頑張った分だけ成果が出ていれば、疲れは吹き飛ぶ
理事長の辻 耀子(つじようこ)です。
今回は、「頑張りすぎだよ…」って言われても、どうすればいいの?!という人に向けて、応援を込めて書いてみます。
ところであなたは、こんな事を思う事、ありませんか?
たまに人から「頑張りすぎだよ、たまには休んだら?」って言われるけど、気楽な事言わないでよね、さぼれたら苦労しないよ。この仕事、私がやるしかないじゃない!だって誰もやらないんだから!
他に、こんな事を思う人はいませんか?
「辻さん。私は、このままじゃダメだ、っていう焦りがずっとあります。
英会話も出来ないし、とか、もっと認められないとダメだ、って思ってしまいます。
いつもどこか不安で…。
だから資格試験をとったほうがいいんじゃないか、とか。
とるにたらない、平凡なままの人生で終わってしまったらどうしよう…って。」
「辻さん、私は自分の事が好きになれません。
というか、嫌いです。
自分の嫌なところは山ほど見つけられます。外見も内面も。
でもいいところがひとつも見つけられません。
自分の頑張りをねぎらえなくて、人生がしんどいです。
そもそも『自分を愛する』っていう言葉の意味、まったく分からないです。
正直、明日人生が終わればラクなのに。」
「辻さん。私の人生は我慢ばかりです。
まず、周囲に頭の悪い人が多すぎます。
それからジコチューすぎる人も。
みんな自分勝手で、誠実さがない。
人を大切に扱わないし、自分の権利ばかり主張してきます。
職場にもそんな人がいっぱいいます。
何で世の中、こんな低俗な人が多いんだろう。
私はその人たちのせいで、わずらわされてばかりです。
近所づきあいや親戚づきあいなどの『しがらみ』も、正直うっとおしいです。
…でも、ここから逃れられないのかな…」
「今特に何が不満というわけじゃないんですが、はじけたいです。
…今までと同じ生き方、したくないんです。
自分の殻を破って、全然違う人生をいちからやりなおしたいです!」
「ワクワク感がないんです…。
花を見ても『ああ、キレイと思わなくっちゃ』っていう感じ。
親の事も『ああ、もっと感謝しなくっちゃ』っていう感じ。
自分は冷たい人間なのかもしれません…。
そんな自分って薄情だな、愛情が薄いな…と思うんですが、直せないんです」
というわけで。
上記のようなつぶやきが漏れるあなたへ。
世の中の流れが変わってきていますよね…。
それも、急速に。
「頑張る!」という昭和スポ根的な根性論やなやりかたが、どんどん古くなっています。
しかも「昭和だよね~」と言われている間に、平成が終わってかなり経ちます…!(苦笑)。
とはいえ、
「頑張らなくてもうまくいく。」
そう言われても、なにをどう、『頑張らない』のがいいのか。
頑張らない方法が分からない!
こんな気持ちをお持ちのかたもいるのでは?
では、そんなあなたへ。
あなたの人生、救済します。
「えっ!!辻さん!救済してくれるんですか…!うわ…助かった…!」
あっ、ごめんなさい。
救済するんじゃなく、救済をお手伝いします。
ホントはあなたの人生、肩代わりしてあげたいんだけれど…。
せめて肩を貸すか、肩車してあげたいんだけれど…。
それは、叶いません。
なぜなら、『あなたの人生はあなただけのもの』だから。
だから、私は隣を伴走します。
でも、安心して下さい。しっかり伴走しますので。
…いや、早い話ね、ぶっちゃけ、あなた、疲れていませんか?
だから、つい心の中でため息やつぶやきが漏れてしまうんですよね…。
じゃあ、なぜ疲れてるんでしょう?
それはね、『頑張ってるのに、成果が出ていないから』じゃないでしょうか。
確かに睡眠不足とか、肉体疲労もあるかも知れません。
でもね、我々人間ってね、意外とゲンキンなものでね、『成果』が得られると、疲れってけっこうふっ飛ぶんですよ。
…つまりあなたの問題というのは『頑張りすぎること』そののもじゃなくてね、『頑張っているのに、それに見合った成果が出ていないこと』なんです。
だから疲れているんです。
それだけなんです。
『頑張ること』そのものが悪いことではないんです。
あなたは『頑張りすぎている』のに『成果が出ていない』から、「自分の人生、これでいいのかな…?」と不安になっている。
(でしょ?)
