理事長の辻耀子(つじようこ)です。(^o^)
こんにちは~!(^o^)
いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ヒビキの読み取りの重要度について、私個人の見解を書いてみたいと思います♪
(はじまりはじまり~!)
中級~上級を過ぎ、徐々にヒビキを感じられるようになってくると、私達の誰もが、レイキ療法の実践中、ヒビキの読み取りにフォーカスをしてしまいがちなものですネ…。
(ここは誰もが通る道。私も若い頃、やっきになって「ヒビキを正確にキャッチしたい!」と努力していた時期がありました。)
けれども、実は「ヒビキの読み取りはそれほど重要ではない」と、今現在の私は考えているのです。
それ以上に、ヒーラーにとって真に大切なのは、目の前の、ご縁あって出会ったかたの『本質』の輝きや、日々の頑張りに対して、フォーカス出来ているかどうか…。
つまり相手の『光』や、底力(=自然治癒力・治る力・強さ)を信頼し、尊重する事が出来るかどうかです。
ヒビキを正確に読み取る事は、この『ヒーラーとして最も大切な事』に比べれば根幹ではありません。
むしろ、枝葉のテクニックに過ぎないと思うんですよ~。
(若かった頃の私はそのようには思っていませんでしたが、20年以上の間に、そのように気持ちが変化しました。)
今は、相手のかたの症状やヒビキ以上に『本質、核、存在そのもの』にフォーカスします。
「お互いに頑張ってきたね…」
「頑張って生きてるね…」
という気持ちで手当てが行なえると最高だなぁ、と思っているんです。
ともあれ、ヒビキはそもそも、毎日刻々と変わるものなんですよね…。
たった数時間で変わるのです。
(体調の変化と同様に、バイオリズムがあるわけです。)
それはまるで、幻想のようなもの…。
…いえ、洋服のようなものと考えてもいいかもしれないです。
そう考えれば、『本質』(本体)じゃなく洋服については、(毎日変わるものなので)さほど気にしなくっても大丈夫だし、ましてやヒビキが感じられない人も何も気にする必要はないです。
引け目に感じる必要もない。
さらには、「あなたの今日のお洋服、○○ですよ…」と正確に伝えてあげなくては!と思う必要もない。
「ひどい服を、ひどいと伝えない事」が不親切に繋がる、という事も、全くないと思いませんか?
(何しろ、日々刻々と変わっていくのだから…。)
ともあれ私は、レイキのイメージを、ポカポカとした春の太陽光のぬくもりのような、ほっこりとした あったかさだと捉えています。
相手の『本質』にはそもそも、ポカポカとした光の核がちゃんと備わっており、手当てを行なうヒーラー側の『本質』(光)は、相手のかたの『本質』と響き合う事が可能です♪
こうして、相手を光らせたり、相手の光を受け取ったり…。
エネルギーが循環します。
一体感や心地よさに包まれながら、ヒーラーとクライアントが、お互いの立ち位置を超えてそんな交流やねぎらい、いたわりが出来たときに、結果的にレイキは相手(と自分)の2人を同時に癒す事になるのだと思うんです。
そう、「2人が同時に癒される」。
これが、レイキの素晴らしいところ…!!
(通常の治療法やセラピーでは、「癒し手」(=ヒーラー)が、相手を癒すので、「癒される人は1人」ですよね。)
なお、世の中の常識としては、『健康=善、正しい、そうあるべきもの』という価値観が正しいとされている。
けれども、(もちろん、病気であるよりも健康で、どこかに痛みがない状態のほうが当然いいけれども、)手当てをする時だけは、よかったら「癒そう」「癒さねば」という想いを一旦横へ置いてみて欲しいのですヨ。
そして、『癒し手(=ヒーラー・治療家)』じゃなく「ただの、一存在」である自分が…、「何者でもない、ただの自分」が、相手のかた(=大いなる宇宙のかけら、ひとつぶ)との出会いや響き合いを楽しめると最高ですよね…。(^o^)
この考え方、どうでしょうか?
★補足です。
以前取材させて頂いた、アメリカ・ボストンの一流病院で働くレイキヒーラー(施術者・看護師)の女性は、こう語っておられました。
「決して我々はヒビキを口にしません。
表情にさえ出さないし、悟らせません。
病状を診断治療するのは、医師だけです。
ヒビキを伝えることによって、患者さんから訴えられることもあります。
だから、私が受講したレイキのスクールでは、決してヒビキを口にしたり、診断をしないように、と強く指導しておられました。」
…なるほど…と思う部分もありました。
(アメリカならでは!の部分も。)
今回も最後まで読んで下さり、本当に嬉しいです。
あなたの応援も、心より感謝致します♪
では、この後も、あなたとあなたの大切な人に、幸せが光のシャワーとなって降り注ぎますように。
今回のまとめ
「相手のかたとの響き合いとエネルギー交流を、ぜひ楽しんで…♪ そして2人が同時に癒されて下さい。これがレイキの達人の境地です。」
by 辻 耀子