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私の人生を大きく変えた2つの気づき・その1

いのちを支えられてるから私は生きている

こんにちは~!(^o^)
いかがお過ごしでしょうか?
理事長の辻耀子(つじようこ)です。

さて。
今回は、孤独でつらくて我慢ばかりの人生だった私が、大病をきっかけとして得た『2つの気づき』その1ですっ。

(この2つの気づきこそが、「手遅れ」と言われた私の病気の回復のきっかけであり、私の生き方を180度変えたカギでもありました…!)

(そしてこの『気づき』は、まさに「西洋式レイキから失われた半分」と呼ばれている、ヒーリングの先にある教え…。『上級』の教えや醍醐味と、まったく同じものだったのでした。偶然ですが…!)

ではまず、『ひとつめの気づき』から。

(↓こちらですっ!)

◆一つ目の気づき:

「私は無力でちっぽけで、偉そうな事を言っても、何も自分で創り出せない。
自分以外の全てのものに繋がってもらい、いのちを支えられてるから私は生きているんだ…」

それはまだ、私がレイキと出会う前。

病気になる前の、20代前半の私は、毎日がつらかったです…。

朝から、翌日の夜明け頃まで仕事をしていました。

毎日、毎日仕事をしてました。土日も仕事をしてました。

人とうまく付き合えず、友達と呼べる人はいても心を開けず、孤独でした。

目に映る全てのものがフルカラーではなくモノクロに見える…。
それぐらい、日々が味気なかったです。

けれども私は、
「いいんだ、こんなもんだよ人生」
と自分に言い聞かせていました。

それから、
「これで普通じゃない?」
「恵まれてるよ、幸せって思わないと!」
とも思っていました。

…でも、本心は違ってたんです。

「もういや…!」
「仕事したくないよ…!」
「つらい、孤独だ、もうイヤ…!」

そう、私は平気なふりをして、強がっていただけだったのです。

実はヘトヘトに疲れていました。

そんなある日、倒れました。
そして医者から『余命半年宣告』を受けました。

もう手遅れです。
手の施しようがない、助かる見込みもない、と。

実は、病気になるまでの私は、けっこうひねくれていました。

顔では作り笑いをしながら、心の中には不平不満が渦巻き、怒りでいっぱいでした。

理不尽さや、不公平な事ばかりが目に付いて、心の中で色んな人や物事に対して、文句を言っていました。

そして、
「いいんだ!私は誰の力も借りない!誰の事もあてにしない!私は独りで生きていく。誰にも指図されない、文句は言わせない!」

…そして、自分は自立して立派に生きていると信じていました。

ところが…。
病気により、何も出来なくなったのです。

起き上がれず、寝返りさえ打てず、毎日毎日、情けない気持ちでいっぱいでした。

全身が痛くて、朝も晩もうめいていました。

世間や社会から、ぽつんと取り残されたような気分になりました。

自分ひとりが置いていかれたような。

…もう、誰も自分を思い出さない。
振り返らない。
そしてこのまま人生が終わるんだ…。

ああ、なんて自分はちっぽけで、弱くて、何も出来ない存在なんだろう。

(暗くてごめんなさいっ!)

とにかく、こんな事ばかりを考える日々だったのですよ(苦笑)。

病苦の中で「全てが繋がっている」ことに気づく

そんなある日の事です。
ふと、こんな事を考えました。

…目の前にあるお茶。
これが、「私が飲む」と、私の身体の中に入り、『私の身体』になる。

…あれ?
という事は?

どっからどこまでが私?
どっからどこまでがお茶?

起き上がれないまま、ベッドの中で、さらにギクッとする事に気づきました。

「私、生まれてから今まで、ただの一度も、自分で食べるものを自分で作ったり獲ったりした事がないよなぁ…!」

この事に思い至った時は、ホント、ギクッとしたのです。

「うわ…ホントに生まれてから、ただの1度もないよ…!」

思い出すのは、小学校の校庭の片隅で、授業中に植えたお米の苗ぐらい。

…ネオン街育ちの私は、家庭菜園さえした事がなく、本当に、何一つ自分で作物を植えたり、育てたことがなかったのです。

「魚も肉も、ぜんぶどこかの国の誰かが獲ってきたり育ててくれた物じゃないの…。それを今まで私は食べ続けてきた…」

365日、毎日、ずっと。

…という事は…?
一体私って、何で出来てるんだろう?