で、「これでいいのかな…」と不安になり、他の生き方している人のことが気になった。
あるいは、本を手に取ったり、誰かのブログを読んだ。
そうしたら、「頑張らなければうまくいく」と書いてあった。
「マジで…?!」
あなたはまだ、半信半疑。
にわかには信じられない。
なぜなら、理由はカンタンです。
「今まで、うまくいくと信じて、頑張ってきたのに!!!」
…なのに、本に「頑張るな」と書いてある。
有名なカウンセラーが「頑張るな、自由に生きろ」とブログで書いている。
その時、あなた、混乱したんじゃないですか?
だって、自分は頑張ってきた。よかれと思って。
それこそが、『うまくいく道』だと思って何年もやってきた。
ひと踏ん張りも、ふた踏ん張りもしてきた。
あるいは、頑張るしか仕方がなかったから、頑張ってきた。
歯を食いしばってきた。
休みたい時も、我慢してきた。
睡眠時間や休日も削った日があった。
…なのに。
「それって、うまくいかない方法だったの…?!」
いや。違います。
あなたは間違っていないです。
昔も、今も。
しかし、それでも。
私は「だから引き続き頑張って!」と言いたいのではありません。
私もやっぱり、頑張りすぎるあなたのやりかたは、修正・改良したほうがいい、と思っています。
ただし。
私はあなたに「頑張らなければうまくいく」なんて言葉を、言いません。
だって実際、物事は頑張ったほうが、成果が出るに決まっているからです。
スポーツでも、楽器演奏でも、ダンスでも、勉強でも。
やらなかった人より、やった人のほうが、当然上達しますものね。
(そりゃ、まれに『例外の人』はいますよ?「天才」と呼ばれる人です。
でも、もしもあなたが「いや~ん、何だかわかんないけど、やってみたら100点満点とっちゃった!どうしよう~~♪♪」っていう、天才なのだとすれば。今この文章、読んでないはずなんですよ(笑)。
だから、残念ながらあなたは、今悩んでいるテーマについては「天才」ではないはずです。)
話を戻しますね。
あのね、「やらない人より、やった人のほうが、当然上達するし、結果を出せるんです」!
そんなの当たり前。
例えば、世の中には「●●するだけダイエット」というのが、いくつもありますが…。
ラクして、運動もせず、高カロリーなものをバクバク食べて、
「うそぉ~、みるみる痩せちゃった!」
という人など、実際、この世のどこにも存在しませんよね…。
あれは、娯楽商品です。
実際には効果のない商品や方法です。
(その証拠に、「●●するだけダイエットに取り組んでいた友達は、今はまた、新しい▲▲するだけダイエット」に取り組んでいませんか? もしも本当に効果があるなら、一番最初に出た「●●するだけダイエット」のみで充分なはずです。なのにあの友達の家に行けば、さまざまなダイエットサプリ、器具が転がっていませんか?)
これが何よりの証拠です。
「頑張らなければうまくいく!」
なんて、そんな魔法みたいなことは、あるわけないんです。
だから、あなたの今までの生き方、やり方は間違っていない。
頑張りも間違っていなかった。
そこは断言しておきます。
けれども…。
そこは間違っていないんだけれど、でも、間違っている箇所がある。
それは何かというと、『頑張りどころ』を間違っているんですね…。
(頑張る方向を間違っている、と言ったほうがいいかもしれない。)
だから、成果が出ないんです。
で、成果が出ないから苦しいんです。
悩むんです。
つまり、あなたの悩みや問題の根本原因…、問題の震源地は、『頑張る性格だから』じゃないのですよ。
ぜんっぜん、そこじゃないんです。
分かりますか?
あなたは今、こんな風に考えていますよね?
「ちまたの本やブログによると、頑張らないほうがうまくいくらしいし、辻さんも、もう時代が大きく変わりつつあるって言ってるし…。頑張るやりかたはもう古いらしい。実際、自分も正直しんどいし、周囲の友達からも「頑張りすぎだよ」って言われる…。だから変わりたい。だけど、どうすればいい?どうすれば『頑張らない自分』になれるのか。その方法が分からない…!」
で。私からの提案は、こうなんです。
頑張る性格を、変える必要はないんです。
これからも頑張っていいんです。
それに、実際のところ、頑張らない人より、頑張る人のほうが、欲しい成果を手に入れやすいです。
そんなの、そうに決まってます!
