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変わりたいのに変われない理由は 深層心理にアリ!

心の中の「ルール」があなたを縛っている

理事長の辻耀子(つじようこ)です。

今日は、
「変わりたいのに、色々やってるのになかなか…」
というかたへ、めいっぱいの応援を込めて書きますよん。

変われないのは、あなたの能力の問題ではありません。

根性の問題でもないですっ。
あなたは何ら、他の人に劣っていません。

「…辻さん、でも変われないですよ…(泣)。」
「さんざん色んなこと、やってみたんですけど…」

そうでしょう、そうでしょう。
そんなの、昔の私も含め、ほとんどの人がそうなんですよ。

あなたと同じです。

…では、「変われた人」と「なかなか変われない人」との違いは何なんでしょう?

キーワードは『ルール』です。
(観念、思い込み、価値観とも言います。)

────(前回の内容は、こんな感じっ!↓)────

「ずっとお金がない人生だったけど、そろそろお金のある豊かな人生になりたい!」

⇒あれ?色々試したけど、状況が変わらないな…。

「ずっとパートナーがいなくて、でも別に困ってなかったけど、そろそろ出会いが欲しい!」

⇒あれ?行動しても、なかなか結果が出ないな…。

などなど、人生では、思い通りにならない事があります。

実は、なかなか変われない時、その原因は、深層心理の中にあります。

変われない時、私達は深層心理…つまり、心の奥底に決して破ってはいけない『ルール』を持っているんですよ。

「え〜っ!ルールですか!!(驚)」

そうなんです、そうなんですっ。

…でも、大抵の場合、私達は、『自分がどんなルールを持っているのか?』に、無自覚です。
まったく気づいていないものなのです。

でも、あるんです。

「え?だって常識でしょ?」
「そうするべきだよ」
「普通それはやっちゃいけないでしょ」

…あなたが『変われない分野』でこのように感じる時、その奥底には必ずルールが潜んでいます。

このルールは、あなたの “人生の憲法” のようなものです。

そしてルールが寄せ集まり、あなたの『個性』や『価値観』が出来上がりました。

だからルールは、もちろん一人一人違いますし、人によって色んなルール(=常識、正しさ)があるんですよね。

ルールは、もともと
「あなたが、人生をよりよく生きるため」
「二度と同じ失敗を繰り返さないため」
に生まれました。

そして、幼少期のあなたを大いに助けてくれました。

…ところが…。
今、生き方を変えようとしたあなたにとって、『邪魔な呪縛』となっているルールもある、って事なんですよ。

昔は必要だったけれど、今はもう不要なルールが。

つまり、「変わりたい!」でも「あれ?状況が変わらない…」という時には、あなたを縛る『ルール』を見つけない限り、あなたの努力はなかなか実を結びにくいのです。

(言い換えれば、あなたを縛るそのルールこそが、『なぜ、欲しいのに手に入らないのか?』の答えです。)

あなたはそれを、禁じています。
固く固く、ガッチリと、憲法やら法律を作って禁じているのです。

★変わるための手順(まとめ):

1:自分の心の奥底に潜んでいた『ルール』を発見する。

2:本当に欲しいものが何なのか、どういう風に変わりたいのかを改めて確認する。

3:『ルール』は自分が決めたものだった!と気付き、自由にルールを書き換える。

「変われない」のをやめるにはどうすればいいか?

─────(今回の内容、ここから。)────

「でも辻さん、変わろうとしてもやっぱり変われません…ルールを捨てられないみたいです」

「ルールを破るのが怖くて出来ません!(>_<)」

そうなんですよ…。
私達の深層心理は、やっかいです。

「深層心理のブロックを外せばいいんですよ!」
「自己イメージを上げましょう」
な〜んて、巷の本にはサクッと書いてありますが、なんのなんの!

そんなにカンタンにいくならば、苦労しないですよねぇ?(苦笑)。

我々みんな、今頃自由自在に「欲しい人生」をさっさと手に入れ、謳歌しているはずなのです。

…が、そうじゃないケースがある。

「よし、変わろう」
と決意し、ルールを見つけ、ルール変更を試みて…。

けれどもここで「変われる人」と「変われない人」とに分かれます。

「変われる人」は、本当にサクッと、まるで古い服を脱ぎ捨て、新しい洋服に着替えるがごとく、方向転換します。

(行動、言動が変わり、手にするモノが変わります。だから、人生で手に入る結果も変わるのです。)

…ところが…。

私も思いっきり苦い経験が何度も何度もありますが、

「あれ?変われない…」。

(がーーーーーーん)

私達は、サクッと変われる分野もあれば、なかなか変われない分野も持っています。

ルールを見つけたのに!
なのに「変わる事が出来ない」…、「ルールを書き換えることが出来ない自分」に直面し、困惑するのです。

あなたは、どうしても
「頭で分かっているのに、変われない」
というジレンマに遭遇し、苦しみます。

ここで再び登場するのが、「ムカつく、イラッと来るあいつ」です。

その相手を観察すると、おそらく『攻撃心』がムクムクと、あなたの心の内に広がってくるのを感じませんか?

