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こんにちは。
理事長の辻耀子(つじようこ)です。
今日は、次のようなご質問をいただいたので、お答えしていきますね。
Q:レイキヒーリングを行なった時、相手の気分が悪くなった。どうすれば?
T.Yさんより(男性・上級・北海道)
Q:「こんばんは。(前略)
ヒーリングを他者に向けてする中で
好転反応は結構出てくると思いますが、
ヒーリング中に、ヒーリーが
気分が悪くなる等の経験がありますか?
これはヒーリングしていく上で
ぶつかるプロセスでもあるかもしれませが、
この様な場合は、どのような対処、が
ありますか?」
A:3つのケースに分けてお答えします!
A:(理事長・辻 耀子より)
「Tさん、おはようございます。
『レイキのヒーリング中、
ヒーリー(つまり来訪者、クライアントさん)
が体調不良になる事はありますか?』
というご質問ですね?
では、
1.好転反応のよくあるパターンとメカニズム
2.霊障の場合
3.それ以外
の3つのケースに分けて、私の過去22年の
体験談から、お伝えしたいと思いますヨ!
1.好転反応のよくあるパターンとメカニズム
まず、私からのお答え。
「可能性、あると思います!」
「でも、だからと言って必要以上に
それを恐れたり、心配しない事が重要です!」
…というのは、私、実は、
うちの師範のかたから施術を受けた時、
一時的に気分が悪くなる…、
頭痛が起こる事がわりとあるためなんです(苦笑)。
これは、先ほど書いた1~3のうちの
「1」です。好転反応(こうてんはんのう)
と言います。
ここを読んでくださっているかたは、
受講生さんも多く、整体やカイロ、鍼灸などの
セラピストさんも多いかと思うので、
『好転反応』という言葉、
知っているかたが多いと思われるんだけれど、
改め書いておきますね。
一緒に確認してみましょう。
好転反応について
これは、東洋医学的な療法の際、
特に出やすいものです。
東洋医学的、というのは、
マッサージ系、漢方薬、自然薬、
ハーブやアロマ…そういった種類のものです。
(レイキヒーリングも東洋医学なので、
ここに含まれます。)
好転反応がいつ起こるかというと、
『ヒーリングや東洋医学的な療法を
行なった後、半日~2日間ほどの間です。
ヒーリングを受けたり、
漢方薬を飲んだ人の体内に、そもそも
備わっている『自然治癒力』という力が
目覚めはじめるのです。
この時に、起こる事があるんです。
(※10人中、1~2人程度です)
好転反応は、起こりやすい人と
そうでもないかたがいて、特に
- 慢性的な症状・疾患をお持ちのかた
- 自律神経が乱れ気味のかた
- 緊張しがち、多忙、頭の回転が速いかた
- 仕事が出来る有能なかた(パワフルなかた)
- どちらかというと『から元気』なキャラのかた
(疲れてても「元気!」って言っちゃうかた)
(他者に心配をかけたくないかた) - 「ポジティブに行こう!」と頑張ってるかた
- 「しんどい、助けて」というのが苦手なかた
に出やすいです。
特に、症状が長引いているかた、
持病をお持ちのかたの場合は、
この『自力で治す力(=自然治癒力)』が、
さび付いていたりします。
このさび付いた力(=半ば眠っている力)に
東洋医学的アプローチをかけると、
揺さぶりがかかるわけですよ。
「こら~起きろ~っ!働け~っ!」という具合にネ。
そうすると、何が起こるのか。
ヒーリングを受けたかたの身体自身が、
「うわ!ボンヤリしてた!
よっしゃあ、働こう!身体を整えよう!」
と、にわかに張り切りだします。
そして『本来あるべき状態の身体』に
『戻そう、整えよう』と動き出すんですね。
この時、体の中は、一時的に
症状が悪化したような状態になる事が
あるのです。
症状として多いのは、
- 猛烈な眠気に襲われる
- 急な頭痛
- 急な下痢(無痛の場合が多い)
- その他、トイレに行きたくなる
- 患部の痛みが一時的に増す
- 古傷が一時的に痛み出す
…というようなものです。
繰り返しますが、これが起こるのは、
施術の後、(または自然薬の服用後)
半日~2日間ほどの間です。
しかも、全員に出るわけではありません。
また、逆に「好転反応が出なかったから、
施術や治療が効いていないのかも?」
という事もありません。
「辻さん、じゃあ、一体何が起こってるんですか?」
はい、今からさらに説明します。
好転反応を「ソーダ水」で説明すると…
私は、好転反応について説明する時に、
『ソーダ水』のたとえ話をよくします。
炭酸系の飲料って、缶やペットボトルを
開けると、「しゅわ~っ!!」って
炭酸が湧きあがりますよね。
で、飲まずにそのまま放置すると、
しばらくしたら、炭酸が全部抜けますよね。
で、静かな液体に戻る。
あの『炭酸』を、『溜まった疲れ』や
『宿便』『滞っているリンパ液(乳酸)』
『凝りや張りの元』『余計な緊張』だと
イメージしてみて下さい。
開封する前は、
「しゅわ~っ!」となる前ですから、
缶やボトルは落ち着いてますよね。
(つまり、慢性的な症状があるけれど
それはそれで、落ち着いているわけです。
だから、症状を感じにくくなっています。)
ところが施術や薬の服用により、
あなたの身体の中の『自然治癒力くん』が
目覚め、活発に動き出すわけです。
「しゅわ~っ!」と抜けていくまでの間が
