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こんにちは!辻耀子です。(^o^)
今回は「レイキをうまく使いこなすコツ」についてです。
レイキを上手く流すコツ
まずは、「レイキが流れるしくみ」からご説明します。
あなたが、50cmぐらいの長さのホースを縦にして持った図を思い浮かべてみて下さい。
上から水を入れると、ホースを通って下から出ますよね。
たとえば1リットルのお水を流すと、1リットルのお水が下から出ますね。
…では、ホースの途中を輪ゴムでしばったなら、どうでしょうか?
そうなんです。
1リットルのお水を上から流しても、すんなりと下から出てこない…。
レイキを流すのは、これと全く同じ原理です。
- ホース:我々の身体(ホースの上の端っこが頭頂、下の端っこが手のひら)
- 水 :レイキ・エネルギー(どこにでもある)
- 輪ゴム:筋肉の緊張
うまくいく時には、先ほど説明したホースと同じ事が起こっています。
うまくいかない時には、眉間、首や肩に知らず知らず力が入っていたり、腕や肩甲骨付近に力が入っていたりします。
(これは、凝りや身体の柔軟性のの話じゃないですよ〜?レイキを行なう時の力の入り具合の話です!!)
レイキを流すための「5つのコツ」
ではさっそく、『レイキをうまく流すコツ』をお伝えしますネ!(^o^)
コツは、5つあります。
- 力を抜く(筋肉の緊張を解く)
- 結果をコントロールする気持ちを手放す
- 私が治す、絶対に!というような『我(エゴ)』を横へ置く
- 可哀想、気の毒に…という同情も横へ置く
- 淡々と、ニュートラルな気持ちで行なう(おまかせの境地)
です。
「コツ」がつかめてくると、こんな良い事が♪
不思議と、『おまかせの境地』のコツがつかめてくればくるほど、効果的な結果が出てきます。
やがて、レイキを長年続けていくと、日常生活そのものに変化が訪れます。
前回のたとえ話で言えば、『ホースの輪ゴムが少ない状態』が毎日の基本ベースになってくるのです。
すると、興味深いことに、『ゆったりとリラックスしており、自分のペースを快適に保てている状態の自分』の感覚が『当たり前』(しっくりくる感じ)になってきます。
今以上さらに『悠然と構えていられる自分』になります。
くよくよしなくもなってきます。
(よく受講者さんから聞かれる声は、『くよくよしたり、怒り続ける事に飽きてしまう感じ…以前の自分からは考えられない』という意見です。)
自分のかもし出している雰囲気というのは、自分では認識しづらいものですが、ご家族や周囲の人達のほうが、あなたのムードが変化した事に気付いてくれます。
「最近、以前よりイライラしてないよね」
「表情がまろやかになったね」
「イキイキ、若々しくなったと思う!」
「お肌に透明感とハリが出てきてない?何かしてるの?」
などなど、何か言ってもらえる機会が増えるものです。
やがて精神的にブレない自分、『理想の自分』にどんどん近づきます。
人間の器が大きくなります。
物事に動じる幅が狭くなり、いい意味で、いつも気楽だったりのんびりしていられます。
ここまでくると、なにより自分自身がラクです。
周囲の人たちも、あなたの表情やかもし出す雰囲気がとても心地いいので、そばに居ると今以上に快適だと思います。
こんな境地へと、楽しみながらピクニック気分でどんどん近づいていけるのが、レイキのいいところなのです♪
(私は、この境地、この感激をもっともっと多くのかたに体感して頂きたくて「レイキのよさが広まればいいなぁ♪」と思わずにいられないわけです。)
私も、過去何度も、ふとした瞬間に『進化した自分』を確認できました。
「あっ、こんな時昔の自分だったら一晩中寝られないほど悩んでたのに!」
「こんな時いつも、周囲の人から理解してもらえなくてつらかったのに!」
今はもう、寝られない日なんてない…。
(この事に気付いた時、有難さに目頭が熱くなりました…!)
…人間関係も大きく変化しました。
「今、周囲に居る人たちの中に、自分を悩ます人が居なくなったなぁ」
「仲良くしたい!と思うような素敵な人たちばかりに囲まれて、感謝だなぁ」
「イライラが10分の1ぐらいまで減ったよなぁ、ラクチンだなぁ」
こんな事を自然と思える自分になれました。
(これは、気軽にレイキを続けてさえいれば、多かれ少なかれ体感できる境地ですヨ〜!)
