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レイキを仕事に|レイキエネルギー、何だかよく分かりません、といわれたら?

こんにちは!理事長の辻耀子です。

いかがお過ごしですか?

 

ここしばらく、
『 レイキ療法は、仕事として成り立つもの?』というテーマでお伝えしてきました。
今回はその3回目、最終回です。

「レイキ療法(レイキ・ヒーリング)はそれだけの単体で仕事になるのでしょうか?」

こんな質問の通り、
レイキ療法を仕事にしてみたい!というかたは、
おそらく全国におられるのではないかと思います。

 

そして当協会は、
単体でも十分に仕事としてなりたつと思っています!(^o^)

 

ただ仕事にするのには、私は3つの条件があるように思います。

 

……今回は、3つめの条件についてお伝えします。

レイキがお仕事として成り立つ3つめの条件

レイキを含め、生まれつき様々なエネルギーに敏感な人がいます。

 

けれども私の経験から言うと、その人数は意外に少ないものです。

 

例えば……レイキのアチューンメント(初級)の時、
レイキ・エネルギーを使えるようになって頂くのですが、
「手からエネルギーが出てます!感じます、分かります!」
と言われるかたは、10人中お一人程度です。

 

残り9名のかたは
「何だかよく分かりません……」という反応をされるのです。

 

この、「何だかよく分かりません……」というかたに向けてレイキ・トリートメントをさせて頂いた際、
訪れてくださった方がもしも
「うーん、やってもらったけれどやっぱりよく分からなかった」と首をかしげたまま帰られたなら、
レイキ・トリートメントを仕事として行なうのは少し難しいかも、と思うのです。

 

(※レイキ・トリートメントとは:レイキ療法、レイキ・ヒーリングの事です。)

 

仕事として行なうなら、訪れてくださったほとんどのかたから、
「心地よかった!」「来てよかったです!」と
言って頂ける必要が出て来るんですよね。
そうでなければ仕事としては成り立ちにくいですもんね……。

 

でもこう書くと
「じゃあ10人中9人のかたはエネルギーを感じられないのだから、
レイキ・トリートメントを行なってもほとんどのかたは何も感じない、
心地よさを感じない、という事になるじゃないですか」

と考えて、落ち込むかたが出てくるかと思います。

 

そうなんですよ……。理屈で考えればその通りなんです。

 

でも、どうぞご心配なく♪私は大丈夫だと思います。

レイキ・エネルギーを感じる能力は使い続けると敏感になる

「なぜ?」

ここからは、別の例をとってお話しすると分かりやすいと思います。

たとえば、ラーメンの隠し味。

私の友人の息子さん(まだ5歳)は、生まれつき、味覚の天才です。

3歳ぐらいから、すでにその才能を発揮していました。

 

ラーメンのスープを飲んだ時に、
何と『隠し味に使われている材料の名前』を見事言い当てるのです。

 

これもまた、「目に見えないもの」(=味)に関して敏感な例です。

 

彼は5年間、
努力と修行を積み重ねて隠し味を当てる事が出来るようになったのでしょうか?

いいえ。まさしく天性のものです。

 

他にもたとえば、生まれつき香りに敏感で、
微細な香りの差をかぎ分けられる人がいますよね。

 

絶対音感を持っている人だとか、
音色だけで楽器を当てられる人だとか、
色んな特技を持つ人が居ます。

(今挙げた例は、全て『目に見えないものに敏感』な例です。)

 

けれどもだからといって、
「ラーメンの隠し味なんて さっぱり言い当てられません、分かりませんよ」
という人であっても、変化は起こります。

 

どうやるかと言うと、色々なラーメンを食べ比べていけばいいのです。

 

そうやって楽しくゲーム感覚で『当てっこ』しているうちに、
やがて舌が敏感になってきます。

 

そして、そのうち徐々に隠し味が判別できるようになってくるものです。

(香りも音も同様で、色んな種類を知るうちに微細な違いが分かるようになってくるものなんですよネ。)

 

つまり何が言いたいのかと言うと、レイキ・エネルギーを感じる能力も同じだという事です。

 

使い続けていると、だんだんエネルギーに敏感になってきます。

 

やがてレイキ以外のエネルギーにも敏感になったり、
違いを知覚できるようになるものなのです。

 

けれども……。

 

だからと言って、
もしもあなたがレイキ・トリートメントを行った時に、
相手のかたから「ん~何だかよく分からなかった」と首を傾げられたなら、
やはりショックじゃないでしょうか?

