を『自ら選ぶ』という事です。

自由な馬として生きる。

この『在り方を選ぶ』という事です。

（その代わり、行き先を決めるのもあなたになりますよネ。自分で「海」って決めて、うっかり「山」に着いちゃっても、ちっちゃい子のように泣き叫びながら「も～！海がいいって言ったのに～！」と誰かのせいにできません。

でも、それでも海に行けます。

例え途中で迷ったり、道を間違えて山に行っちゃっても、軌道修正して海に行けるのです。

海に向かっている途中で気が変わり、「やっぱり街がいいな…」と思ったら、すぐに行き先を変えてOKなのです。

誰かが何か言っても、あなたの人生です♪

これが、『責任ある自由人』の在り方・在り方です。

（自分の人生に責任を負う、私は自由な馬として生きる！と決めたら、何が起きると思いますか？）

そのことを思うと、何だかワクワクしてきませんか…？

もしも今、人生がきゅうくつだったり、ストレスがいっぱいだったり、誰かに気を使いすぎてへとへとになっているなら…。

もしも「自分って、誰かにたづなを握られた馬みたいだな…」と思うなら。

自由な馬として生きるほうが、軽やか・のびやかに深呼吸出来そうな気がしませんか…？

もしも、「うわ…、何だかいい…♪　その在り方・生き方、ワクワクする…♪」と思うなら。

そこにイキイキさを感じるなら。

エネルギーの高まりを感じるのなら。

まさに、あなたは我々と同じ方向、同じ価値観で生きる仲間です…♪

これが、当協会が目指す、『レイキ人』的な生き方！

今すぐ、そうなれます。

たとえ今、闘病中でも。

たとえ今、人生が思い通りじゃなくても。

たとえ今、人間関係に悩んでいても。

そうなれますよ！(^^♪

今日は、こんなお話でした。

最後まで読んで下さり、嬉しいです♪

あなたへの応援をこめて…。
（私や我々の事も、応援嬉しいです…！有難うございます…♪）

つじようこ　より