レイキの効果がわからない…」そんなあなたへ
もしも、今はまだ「ふ〜ん?そんな事になればラッキーだけどなぁ」という感覚のあなたも、いずれ『レイキと出会った(チャンスを引き寄せた)自分に拍手を贈りたい!』と思う瞬間がやってきます。どうぞお楽しみに♪
私も、レイキに確信が持てなかった時代、疑いを持ちながらも、よくぞやめずに続けたものだと、今、自分に拍手を贈りたくる事がしょっちゅうありますもの。うはは〜(笑)。
ぜひぜひ、多くの方にこのスムーズで快適な境地を手に入れて欲しいのです。
(他所でレイキを学んだ方も含め!流派系統関係なく、全ての、レイキとご縁のあったかたに!それが、私達がレイキ協会を運営している理由です。)
ただし、「習ったけれど使わないまま忘れてた」「コツがつかめていない」というかたへ。
この場合、何もしないまま何年待ってもこの境地は訪れませんから、ぜひ練習会へ来てくださいネ!(^o^)
東京・大阪・札幌…その他の都市で、年間100回ほど開催しています。
(他所でレイキを学んだかたも。もちろん大歓迎ですのでネ!)
さらにスキルアップしたい方へ
さて。
今日は、ここからさらにスキルアップしたいかたのために書きます。
「レイキを、さらにもっともっとうまく使いこなすには?」
それには、『頭・胸・腹の一致』がコツになってきます。
- 頭…思考 (意志、考え)
- 胸…気持ち (感情。喜怒哀楽)
- 腹…深層心理(ムード、雰囲気、無意識の行動、しぐさ、表情)
をあらわしています。
例えば、頭でいくら「ポジティブに!感謝しよう!」と思っていても、胸の辺り(喜怒哀楽を感じるセンター)では「何だかスッキリしない、
いやなモヤモヤがずっとある」とか「イライラする、苛立つような気分が抜けてくれない」という時がありませんか?
(この時には、頭と胸とが不一致です。)
さらには、『言っていることと、雰囲気、つまりかもし出しているムードが一致していない時』もあるかと思います。
顔は笑顔なのに雰囲気は怒っている、いつも明るい言葉しか使わない人だけれど、なぜか寂しそうなムード…などなど。
(これは、頭と、腹とが不一致の状態です。)
(腹は、何しろ無自覚の領域ですから、なかなか自分自身では気付けません。
逆に他の人の事は、見ればすぐに分かるんですけどね。)
人生が非常にスムーズで、いつも笑顔だったり快適な空気を出している人は、『頭・胸・腹』が一致している時間が長いのです。(最高に幸せな人生ですネ。)
また、あなたや私も「今日は何だか気分がいいぞ〜♪」「調子がのってる感じ!」という時には『頭・胸・腹』が一致しています。
(この時に物事を行なうと、いつもよりバッチリだったりしません?)
ここでもう一度、ホースの話を思い出してみて下さいナ。
私達は誰でも、何かうまくいかない事があると、どうしても『頭・胸・腹の不一致』が起こりやすくなっちゃうものです。
すると、例えばいじけたり、『私には愛が足りない、愛をちょうだい』という「くれくれモード」に知らず知らず入ってしまったりします。
このモードのまま(不一致に気付かないまま)レイキを使おうとすると、レイキがうまく流れてくれません。
(ホースが輪ゴムでおもいっきり縛られまくっちゃいます(^_^;)。)
「ではなぜ、ホースに輪ゴムがハマってしまうのでしょうか?」
(あなたはなぜだと思います?)
そうそう!そうです!
