理事長の辻 耀子(つじようこ)です。
こんにちは~!(^o^)
いかがお過ごしでしょうか?
「元の気の状態」は誰でも知っている
少し前に、「幸せと人格は関係している?」というテーマで書きました。
そして、私たちは大抵、「幸せになるには 人格を高めなければならない」と、知らず知らず(無意識のうちに)思い込んでいます…とお伝えしました。
だからこそ、「変わりたい!」「今のままじゃダメなんです!」と訴えてこられるかたも多いものです。
というわけで、今日の内容も「今、人生がしんどい人」について書いてみたいと思います。
もしもあなたの周囲に、「変わらなきゃ!」と焦っている人や、しんどそうな人がいるならば、ぜひ そのかたを思い浮かべながら読んでみて下さいネ。
さてさて。
「しんどい」とひと口に言っても「身体がしんどい時」と「心がしんどい時」とがありますよね。
どちらもしんどいものですね…、
早く良くなりたい。
元気になりたい。
自分以外の、誰か大切な人がしんどい時も心配になりますし、つらいですよね…。
ところで…。
…ん…?
『元気』…???
元気という言葉は、
『元の気』と書きますネ。
つまり、私たちはしんどい時、
『元の気の状態に戻りたい!』
と考えている事になります。
おおお~~!
『元の気の状態に戻る』!!!
こう考えると、レイキの話と繋がりそうではないですか?♪
(だから今日は、そんなお話♪)
そうですっ。
あなたも私も、『元の気の状態』を何となく感覚的に知っています。
もちろん知っているはずです、本来あるべき、快適な状態を。
この『快適な状態』を察知する能力が、体内にコンパスのごとく内臓されているのです。
だからこそ、我々は
「あっ!今ブレている!」(=元気じゃないっ!)
と気づけるように出来てますよね。
そして、
「あっ!今ブレが戻った!」
(=元気♪)という時にも、ちゃんと自分で気づけます。
それから…。
本来、私たちの身体には
『自然治癒力』
『自己調整力』
という、「本来の状態に戻す2つの力」がちゃ~んと備わっています。
また『免疫力』といって、ウィルスや細菌から身体を守る機能も持っていますよね。
だから、風邪を引いても放っておけば治ります。
心も、放っておけばまた穏やかな状態に戻ります。
(子供は、泣いていたかと思うと、もう、ケラケラと笑い出しますもんネ。あなたも私もあの人も、みんな赤ちゃん時代はそうだったんですネ~。)
そう、本来、我々の心身はそういう風に作られているからです。
ところが…。
「ちっとも身体が良くならない」
「ちっとも気持ちが浮上しない」
このような状態に陥る人がいます。
なかなか浮上できないのは 本当につらいですよね…。
※今回は、以前にお伝えしたケースとはまた違うお話をしています。
ちなみに以前は、『ご利益』(つまりいい事、幸運)を無意識のうちに追い求めている事に気づかない人は、人生で『つらさ・しんどさ』を感じやすい、というカラクリをお伝えしました。
今回は、違うお話です。
我慢しすぎると「元の気の状態」を忘れてしまう
さぁ、話を次に進めますっ。
では、なぜ長い間、しんどさから抜け出せず、浮上できないのでしょうか?
(赤ちゃんの時は、泣いても20分後には泣き止んでいたのに。)
(赤ちゃんの時は、背骨がぐにゃっとゆがんでも、すぐしなやかに戻っていたのに。)
なぜ、大人になるとすんなり戻らない事があるのでしょう?
…はい、ここでも、キーワードは以前のお話と同じく、『我慢』なのです。
私たちは、我慢しているうちにだんだん感覚(感受性)が鈍ってくるものなのです。
だから子供の時と比べ、同じ事があっても、昔ほどたいそうに感じずにいられる事もあります。
その代わり、感覚を感じるセンサーを鈍らせてしまったため、弊害も出てきます。
ホラ、あなたの周囲にもいませんか?