『痛み、不具合、歪みの調整期間』です。
突貫工事が始まります。
すると、この時に急激な動きがある人ほど、
好転反応が出ます。
「う、うお~っ、さっきまで落ち着いてたのに、
何だなんだ?!何が起きた~?!」
…とまぁ、こんな状態になるわけです。
専門的には「緊張の、急激な緩和」
でも、ご心配なく。
おおむね半日もすれば、炭酸は全部抜けて、
再び『整った、穏やかな状態』が
待ち受けているのです。
このメカニズムを、
もう少し専門的にお伝えすると…
ヒーリング等で、
『緊張の、急激な緩和(かんわ)』。
これが身体のあちこちで発生する時に、
好転反応が出やすいのです。
実は、『痛み』が発生するメカニズムは、
まだ医学の世界でも、全てが解明されて
いるわけではないのですが、おおむね、
『緊張が、急激に緩(ゆる)む時』なんです。
身体は、「今よりよくなろう」とする時に、
組織細胞が、
『緩(ゆる)もう、伸びようとする』んですよ。
この、『縮んで固まったものが
急に、一気に伸びようとする時』に、
私たちは『痛み』を感じます。
私の場合…『安心律』サロンの師範さんにやってもらったとき
たとえば、私は、ヒーリングの後、
頭痛が起こりやすいのです。
それはどういう事かというと、
そもそもの自分のキャラのせいと、
業務内容(会社の経営)とで、
いつも『過緊張』気味なんです。
(このメルマガを書いている間も、
わりと緊張しています(苦笑)。
PC画面に向かっている時間も、
かなり長いです。14時間ぐらい。
やりすぎ~!…はい、その通りっ。)
- いつも張り切っていたり、ビビッたり、
いい意味緊張している - 肩や腰、目の奥がこってる、張ってる
- 普段から『から元気』をやりがち
- のんびりしてなくて、忙しい
- 緊張やプレッシャーのある業務が多い
…こんな感じなんですね。
そうすると、特に脳が「キュッ!」と
硬くなっているわけです。
脳の外側を覆っている筋膜も。
これが、レイキヒーリングをしてもらうと、
「ぶわ~~~っ」とクラゲのごとく
ゆるんでくるわけですよ(笑)。
しかも、『安心律』サロンを担当して
くれているような、
腕のいい師範さんにやってもらうと
急激に緩む…!
すると…脳圧が一気に上がり、
「頭、いて~!」となるわけですっ。
…でも、(つらいけど)半日ほど
何もせず、鎮痛剤も飲まずにいると、
徐々におさまってきます。
そして、頭痛が取れた後は、
「うお~!身体が軽い!
平熱が上がっている!
長時間歩いてもあまり疲れない!
仕事がはかどる~!
脳みそがスッキリしてる~!」
と、感激するわけです。
おおむね、疲れをためすぎている時ほど、
この好転反応が起こります。
逆に、あまり疲れていない時には、
好転反応は、まったく出ないです。
以上が、好転反応についての解説でした。
適切なことが起こっています
なので、レイキ・ヒーリングを行なう際、
「好転反応が出ちゃったらどうしよう…」
とびくびくしながら、
施術を行なわないでください。
好転反応が出るかどうかは、
ヒーリングを受ける人が、それまでに
どのような生活を送っていたか?
体調、気質、さまざまなものが
絡み合っています。
けれども『適切な事が起こっている』のです。
だから、好転反応が出た、と言われても
ひるむ必要はなく、むしろ、
「うわ…出ましたか、つらいよね…
普段、めっちゃ頑張ってますもんね」
と共感を持って
ねぎらいの言葉をかけてあげて下さい。
その上で、好転反応とは?
という説明を行ない、
「病気じゃないので、
お薬は飲まなくて大丈夫ですよ。
その代わり、常温のお水か白湯(さゆ)を
ちょこちょこ、喉をうるおす程度に
一口~二口ずつ、30分~1時間ごとに
飲んで下さい。
寝られるなら、寝て下さい。
お風呂に入れるなら、入ってください。
そうすると、早く治まりますよ」
とお伝えしましょう。
まとめます!
■ 好転反応は、普段から、こまめに身体を緩ませたり、リラックスする、深呼吸をする、
心穏やかに過ごす時間を意識していれば、出にくい
(逆に、過緊張気味の人、疲労がたまっている人は出やすい)
■ 好転反応が出たからと言って、身体に悪い事は起きておらず、むしろ適切な事が起きているので問題ない
■「好転反応が出ました」と言われてもビビッたりオロオロせず、
『自然治癒力が目覚めて動き出しましたね』
『半年~長くても2日間で治まりますよ』
『その後、身体全体が整いますよ』
とお伝えしましょう。
心配せずに、自信持ってやって大丈夫です!
(特にレイキ療法の場合は、
悪い事は起きないので安全です!)
(※レイキ以外のエネルギーワーク、
ヒーリング、または
体質に合わない漢方薬の場合、
不調和の原因が好転反応ではないケースもあります。
エネルギーワークもさまざまな種類があり、
取り扱いが難しく危険なエネルギーも
あります。
(例えば原子力もエネルギーの1種ですよね)
でも、レイキ療法に関して言えば、
『体質に合わない』『危険』
という事が一切ありませんので、
どうぞご安心ください♪
私は個人的に、この『安全である』
という事は、レイキエネルギーや
レイキ療法の、
非常に優れたところだと感じています♪)
今日はここまでです!
次回は、
2.霊障の場合
3.それ以外
についてお伝えします♪
レイキヒーラーさん、
他のセラピーのプロのかた、
参考にしてもらえると、すんごく嬉しいナ♪
応援を込めて…!(^O^)