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第三の目で観る・その2(悟りの逆とは?)

辻耀子です♪こんにちは!(^o^)

前回から、『第三の目で観る』というシリーズで書いています。

『第三の目で観る』とは『悟り』に繋がること

私は『第三の目で自分自身や世の中を観る』とは、

『悟り』に繋がることだと捉えています。

 

臼井式レイキでは、上級(サード)レベルは『悟りへの入り口』と言われています。

 

でも『悟り』って?

なぜ悟りが必要なの?

悟ると人生が幸せになるの?

「じゃあ悟っていないと、苦しみが増えるって事?」

 

今日はまず、この視点から心のメカニズムを謎解きしてみたいと思います。

(だって本当に悟りが幸せへの道なら、その逆は不幸への道、って事になりますものネ。)

これは現段階の私が、私なりに発見した事です。

 

(ホントの悟りは、全然違うかも知れません(^_^;)。)

 

ともあれ頑張って書いてみますネ。読んでみて下さい。

「悟り=差取り」

あなたは『悟り=差取り』などという言葉を聞いたことがありませんか?

 

『差を取る』から『悟り』なんですって。

という事は・・・?

ここから考えると、悟りとは、『差についてジャッジする』の真逆なのかな?

 

現段階の私は、そうシンプルに考えています。

 

差取りの『差』とは?

「じゃあ、『差』って何なんだろう?」

改めてこんな疑問をもたれたかたもおられるかも知れませんネ。

 

さてさて。

世の中は陰陽相反する二つの要素に分けられて語られる事がほとんどです。

 

(陰陽とは、例えば・・
昼と夜、男と女、仕事と遊び、天と地、善と悪、白と黒・・・など
正反対に位置する要素のことですよネ。)

 

ポジティブ・ネガティブ。

正しい・間違っている。

美しい・醜い。

 

陰陽そのものは何ら悪いものでもないんですよね。

 

陰陽とは、単なる『区別』ですものネ。

けれどもここに『善悪(正誤・優劣)のジャッジ』が入った時、

私達は知らず知らず物事に捉われ、人生に苦しむことになりやすいようです。

陰陽という区別にジャッジが入るとは?

では、『陰陽という区別にジャッジが入る』とは?

 

例えば健康=善。病気=悪。であるとか、

高身長=善。低身長=悪。であるとか、

高学歴=優。低学歴=劣。であるとか、

自然=善。人工=悪。であるとか、

 

これらが『判断(ジャッジ)』です。

 

『判断基準(=ジャッジする目)』は人によって違います。

 

そしてジャッジを持たない人などまず居ないものです。

 

(人によっては、真逆のジャッジを持っていたりもします。
例えば
日本人は、「家に上がる時には靴を脱ぐ=善、正、それが常識」
いうジャッジと固定観念を持っていますが、
アメリカ人は真逆の
固定観念を持っていたりなど。)

私たちは色々な「差」を認識するようになる

子供の頃、私達の脳の中のノートは真っ白で、

ジャッジするための基準情報を持っていませんでした。

 

例えば「あの人は美人」「あの人は普通」などという

区別を知らないまま、他人を見ていました。

 

でも、周囲の人たちが「Aさんは綺麗ね」「Bさんはそれほどでもないね」

と言っているのを繰り返し耳にするうちに、

「こういう顔を美人と言うんだな」という具合に、

自分の頭の中で情報を蓄積させていったんですよネ。

 

そして、やがてその情報が脳の中で統計化されたのです。

 

こうして私達は、色々な『差』を認識するようになるんですネ。

 

例えば「勉強が出来るほうが、出来ないよりいいんだな」とか

「みんなと仲良くしたほうが、しないよりいいんだな」とか

「おこづかいは無駄遣いしないほうがいいんだな」など。

あなたを苦しめるジャッジがあるとしたら…?

繰り返しになるのですが、この『陰陽』の区別は人間社会に必要なもので、

便利なものでもあります。

 

みんなが快適に生きていくためのルールの元になっていたりもします。

さっき書いたように、国によってルールや基準が違ったりもしますネ。

だから、それ自体が悪いわけではないのです!

 

けれども・・・。

 

もしも、自分の脳の中にある『ジャッジ』のうち、あなたを苦しめる

原因になっているジャッジがあるなら・・・?

 

それがひょっとしたら、あなたの苦しみの原因になっているとしたら?