ここまで考えて、さらにハッとしました。

「私のこの身体を維持してくれてたのって、日本や世界のどこかに住む、農作物を育てた獲ったりしてくれた人じゃないの?」

…そこからさらに、想像は広がります。

植物、動物、昆虫、水、太陽…。
細菌、微生物、酸素、窒素、炭素…。
みんなの連携プレー。

「うわ…、私は今まで『私が、私が…』って、『私ばっかり損してる!』って心の中で不平不満を感じてきたけど…。

権利を主張して、怒って、挙句、『私は独りで、誰の力も借りずに生きてやる!お金も自分で稼ぐ!』って思ってきたけど…。

実際そう頑張ってきたと思ってたけど…。

そもそも私の身体って、自分で作ってないんじゃ…?」

…ショックな気づきでした。

「私は無力でちっぽけで、偉そうな事を言っても、何も自分で創り出せない。

自分以外の全てのものに繋がってもらい、いのちを支えられてるから私は生きているんだ…」

でも、そのことが頭をよぎった時、『他の人たちに生かされてきたんだ』(さらには、森羅万象に、宇宙に。)という事が、ハラに落ちたのです。

「全てが繋がっている」…。

宇宙=我。
全ては一体。

あの頃、創始者の臼井氏の遺した言葉が、あまりにもリアルに感じられたのは、私が立派だったからではありません。

病気で、孤独で、痛くて苦しくて情けない…、

何も出来ず、死を待つしかない…

あの時の体験があったからこそ、だったのです。

あの病気がなければ、今の自分はなかった

その後、3年かかったものの、私は奇跡的に回復し、社会復帰できるまでになりました。

こうして、今に至ります。

実は、この闘病生活の終わりごろに私は『レイキ』と出会うわけです。

当時、まだ西洋式レイキが日本に入ってきたばかりの頃です。
レイキを教えるスクールが国内に出来たばかりの頃でした。

「病気の人も、自分をセルフヒーリングが出来るらしい」
と聴いたのが、受講を決めた理由です。

(で、受講したものの、私は全くレイキをモノに出来ず、講座にも全然ついていけず、「習得、到底ムリ…(がくり)」と諦めたのですが(苦笑)。)

しかも、その後身体が回復してきて、仕事を再開し、徐々に多忙な人生へと戻っていった私は、いつの間にか、

『全てが繋がっている。宇宙=我。全ては一体。』

という一つ目の気づきさえもどこかへ吹き飛んでしまい、すっかり忘れ去り、再びストレスにまみれた生活へと没入していく事になるのです…。

(まっ、人間そんなものですよっ!ねっ(苦笑)。うははは~(笑)。)

…しかしその直後、今度は日本伝統式レイキとの出会いがあり、

「再び学びなおしてみよう」と心に決めて『上級』まで進み、講座内容を聴いて、私は忘れていた気づきを取り戻す事になるのですが…。

ともあれ、闘病生活が終わった後、社会復帰した私の人生は、今までとは全然変わりました。

実は、2つめの『気づき』があったからです。

この気づきによって、私の人生は想定していた以上に自己実現していくわけです…。

本当に…今の自分を小・中学校の頃の自分が見たら、
「信じられない…!嘘だ!」
って言うでしょう。

それほど、大きく変わりました。

病気をする前の私は、人の事を心の底から信頼できず、

自分をうまく出せなくて、自分の意見や気持ちが言えず、いつも孤独でした。

今は違います。

親友と呼べる人たちができ、気がつけば、この非営利法人を含む3つの会社を経営しています。

世界各国のかたがたと交流し、仕事をしている自分がいます。

「どうせ自分にはムリ」
「こんな自分、誰の役にも立たない」
「迷惑なだけの存在だ」

と心底思い込んでいたのに、ボランティアや社会貢献も出来る自分になれました。

何より、仕事をしている時間が楽しくてしかたがないのです…!

(病気をする前は、あんなに、あんなにつらかったのに。)

というわけで。今回、私が最もお伝えしたかったのは、

「『病気』がなければ、今の私はなかった」
という事実です…。

もちろん、病気にならないに越したことはありません。

特に、今、疾患に苦しむかたにとっては、
「健康こそが素晴らしい!」
と言いたくなって当然です…。

(もちろん私も、あの頃、毎日毎日、諦めの中で『不治の病』というアリ地獄から這い出したい想いでした。だから、よく分かります。)

けれども、病気の体験がない私ではなく、大病を経験した私だからこそ、言う資格があるかな、と思うのです。

「あのつらい病気があったおかげで、今の生き方に軌道修正できた」と…。

病気以外にも、きっと、

「あのネガティブな出来事があったおかげで、今の自分になれた」
という体験を持っておられるかたは いるでしょう。

あなたもそうかも…♪

私は今、あの頃の事を振り返り、こう思います。

私は、『あの病気』がきっかけで、自分の『気持ち』や『考え方』、そして『生き方』を変える事が出来たんだなぁ」と…。

だから、ぜひ伝えたいんですよっ。

起こった出来事そのものが「いい、悪い」ではなく、その中で何を感じ、発見し、どう生きると決めるのか。
そこが重要なのだ、と。

「辻さん…。でも…私は辻さんのように立派な気づきを得られません。こんな自分じゃダメですよね」

…いいえ!
そんな事ないですよ…!

それに私は「だから病気が治らなくてもいいんだ」と言いたいわけでもありません。

ともあれ、そんなあなたにこそ、次回の、2つめの気づきに
ついても、ぜひ、ぜひぜひ読んでもらいたいですっ。

それから…。
私の場合、レイキと出会えたのも、病気をした事がきっかけでした。

(病気しなければ、決してレイキを学ぼうとは思わなかったですから…!(苦笑)。)

だからこそ、まさに『病気』が人生を大きく変えるづきのきっかけをくれるものとなったのでした。

本当に、この不思議な『レイキ・エネルギー』の力って、とてつもなくでっかいものだったのです♪

「だからこそ、まだレイキの醍醐味と出会っていないかたには、ぜひこの至福感を感じてもらいたいなぁ…♪」

そのためにも、次回も張り切って書きます~!

(『自己実現を驚くほど加速させる事になった、もう一つの気づき』とは?)

…今日はここまでですっ。

今回も最後まで読んで下さり、本当に有難うございます。

この後も、あなたとあなたの大切な人に、幸せが光のシャワーとなって降り注ぎますように。

あなたとのご縁に、心からの感謝を込めて…。

つじようこ


今回のまとめ

「我々は、自分以外の全てのものと繋がっていて、いのちを支えられ、生きている。(^o^)」

by; 辻 耀子