これが、認めたくないけれど『嫉妬心』でしたよね。
(わ〜やだ!書くだけでもやだっ(苦笑)。)

で、この嫉妬心があまりにも不快なものだから、私達はついつい相手をバカにしたり、卑下して、悪者扱いしたりするのです。

自分よりも低い位置に置いて、アラを探して、気分を落ち着かせようとしちゃうんですね。

(※これ、誰でもやりますからね…!ここで反省したりする必要はないですよ…!)

でもね、「変わりたい」ならば、ここが勇気の出しどころです!!

★「変われない」のをやめるには:相手への卑下と攻撃をやめる。

あっ!
心理学の本を読んだことがあるかたは、注意!

私は、「相手を好きになりましょう」とは言っていませんのでネ〜!

ましてや「相手に感謝しましょう」とも言ってませんからね…!!

「相手を手放しましょう」とか、
「嫉妬心を手放しましょう」とか、
「相手を許しましょう」というのも、今ここでは全く不要ですからね…!

ただ、やって欲しいのは、これだけ。

「相手への卑下と攻撃をやめる」。

これだけなのです。

「でも辻さん、何でやめなきゃならないの?実際ムカつくし、卑下したくなるような相手なんですけど」

…そうでしょう、そうでしょう。
分かります…!!
本当にね…。

それなのに、なぜ「攻撃をやめなければならないのか?」

それは、「あなたが欲しいものを手に入れる事が難しくなるから」なんです。

なぜ相手への卑下と攻撃をやめなければならないのか?

『出る杭は打たれる』ということわざがありますよね…?

今、相手はあなたにとっての『出る杭』なんですよ。
目ざわりなんです。

何しろ相手は、あなたが欲しいものをすでに手に入れているか、あなたが「それはやっちゃダメでしょ、反則ワザでしょ」と自分自身に禁じている『ルール』をカンタンに破る人なのだから。

だから、『目の上のタンコブ』だし、視界に入るだけでウザいのです。

けれども、この相手を心の中で攻撃したら攻撃したぶんだけ、あなたが…

もしも…

その状況を手に入れた時に…、

(ほしい物を手にした時に)

あなたの深層心理は、こう叫びます。

“ひ〜!きっと誰かから攻撃されるに違いない…!!”

(こわ〜〜い!)

と。

これが、
あなたが『どうしてもルールを敗れない理由』なんです。

「変わるのが怖い気がする」理由であり、頭で分かっていても行動出来ない理由です。

「変わろうとしても、変われない」、そのガンコな抵抗感の理由はこれなのです。

自分が相手を心の中で攻撃したぶんだけ、今度は自分がその状況を手に入れたなら、その時には、別の誰かから攻撃されるような気がするのです。
「ズルい!」とののしられそうな気がするのです。

★ここを乗り越えて、変わるための解決方法:

嫉妬している事を認め、相手に降参しよう。
相手を嫌ったままでいいので、尊敬しよう。

(相手の全てじゃなく、どこか一部分だけで充分ですよ…!)

最後に、「変わりたいと思って読んでくれたかたへ」。

(または、身近にそういう人がいて、力になってあげたいかたへ。)

相手より、あなたのほうが優れている箇所、きっといっぱいあるはずです。

しかも、あなたのほうがずっと常識的で正しいかもしれない。

確かに、相手はあなたが欲しいと思うものを手に入れている。
けれども、あなたがそれを手に入れちゃいけない理由など、何もない。

相手がズルいのではなく、相手は相手。
あなたの欲しいものや、『ルール』(=呪縛)のありかをあなたに示す人にすぎない。

あなたは自分で作った『呪縛』を解除していいのです。
いつでも「OK!」の許可を出していいですヨ〜♪

あなたは、それだけの価値のある人です。
どうぞ、のびのび自由になって下さい♪

今までの努力、報われますよ、もちろん!(^o^)
予言しておきますっ!

…明日もいい日になりますように…。

つじようこ


今回のまとめ

嫉妬している事を認め、相手に降参しよう。
相手を嫌ったままでいいので、尊敬しよう。
すると、自分の心が解放されるのです。

by 辻耀子