『拡大・秩序』へ向かう流れが来ている
理事長の辻 耀子(つじようこ)です。こんにちは♪(^^♪
今回は、宇宙の波の話をしてみましょう。(いきなり宇宙ですが!)
まず…宇宙の波というのは、まさに周期的に訪れます。
そう、まさに『波』なのです。
陰陽、陰陽、という具合に、バイオリズムを持って訪れます。
巨大な波もあれば、小さな波もあります。
巨大な波は、何億光年周期でしょう。(もっとかも!)
次に大きな波は、億年周期でしょう。
次は、2000年周期ぐらいです。
小さいのは、500年周期ぐらい。
さらに小さいのは、200年周期ぐらい。
もっともっと小さな波は、20年周期ぐらいです。
(これより小さくなると、もう見る意味がないでしょう)
◆「こんな感じの波が来てるよ!」
せっかくレイキを学んで下さっているかたが読んで下さっているこのページですから、『波』(=エネルギー)の大きさ・周期について知ってもらえるように書きます。
★最も大きな大きな宇宙の流れ(方向性)
これは、宇宙そのもののうねりです。今は『拡大・秩序』へ向かう流れです。
(宇宙はビッグバン〜拡大、縮小〜消滅を繰り返していると言われます。陰陽、陰陽…まさに波です。)
当然、人類もその『最も大きな波』の影響を受けています。
そのおかげで、どんどん社会の秩序は整ってきています。
こう言うと、「辻さん、そんな事思えません。人類は昔も今も未熟でおバカさんだと思います。相変わらず戦争ばかりやってるし…」と嘆く人も時折おられるのですが、私はそうは思いません。
アリのような、亀のようなじれったい歩みかもしれませんが、(3歩進んで2歩下がるような歩みかもしれませんが、)着実に社会は秩序だってきています。
そう思いませんか?
大昔、原始時代に想いを馳せてみてくださいナ。
建物の下で、安心して眠れる人の数が増えています。
原始、我々のご先祖は毎晩、雨風、灼熱、冷え、動物に襲われる危機に怯えながら寝ていたわけですよ…。
そう考えると、随分と良くなったと言えると思うのです。
私が子供の頃と比べても、世界のどこかで飢えて死ぬ人の数が激減しました。
『国際児童年』(1980年)を知っていますか。
『We are the World』という歌が流行し、「世界中に飢えて死ぬ子供がいる!問題だ!」と叫ばれていた時代があったのです。
当時小学生だった私は、飢えて死んでいくアフリカの子供の写真を見てショックを受けたものです。
全身をハエにたかられながら、骨と皮だけになり、お腹が病気でポッコリ大きくふくれあがった子供たちの姿を見て…。
今も飢えて死ぬ人はゼロにはなっていません。
しかも慈善活動の裏側には、陰謀論めいた作為や悪意も見え隠れします。
けれども、飢えてなくなる人の数だけを見れば、随分と減ってきています。
「ダメだよ、ゼロじゃなと意味がない!」と言う人もいますが、徐々に、徐々にですが数が減っているのです。
死んでしまった人はもう戻りませんが、秩序がアリの速度ながらも進んでいるのです。
…こうして、この『拡大と秩序』の流れは今も続いています。
今後も人口は増え、世界の中のお金の量は増え、自動車も増え、道路が増え…未開地がどんどん開拓されます。
環境汚染やさまざまな問題を残したまま、この流れは今後もしばらく続きますね。
★次に、2000年周期の波。
この波は、『物質主義・精神主義』の波です。
もっとも分かりやすいのは、科学、宗教、医学の分野でしょう。
西洋的な価値観・思考が優位だった時代から、東洋的価値観・思考へと比重のシーソーバランスが逆転しました。
…とは言え、この波は大きな波なので、予兆は100年ほど前から現れていたように思います。
「21世紀は女性の時代!」などと言われてきましたが、まさにこれも、この大きな周期の波の事を漠然と捉えた表現だったと言えるでしょう。
物質主義から、精神主義の波へ
◆物質主義から、精神主義(スピリチュアリズム)へ。
「病気になったら、その部分を切除したり、その箇所にアプローチして治療する」
「投薬で治療する」という手法が主流だった流れから、「病は気から。全体を見て根本治療をしよう、自然治癒や予防医学を見直そう」という流れに。
★次に、500年周期の波。
この波は、大きな発明・発見の波です。
前回のこの波は、ルネッサンスを起こしたのでは?と推測します。
(この時のイノベーションは、天動説、重力の発見、アメリカ大陸の発見、紙幣の発明と流通など…。)
今回のこの波は、コンピューターの発明、普及、インターネット社会を出現させ、個人レベルでのグローバル化を加速させました。バイオ関連、量子物理学関連の発見もありました。
★さらに小さな周期の波。
革命の波です。
(『革命(=破壊・激動)』の後には『秩序(=創造・維持)』がやってきます。交互に訪れます。)
産業革命やフランス革命など、『社会のしくみそのもの』が大きく根底から変わるような革命です。
★そして最も小さな周期の波。
「激動」と「停滞」の波。
今年から「さらなる激動」に入りました。それも、1月からすでにしっかりと!