肩がガチガチに凝っているのに「え?凝ってる?感じないな~」と平気そうにしてる人。
「そんなに暴飲暴食して大丈夫なの?」と言っても、「胃薬飲めば大丈夫!」と、ケロリとしている人。
「そこは怒る場面でしょ!」という時にも、平然としていて穏やか過ぎる人。
「そこは逃げる場面でしょ!」という時にも耐え続ける人。
(※これらは、本当に平然としている人やケースはごく僅かのはずです。そうではなく、感覚が鈍っているため、感じなかったり、我慢してるのに気づけていない人がいるのです。)
そして…。
そうなんです。
私たちは『我慢』をしすぎると、だんだん『体内コンパス』の性能がサビつき、鈍るのです。
そのため、大人になると
「何が快適なのか分からない…」
「やりたい事が見つからない…」
「好きな食べ物、なんだろう?」
「子供の頃、何が楽しかったっけ?思い出せない…」
こんな人が出てきます。
そして、さらに感覚が鈍ると…。
「しんどいのが(深刻な状態になるまで、身体の病気や痛み、症状として顕れるまで)気づけない」
「しんどいのが ちっとも元に戻らない…」
こんな境地に行くのです。
「あれ、元気な状態って、どんな感じだったっけ?」
「心が晴れやかとか、爽快な状態って、どんなだった?」
「戻し方が分からない…」
「あれこれ試したけれど、戻せない…」
…これが、しんどい状態から抜けなせくなっている人のメカニズムなのです。
あまりにも長い間、グッとこらえて、「何のこれしき」と踏ん張りすぎて…。
自分を押し殺しすぎて…。
「我慢グセ」から元気を取り戻すコツ
さぁ。
では、もしもあなたが治療家ならば、こんな人に向けて どうアプローチします?
一緒にシミュレーションしてみましょうヨ。
まず、このような場合のキーワードは何でしたっけ?
そう!そうですよっ!(^o^)
『我慢』でしたね。
ならば、まず『我慢』に着眼してくださいっ♪
『我慢』が「しんどさ」を長引かせた張本人ですから、そこに気づけば一歩前進っ!
そのためには、
「一体、何をそんなに我慢しているのだろう?」
という事を検証してみるとよさそうです♪
幼い頃から我慢してきた人もいるでしょう。
こういう人は、要注意。
『我慢グセ』がついている可能性が高いからです。
けれども、過去の我慢を探るよりも
「今現在、何を我慢しているか?」
に焦点を当てるほうが、実は良くなる早道なんですね。
…とは言え、それほどカンタンではありません。
長年我慢し続け、ガンコな我慢グセが出来ている人ほど、なかなか我慢に気づけないからです。
(ピン!と来ないのです。たとえあなたが そばでやきもきしても、当の本人はケロリとしているはずです。)
★そこで…。
我慢グセを見つけるための、効果的な質問を羅列してみました。
コチラです!
1「しょうがない、と諦めている事は何?」
2「変える事など出来ない、と思い込んでいる事は?」
3「自分がやらなければ、誰も変わってくれないと思っている事は?」
4「こうするべき(これが常識)と思っている事は?」
これらの答えを紙に書き出してみましょう。
(正解は人の数だけあります!)
それから同時に、着眼するポイントがあります。
それは『体内コンパス』ですっ。
我慢しすぎた人は間違いなく『体内コンパス』の精度が鈍っていますから、コンパスの精度を取り戻したいですね…!
「なるほど!…ん?辻さん、ここでギモンが沸きましたっ。そもそも体内コンパスって身体のどこにあるんですか?」
おおお~っ!
ナイスなツッコミですっ!(^o^)
『体内コンパス』…その正体は?なんだろう?
そして『体内コンパス』は一体、身体のどこに内臓されているのでしょうか?
それは…どこだと思います?
(推理してみて下さいっ♪)
・
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・
さぁ、答えですっ!
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・
答えは、『神経』!
実は、私たちの頭(脳みそ)と身体の働きをコントロールしているボス的存在がいます。
私たちの「いのち」のたずなを握っている、『影のボス』が存在するのです。
それが『自律神経』です。
『体内コンパス』とは、私が勝手に作った言葉であり、ズバリ自律神経の働きの事です。
つまり、どういう事かと言うと…。
「慢性的にしんどい」
「なかなか気分が浮上しない」
「いつも重だるい」
「病気が回復しない」
という人は、
「良くなりたい!」と思うならば、2つの事に着眼して欲しいのですよ!