自分自身で『レイキを掴み取りに行ってしまう』からなんですヨ。
(深いレベルで…腹で、深層心理で。つまり無意識的に、です。)
この状態に陥ると、全身が『欲しいものを掴みに行く』という体勢になります。
古代人が『狩猟に行く』時のようなモードになっています。
これは、快適にリラックスしている時とは真逆の状態なんですよね。
この理屈が理解できると、レイキのコツが見えてきませんか♪
“気”(レイキ)は、光のシャワーのごとく常にどこにでも降り注いでいますから、単に『受け取る』事を思い出すだけでいいのです♪
「ああ、私だけ届いてないんじゃなかった、届いてた〜(^_^;)。単に受け取ることを忘れてた!うはは〜」
っていう具合でバッチリです♪
(この、「うはは〜(^_^;)」という気分になった段階で、もう緊張が緩み、『頭・胸・腹』が一致します!気の流れを取り戻すのは、とってもカンタン、カンタン♪)
私がレイキ初心者だった頃は、この理屈がなかなか理解できませんでした。
でもレイキは『取りに行く』必要はないのですよ。
ホント、単純に『受け取る』だけなのです。
例えば昔の人が、天から降り注いでくる雨を、『やった〜久しぶりの雨だ〜、有難い♪さぁ、外に容器を置こう。水を受け取ろう♪』とする。
これと同じような感覚でいいのです。
(容器=この例は、あなたの身体が容器です。)
(でも、やはりホースのほうがイメージがピッタリですけどネ。レイキは受け取るだけでなく、血流と同じで常にどんどん流し、循環させていくのが
ベストですから…。)
(※ちなみに、『受け取る容器』のフタがさび付いていたり、ガチガチに閉まっていたりするのを、ゆるめて、開け閉めがラクにスムーズに行なえる
状態にするのが、アチューンメントという作業です。)
何度も繰り返しお伝えしますが、レイキを使う時に、『流そう流そう、流すぞ流すぞ』と頑張る必要も、意識の集中も全然必要ない理由、これで
納得していただけたでしょうか。
(意識を集中しようとすると、どうしても眉間や肩に力が入り、無意識のうちに息を殺してしまいます。←レイキを習いたての時は、誰もがこんな
状態からスタートです(笑)。ここから徐々に、コツを会得していくのです。)
◆『レイキを、さらにうまく流すコツ』は?
まとめます。
レイキは、体がリラックスして、全細胞が緊張せず緩んでいる状態のときに主に頭頂から、申し分ないほどスルスル入ってきます。
せっかくですので『100届くうち、100を受け取れる』…そんな、達人クラスになって下さい♪
そのために、もしも緊張やこわばりがあるなら、まずそれに気付きましょう。
緊張やこわばりの原因は、2つだけ
・レイキを流すコツが分かっていない。レイキを取りにいこうとしてしまい、無意識のうちに『狩猟モード』になっている。
・『頭・胸・腹の不一致』がある。怒りやイライラによって、体の細かい筋肉に緊張が入ったまま行い、レイキが停滞してしまう。
緊張やこわばりを解くには?/『不一致』をすぐに解消したい時には?
日本伝統式の自己鍛錬法を活用して下さい♪
(初級、中級講座でお伝えしている内容です!)
慣れてくれば、1分〜3分もあれば出来ますヨ!
※これは日本伝統式の手法なので、西洋式では、自己鍛錬法を教えていないところが大半です。
(当協会の『コンプリーション講座』にて、どなたでもおトクに学べます。)
緊張やこわばりが取れれば、もうこっちのもの♪
100届くうちの10や20しか受け取れない状態から、一気に40、50、60…と、流す量を増やせます。
※いつもお伝えしている事ですが、レイキはスポーツと同じで、『使えば上達するもの』です。
(「ホームランをうまく打ちたい!」という子供が、図書館で熱心に『ホームランを打つ方法』を読んだとしても、なかなか野球の腕は上達しませんよネ(^_^;)。)
レイキも、全く同じなんです。
『実践でコツを会得する』以外に、上達の道はないのです。
才能素質よりも、「コツを掴む」。これだけです♪誰でもうまくなります!
(…コツを掴みたいなら、実践会や手当て練習会にお越し下さいネ〜♪ 習い事の感覚で、新米さんは積極的に10回ほど通ってみて下さい。必ずエネルギーやひびきもを感じられるようになってきますヨ!)
次回は、『レイキを、人生の流れを変えるために活用しよう!』というテーマで書きます。
例えば「結婚したいけれど、出会いがない…」など。
『人生でうまくいかない分野を軌道修正できる』方法を。
とても有効なメソッドなので、私は心理分析の仕事の際にも、併せてクライアントさんに向けて活用しています。
(※当協会では上級講座でお伝えするメソッドです。)
今回も長いのに、最後まで読んで下さり嬉しかったです。
あなたの応援、心より感謝致します♪ 大好きですよ!
ではまた♪ 辻耀子より
“気”(レイキ)は、光のシャワーのごとく常にどこにでも降り注いでいますから、
単に『受け取る』事を思い出すだけでいいのです♪
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by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)