大きな波の重なりのせいで、2001年頃からかなり激動続きだった世界ですが、今年からさらにもっと…です。
この最も小さな波は、実は『物質優位』の波でもあります。
…だから、今後20年ぐらいは、大きな『精神主義』の波の中にありながら、小さな『物質主義』の波とのせめぎ合いが続くでしょう。
(目先の例で言えば、誰もが心の中で「原発再稼働は出来れば避ける方がベター」と知りながら、「でも、今はひとまずは稼働しなければ、日本経済が本当に立ち直れなくなるのでヤバいだろう」と考える人も多く、「どちらがいいのか?」のせめぎあいが続くなど。)
個人的に、私は2011年頃から、まさに「巨大な波」に「2000年周期ぐらいの波」、「500年周期の波」が重なり合い、波高が増幅していつもより高くなったように感じていました。
そしてその数年後。
「20年周期程度の、最も小さい波」がやってきた感覚がありました。
「くるぞ、くるぞ、くるぞ…来た〜!!!」みたいな感覚でした。
そしてあれから随分経ち、今に至っています。
「今の時代」を一言で言えば、『激動とつながりの時代』です。
もう、ここに完全突入して久しいですね…。
(この感覚を感じておられるかたも多いでしょう。)
というわけで。
21世紀に入り、四半世紀…。
物質主義から、精神主義の波へ。
心の時代と言われ始めて20年以上…。
明らかに価値観の潮目が変わり、それがどんどん膨らんできましたよね…。
(これも詳しく書く必要はないでしょう。)
物質主義から精神主義へ、というのは、問題の力点が変わったという事。
ちなみに物質主義の流れは、約2000年続きました。
「雨風をしのいで、暖かく安心して眠れる家が欲しい」
「草を刈りながら歩くのは大変だ、道が欲しい」
「池まで水を汲みに行くのが大変だ、しかも池が干からびると飢えて死ぬ…だから
井戸が欲しい」
(…もっと便利に、もっと便利に。これが発展した結果、「高級車、別荘、クルーザー、大金…」につながっているわけですよね。)
同時に、これまでの2000年を振り返ると「問題や不具合の原因は、おおむね自分ではなく、他者や外部環境にあった」時代でもありました。
「○○が悪い」「制度が悪い」「環境が悪い」…などなど。
世の中が単純だったので、「何が善で何が悪か、白か黒か」がハッキリとしていて分かりやすい社会でした。
ところが2001年頃よりハッキリと、『内と外』が逆転しました。
(内=精神、外=物質です。)
世の中が複雑化・多様化し、「一見いいものに見えるが、実は悪い」
「一見悪いものに見えるが、実はいい」など、見極めのつかないものが増えました。
そうすると、問題や不具合の原因もハッキリしなくなりました。
正解がハッキリ「見えなく」なったのです。
(例えば、「いい大学に入って、一流企業に勤めれば将来はまずまず安泰」など、以前は『正解』だったものが、正解とは断言しづらくなってきました。たとえそのような人生を送っていても「本当にやりたい事は?自己実現してる?これが幸せ?」と自問自答するような時代に突入しました。)
物質主義の時には、「見える」ものが中心でした。
問題の原因も「見えて」いました。
みんな、同じ正解を口にしてくれました。だから判断が楽でシンプルでした。
けれども今は、原因が「見えにくく」なり、しかも自分で探さなければならない時代になりました。
そうすると、自分で「いいか悪いか、どうするか?」を決定しなければならない場面で困惑し、迷う人が増えます。
(しかも、自分の決定が間違っていたとしても自己責任なので、余計にプレッシャーがかかります。)
その結果、何か不具合や問題が起きた時に、『自分が悪いのではないか?』と自問自答する人が増えました。
これが、原因を『外(=環境、他者)』ではなく『内(=自分、内面)』に探そうとする傾向です。
この「原因を自分に探そうとする生き方」こそが、『自分軸』を磨いてくれます。
本当の意味での『こころの時代』…いえ『意識の時代』が到来したと言えます。
西洋文明から東洋へも比重が逆転しましたね。
心身二元論から、ホリスティックな意識へ…。
そして、肉体の境界線さえも飛び越えて、『意識で共鳴する時代』へ。
そして、次に来るのは覚醒の時代…。
まさに、レイキの時代が来たと言っても過言ではないと思います。
今回のまとめ
レイキを使う人は、魔法使いならぬ、『意識使い』。
それを軽やかに楽しみながら味わう時代ですね。
by 辻 耀子(つじようこ)