 

「分かる」「分からない」というのは
レイキの施術を受ける相手側の感受性や才能素質の問題になってくるのですから、
施術を行なう側としては
手の打ちようがないように思えても当然ですよね。

心地よさと言うのは嘘偽りのない手のぬくもりを通じて感じられる

でも……。

 

現実にはそうではないのです。

 

先ほどラーメン屋さんの例え話を出しましたが、
おいしいラーメン屋さんから順に流行っているのではない、
というところがミソです。

 

いくらおいしくても、
人気のないラーメン屋さんもあります。

そこに着眼した時、おのずと答えは見えてくる……。

 

心地よさと言うのは『レイキ』のみから感じるのではありません。

 

施術を行なう人の笑顔によっても、
心地よさはプレゼントできるでしょうし、
一生懸命誠実に施術を行なうことで、
訪れたかたは「ああ、私の事を大切に扱って下さるなぁ」と
感激してくださるかたもいるでしょう。

 

嘘偽りのない手のぬくもりを通じて、
ホッとした安心感を得てくださるかたもいるでしょう。

 

寂しさや失恋でポッカリ穴が空いたような胸の真ん中が、
フンワリと満たされるかたもいるでしょう。

 

優しい音楽、優しい空間の雰囲気、優しい会話……。

 

そこに思いやりや繋がり、癒しを感じるかたもおられるものです。

 

そう、実は私たちは普段、
一つのお店から色んな要素をいっぱい受け取っているのですネ、
知らないうちに。

 

その全てが重なって「そのお店ならではの心地よさ」を
産んでいるのだと気が付いてさえいれば、もうこっちのもの。
落ち込む必要などなくなります。

 

もう「訪れて下さったかたがレイキを感じる人かどうか」について、
心配する必要がないと思いませんか。

 

(※もちろん、だからといって最低限「プロとして提供できるレベル」は存在します。
その最低ラインをクリアしている、という前提でのお話です。)

 

ちなみに、レイキ療法の技術を上げるには、
いかに施術者が自分の内面をクリアにし、
エネルギーのパイプを太く整えているかによるんですよね。

 

それから、『私の力で治す』といった『我』(=エゴ)をどれだけ横へ置き、
無の状態で施術できるか。

このコツの極め具合とも連動しています。

 

心のお掃除も身体を洗うのと同じで、
毎日短時間でもいいので浄心呼吸法やレイキシャワーを行い、
内面をクリアに保つよう心がけたいですネ。

 

<ここまでを まとめておきます。>

仕事にするための、3つめのポイント:

『最初から100点満点の技術力でなくても大丈夫なのです、
必要最低限のプロとしての技術力に、
あなたの笑顔や思いやり、誠実さ、マジメさがプラスされた時、
真の心地よさが生み出されるからです。』

 

これは、レイキ療法に限らずどんな事にも当てはまる、うまくいくための鉄則ですよネ。

 

もちろん、プロにならなくても、
レイキ療法を極める事はもちろん可能です。

 

そして、コツをしっかり会得しておられるかたは非常に素晴しいヒーリングが出来るものです。

 

コツというのは、『我(エゴ)を横へ置き、クリアな筒に徹すること』。

 

(さらに慣れてくれば、ひびきが分かります。
つまり相手の身体の不調和な箇所を見つけられます。)

 

(ひびきは、最初全く感じないかたであっても心地よく鍛錬を続けているうちに、
大抵半年~一年ほどで分かるようになってくるものです。
個人差はありますが、心配要りません。
いずれ出来るようになりますので、ご安心ください。)

 

当協会では、その練習のための場、練習会をご用意していますよ!

ご興味のあるかたは、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

各種練習会の詳細&ご予約はこちら

https://www.japan-reiki.com/1_1_yy_index.html

(地名をクリック⇒下へスクロールすれば、スケジュールが観られます♪)

 

というわけで……。

 

心よりお待ちしております!

 

長いのに、最後まで読んで下さり有難う。感謝致します。

 

心からの応援を込めて。

つじようこ でした。

 

今日のまとめ

 「プロとして、技術力以上に大切なもの。

         それを知っている人は、必ずうまくいく。」

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      by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)