ただ、あなたは『頑張りどころ』を間違っている。
そもそもそこが間違っている。
だから、努力の割に成果がついてきていない。
成果さえ出ていれば、あなたの疲れなんて吹っ飛んでいきます!
そう、もしもあなたの努力が報われていれば、疲れは吹き飛ぶんです!
成果が手に入っていれば、自分のやってきた事に納得感、満足感があるんです。
だから、自分のやりかたに疑いなど湧かない。
疑いもストレスもなく、悩まない。
だから、ちまたの『頑張らなければうまく行く』という本にも目がいったりしない。
立ち読みなんかしない。
この文章も、真剣に読んだりしない。
だって、うまくいってるんだもの…!
「は??辻さん、つまり、『頑張ることそのもの』じゃなく、『頑張りどころ』にミスがある? だから成果が出ないという事…?」
はい、その通りです。
そもそもあなたは、自分の欲しいものがハッキリ把握出来ていない可能性がある。
で、漠然と「頑張っていれば報われるはず」と思っている。
レイキで頭・胸・ハラを一致させよう
けれども、
難しい事言ってますけど、今からもっと難しい事、言います(笑)。
◆頭・胸・ハラが一致していない。
「は??頭・胸・ハラが一致していない? 辻さん、意味不明です!訳が分かりません!」
はい、では説明します。
たとえば、こんな感じです。
あなたが何かに取り組もうとしている時。
・頭で思考していること⇒「絶対やり遂げたい! やるべき! よしっ、頑張るぞ!」
・胸で感じていること ⇒「~~でも気が乗らないな、自信がないな、ちょっと不安…」
・ハラの感覚(身体状態)⇒「身体がシャキッとしないな、重だるい…」
これが、『頭・胸・ハラが一致していない状態』です。
ちなみに、頭・胸・ハラの事を、東洋医学や武道では、『上丹田(かみたんでん)・中丹田(なかたんでん)・下丹田(しもたんでん)』というんですが。
一箇所ずつ、何をつかさどっているのか、見てみましょう。
・頭…眉間…脳の中心(間脳)…直感、潜在能力の発揮(ひらめき、発明、第六感、超能力、火事場の馬鹿力)
・胸…胸腺…免疫力(病気と闘う力、寿命)、感受性(感じる力)
・ハラ…生殖器、腸…生命力、活力、勇気、精神力、幸せを感じる力(セロトニン)
ちなみに、この3箇所は、私たちの急所でもあります。
実は、オリンピック選手や、歌手、ビジネスで成功する人など…『頑張った成果が出ている人』は、当然、あなたと同じく『頑張る人』なわけですが、あなたと彼らの違いは、ココ。
『頭・胸・ハラ』を一致させた上で、行動しているか。
『頭・胸・ハラ:』がバラバラなまま、行動しているか。
本当にね…、『頭・胸・ハラ』を一致させてから、あなたが望む方向で頑張るとね、適切なやりかたで頑張れますから、頑張った分だけ成果が出るのです。
最初は上手に出来なかった事でも、今までと違い、加速度がついて上達します。
そうするとね、軽やかに頑張れるんです。
いいでしょ? この「軽やかさ」♪
私は、あなたにその『メカニズム』を知ってもらい、納得してもらい、うまくいく方法を、日常の中で『使い倒してもらいたい』!