◆1つめ…『我慢グセ』(思い込み)に気付く
◆2つめ…『自律神経』の働きに着眼する
自律神経とは、あなたの心臓を24時間休みなく動かしたり、心臓の速度をコントロールしている、影のボスです。
あなたや私の『元気』のための、司令官なのです。
影のボスである『自律神経』は、あなたが寝ている間も体温調節をし、呼吸を続けさせ、
心の状態、
消化吸収、
トイレに行きたいとか
眠くなるとか…
気分までも操作している司令塔です。
つまり『体内コンパス』がバッチリ精密な状態の時は、
・『交感神経』
・『副交感神経』
のバランスが整っているわけです。
「なるほど…!辻さん、分かりました…!じゃあ、自律神経を整えれば体内コンパスの精度も戻る!しんどい状態から脱出できる!…つまり、そういう事ですよね?」
そうそう、そういう事なんですっ♪(^o^)
超~シンプルなんですよ~~♪
そしてこれが『東洋医学』の基本的な考えなのです。
東洋医学では、
『自然治癒力』や
『自己調整力』、
…つまり
「勝手に、元気な状態に戻す力」
がスムーズに働くよう、2つの事をします。
◆1つめ…余分なものをデトックスする
(=排泄する)
◆2つめ…自律神経の働きを良くする
(=気、血、リンパ、これら3つの流れの滞りを取る)
ここでようやく、レイキの登場です。
レイキは、宇宙の根源的な生命エネルギーのことです。
もっと分かりやすくベタな表現をすれば『宇宙の生命力』です。
慢性的にしんどい人は、この生命エネルギーが体内でスムーズに循環していないのです。
身体のあちこちで詰まり、滞り、枯渇・消耗しています。
だから、『生命力』を補い、満たし、滞りを取る。
そのためにレイキ法や、レイキ療法を行なうわけです。
…すると、結果、体内で何が起こるのか?
まずは『自律神経』を整えるための、脳内神経伝達物質が分泌されます。
その結果、『自律神経』が整うんです♪
(セルフヒーリングでも効果がありますよ!(^o^) ご自身の頭や下腹、腸の辺りに手を置いて下さいね。)
日々、こまめにレイキを流しているうちに
『慢性的にしんどい人』も、
『しんどさから浮上できない人』も、
自律神経が整ってくるわけです。
それに伴い、『体内コンパス』の精度も再びアップ! だんだん感度が戻ってきます。
だから「ブレてる状態」と「元の気の状態」、さらには「レイキと繋がっている状態」(=宇宙波動と共鳴し、ハイヤーセルフと共鳴している状態)などが、感覚的にハッキリ分かり、区別できるようになるのです。
◆ここまでをまとめます。
…慢性的なしんどさを解消するには、「たった1日で劇的に!」とは行かない事もありますが、コツコツ毎日、朝晩、手当てをしてみて下さいナ♪
(遠隔レイキの場合も、深刻なかたには朝晩2回!)
時間は、初心者であれば1回最低20分。
上達してくると、1回1分でもOKなんです!
行なうときのコツは、「ていねいに、ていねいに、ていねいに、ていねいに…」
ていねいさを意識しましょう。
(そうすると、自然と意識は「今ここ」に還ってきますね。)
相手や自分の身体を大切に、大切に扱ってあげると、さらにうまく行きますよ♪
(※ていねいに行なう事を意識すれば、レイキ療法を行なう側のあなたの呼吸が、自然と深く
ゆっくりと静まってくるのです。
そうなると、「今ここ」に意識が保たれやすくなります。
毎日ちょこちょこ練習していると、上達します。
それに伴い、余計な心配や焦りも、徐々に和らぎます。
こういう風に過ごしていけば、やがてサイコーに上手く流す達人になるのです♪)
以上です。
一度トライしてみて下さいナ♪
(今しんどいかたで、「レイキ療法を受けたい!」というかたは、当協会の『安心律サロン』へどうぞ!)
では今日も、この言葉で締めくくりたいと思います!
“あなたには、大切な人を 幸せにする力があります。”
では~!
最後まで読んで下さり、本当に有難うございます。
また次回で~す♪
この後も、あなたとあなたの大切な人に、幸せが光のシャワーとなって降り注ぎますように。
このご縁に、心からの感謝を込めて…。
つじようこ
★「手当て、上達したいけど相手がいない」そんな人のために、練習の場をご用意してますよん♪
オンライン練習会、全国会場での練習会をぜひご活用下さい。
(他スクールで学んだかたでも、アチューンメントを受けた人ならば参加可能な練習会もご用意しています~♪)
(当協会は、流派系統を超えて全世界のレイキ実践者の学びを補助する組織です。)
今回のまとめ
「いのちのたずなを握る影のボスは、自律神経。それを整えるのが レイキ法とレイキ療法♪」
by 辻 耀子