 

例えばここに、

「一つのことをコツコツ長く続けられる人のほうが優れている」

というジャッジ(観念・思い込み)を持っている人がいるとします。

 

で、この人が一つのことをコツコツ長く続けられるタイプであれば、

心の中にこのジャッジを持っていても、人生の邪魔にはなりません。

 

でももしも、一つのことをコツコツやるどころか次から次へと

興味の対象が移り変わってしまい、

ずっと同じ事をやり続けるのが苦手なタイプの人だったとしたら・・・?

 

「ああ、また飽きてしまって興味が続かない・・・、こんな私はダメだ」

「ちゃんとやらなきゃ、続けなきゃ・・・嫌でも続けなきゃ」

「コツコツ続けられない私は、人より劣っている・・・(ガクリ)」

 

・・・日々ちょっとした場面で、こんな気持ちにさいなまれるかも知れません。

そしてそのたびにどんどん自己嫌悪を深めてしまい、自信のなさをつのらせてしまうかも知れません。

誰かに「何でコツコツできないの!」と指摘されると、落ち込むかもしれません。

 

たとえ「あなたって色んな事に興味を持てて、好奇心旺盛よね♪」と

褒められても、皮肉にしか聞こえないかも知れません。

 

そんな時、この人の横で、コツコツやり続けている人が誰かから褒められたなら?

 

(ましてや、この人が大好きな人が、「コツコツやる誰か」を称賛したのを目撃したとしたら?!)

 

それを見て、ショックを受けると思いませんか?

 

別に自分がけなされた訳でもないのに、自分が否定されたような気分にさいなまれ、余計につらくなるかも知れません。

 

そしてそれをきっかけに、「自分はダメだ」「自分はダメだ」と、無意識的な自己いじめを始めてしまうかも知れないのです。

 

そしてさらに、もしもこの人が『他の事に興味を持ってしまった自分』

「ダメだ!」と押し殺し、目の前にある『やりたくない事』を

コツコツ頑張り続けたなら・・・?

 

そして『コツコツ頑張った(我慢した)』結果、

何らかの成果を手にしたとしたら・・・?

 

(どんな気持ちになると思います?)

 

もちろん達成した瞬間は「やった!」と思うかも知れません。

けれども次に襲ってくるのは、むなしいような空虚さかも知れません。

 

きっとこの人は、心の底からわきあがるよろこびを体感できないと思いませんか?

 

それどころか、「何だかとても疲れた・・・・」というような気分になり、

へたり込むほど脱力してしまうかも知れません。

 

(これを心理学用語では燃え尽き症候群と言うんですよネ。)

 

(もしも今、あなたが手にしている人生について

『周囲の人たちは称賛してくれるけれど・・・実はもう、くたびれている』

『それほどすごいことだと思えない』

『何だかむなしい』

『価値を感じられない』

『とにかくだるい、もう疲れた』

というような気持ちを感じるなら、これはあなたについてのお話です!)

 

「差」とは陰陽に対するジャッジ

話は元に戻るのですが・・・。

 

『悟りは、差取り』。

 

『差』とは、『陰陽に対するジャッジ』。

 

もしもあなたが自分の状況に対して不本意な気持ちを抱くことがあるのであれば、

ぜひ、こう自問自答してみて欲しいのです。

 

「あれ・・・?自分は知らず知らず、~~するべき、というジャッジを持っている?」

 

今日はここまでです!(^o^)

気付けた人だけが方向転換できるんですよ

次回は、「じゃあ、どうやったらジャッジに気付けるの?」

 

「どうやったら悟りに近づけるの?」というお話を書きます。

 

あなたの第三の目で物事を観る方法です。

 

(私なりに思いついたとてもカンタンな方法があるので、それをぜひお伝えしたいと思います♪)

 

今日の内容、落ち込んだかたがおられるかも知れませんが、むしろ

「ここに気付けた自分ってツイてる!ラッキー!」と思って下さいナ。

だって気付けた人だけが方向転換できるのですから・・・!

心のクセ普通のクセと同じで、気付かなければ直せないんですよネ。

そして、気付けたら必ず直せますから♪)

 

 

最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました♪ 

 

あなたの応援、心より感謝致します♪ 大好きですよ!

今日のまとめ

「知らないうちにジャッジしている?
  ここが悟りへの第一歩です。」
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      by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)