それが、私が「日本伝統式レイキ」をオススメしている理由です。
「レイキ協会」を創り、「アチューンメント講座」を開催している目的でもあるのです。
…なぜなら…。
やっぱ、頑張りは報われて欲しいから。
私もね、過去、けっこうしくじってきたんですよ。
うまく行ったのは、起業とビジネスだけ。
「だけ、って辻さん…!そこ、一番大事じゃないですか!」
確かに私は、起業やビジネスは、比較的…(いや、この際謙遜はやめよう、)めっちゃくちゃうまく行ってたんです。
20歳そこそこで、すでに中堅サラリーマンの年収の15倍ほどの所得がありました。
でも、人間関係は、ひどかった…。
惨憺たる状態だったんです。
人が怖くて、人間不信でした。
しかも、愛が何か分からなかったし、「そんなもの要らない!くだらない!」ってずっと虚勢張っていました。
…自分は一生孤独で、心の底から信頼できる友達もうまく作れない…。
でも、諦めるしかないんだと、そう信じていたのです。
でも現在は、違います。
心許せる、気を使わない友達がいます。
『絆』を感じられる親友やパートナーがいます。
新しく出会った人と、親しくなれることが楽しみでしかたがないのです。
やりたい事もあります。
そうなるために、私が徹底的にやったことは『内省』でした。
そう、『自分の本当の、本当の本心をちゃんと観る』という事です。
時には、決して気づきたくない本心もありました。
「うわ、エゴまみれじゃないの…私って…」と落ち込んだこともありました。
けれども、ひとつひとつ、本心を確認していくのす。
確認した後は、『自己受容』がカギです。
これがまた、難しいんですよね…。
自己嫌悪している部分や弱点、欠点を受け容れる事がなかなか出来なくてね…。
けれども、やるしかありません。
これを繰り返し、
『頭・胸・ハラ』の感覚を一致させていくのです。
ちなみに、『頭・胸・ハラ』が一致した時というのは、なんとも言えない、スカーッとした爽快感が心を駆け抜けます。
そして心が満たされます。
お腹の下から充足感が湧いてきて、本当に心地がいいのです。
(つまり、この感覚がやってきた時は、まさしく『頭・心・ハラ』が一致していると言えます。)
この、スカーッとした爽快感、至福感、充足感。
これを体感するために、日本伝統式レイキ法(3つの方法)を活用するわけです。
頭で「心地よくなろう」とするのではなく、イライラやくよくよしてる自分をなだめたり落ち着かせるのではなく、スーッと受け止め、「あぁ、心地よさってこれだな…」という感覚を探すのです。
現代人の多くは、左脳を使いすぎており、この「心地いい感覚」を感じるセンサーが麻痺している人も多いです。
若い頃の私も、完全にマヒさせちゃってたので、「心地よさってなに?」っていう事について、一生懸命頭で考える…(つまり左脳で思考する)という事ばかりやっちゃっていました。
感覚が再び呼び覚まされるまで、半年以上かかったと思います。
(その間は、日本伝統式レイキ法に取り組んでいても、もどかしかったし、全然心地よくなかったです。つらかった、退屈だった、やめたかった、というほうが正解かも。)
けれども「感覚」は右脳の担当領域です。
こちらが鈍ってしまってる人は、再び呼び覚ますしかないのです。
それまでは、うまくいかなくてもしばし、忍耐の時です。
こうしてコツコツやっていると、やがて徐々に「感覚」が磨かれ、再び呼び覚まされるんですよ。
そうすると、左脳優位で「頭が忙しい」「雑念が消えない」という状態が徐々に和らいできます。
こうなると「しめしめ♪」です。
ようやく、『頭・胸・ハラの一致』が分かってきます。
心地よさ、至福感に包まれる時が時々訪れます。
これぞ、気が整い、バランスが取れてきた…という事なのです。
この感覚が分かると、「ブレても、短期間で戻せる」ようになります♪
こうなると、本当に無敵!
ムカつく事や、うまくいかない事があっても、下手したら30秒ほどで、スーッと元のいい感じに戻せるようになるからです。
そして、それが出来てくると「ムリに頑張ってつらくなる」という事も、自然と減ってくるのです。
頑張る事に対しても、「気力がいつも湧いてくる!」だから「苦労や努力をしている感覚ではない!」
「しかも、やれば成果がついてくるから嬉しい!疲れも吹き飛ぶ!」
このように、現実面でもバランスが取れてくるのです。
これは、騙されたと思って取り組んだ人が、いずれたどり着く境地です。
そして…この境地の先に、五次元意識や覚醒、「よろこびベースの、軽やかな人生」が待っているのです。
今回も読んでくださり、有難うございました♪
がんばりすぎる、私と同類のあなたへ。
一緒に進んでいきますよ!(^^♪
応援を込めて…。
今回のことば
頭・胸・ハラを一致させていくと 人生はどんどん軽やかになる♪
by 辻 耀子