こんにちは、理事長の辻耀子(つじようこ)です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
あなたの「生きる目的」は何ですか?
今回からは、『真の生きる目的(と到達地)』について書きますね。
さて。この頃、受講生さんから
「なんで協会の先生はあんなに楽しそうなんですか~!」
という声が届くんです。
(しかも、だんだんその声が増えてきました♪)
嬉しいな~♪
ものすごく嬉しいな~♪
東京には、普段(平日)はサラリーマンをしつつ、週末に講座を担当してくれている講師の人達もいるんですよ。
(※ただし、仕方なくお勤めをしてるのではなく、自分軸でお勤め人を選んでる人です♪)
受講生さんがその事を聞くと、
「えええ~!お勤めしてるのに、何でそんなに軽やかな雰囲気なんですかっ!!!」
「何で実年齢よりもあんなに若々しいの?!ありえない~!」
と驚愕されます~!!
私はこんな驚きの感想メールを頂くたびに、心の中でニヤリと ほくそえみ、「よっしゃ♪」とガッツポーズをしているのです(爆)。うはは♪
でもね…、同時にふと立ち止まります。
「つまり、世の中にはそれだけ『しんどそうに見える人』がいるという事なのかな…」
「実際、楽しく生きている大人やサラリーマンって少ないのかな…」
「だから、イキイキ楽しそうに生きているうちの講師を見て、『自分もああなりたい!』と思うかたが結構いるのかも…」
…実際、世の中を見回してみると『生きる意味』や『目的』を探して、さまよっている人。
『理想の自分(理想の生活)』と『現実』とのギャップにヘコんだり、焦りと不安の中で日々頑張っている人。
「お金さえあれば…!」とやっきになって努力している人。
努力が報われず、変わらない人生に半ば絶望しかけている人も見かけます…。
そして、
「一筋の希望が欲しくてレイキを学びに来ました…」
「生きる意味、目的、答えを見つけたくて学びに来ました…」
こう訴える受講生のかたも多いのです。
…あなたはどう思います?
(あなたの、真の生きる意味、目的は何ですか? パっと答えが出てきますか?)
必死でお金や愛は得たけど、不安や問題は消えなかった
では今日も、いつものごとく、若い頃の私の話を。
「またかいっ!」って…、またなんです(苦笑)。
まぁまぁ、少し聞いて下さいナ(笑)。
いつも私は、「お金があれば!」と思っていました。
お金がなくて、つらくて苦しい人生だったからです。
(レイキを知る前、10代の頃です。)
そして、
「お金さえあれば安心感が手に入り、将来への不安が消える!」
そう信じきっていました。
実は、人の3倍働いたんです。
盆も正月も土日も夜中も働きました。(いやマジで! これ本当に!)
夜は、毎晩仮眠でした。うっかり長時間眠ってしまわないよう、床で布団を掛けずに寝てました。
そしたら、人よりたくさんお金が手に入りました。
当然です、人の3倍働いたので、その分たくさん手に入ったんです。
(気がつけば20歳にして「若き成功者」などと呼ばれていました。)
…でも。肝心の『不安』はなぜか消えてくれませんでした。
(ガーン!ショックすぎました…!)
なぜだと思います?
「お金を貸して!」「おごって!」という人達と、「あいつ(=辻)を利用してお金を取ってやろう」という仕事関係者が一気に、「仲良くしようよ~♪」と押し寄せてきたからなんです。
実際、全部騙し取られ、一文無しのすっからかんになった事もあります。
…この事で、しみじみ分かりました。
「お金があってもなくても、根底の不安は消えなかった…」
「これじゃない…、お金じゃない…。この不安を消すにはどうしたら…」
愛があれば!と思いついた事もありました。
(若者っぽい発想でしょう!)
だから必死で愛を獲得しようとしました。
…結果。
獲得できても、不安は消えませんでした。
それはあまりにも不安定で、うなぎのようにニュルっと逃げて行きそうに感じたので、少しも安らげなかったからです。
(※後になってから、『愛はただそこに在るもので、感じられるかどうかの問題であり、獲得するものではない』と気付いたんですが、当時は若かったため、『愛は獲得するもの!』と心から信じ込んでいたのです。)
…こうして気がつけば、私は
「人がうらやむ成功、お金、社会的地位、結婚、豪華なマンション…」
全てをひととおり獲得していました。
…『不安』は、一時的には消えました。
が、すぐに『次の不安』や『問題』に襲われるハメになりました。
家族が病気で半身麻痺に。
終わりの見えない介護が始まったんです!
ひえ~!と思っていたら、またお金を騙し取られました。
しかもその次は、自分自身が不治の病になり、まさかの余命半年宣告を受けました。
奇跡的に助かりましたが、離婚しました。
(ドラマティックすぎ…!(@_@;))
残ったのは、激しい疲労感。
「はぁ…振り出しに戻った…。疲れた…。」
「ひょっとして、また一から獲得しなければならないの?」
「人生って、この繰り返し?これを続けるのが人生?」
でも、しかたがない。
気を取り直して、再び頑張るしかない…。
だって、他に答えが見つからないから…。
その時、友人だと信じていた人たちから足を引っ張られました。
しかもなんと!
その人たちが「あいつの不幸が見たい、それが人生最大の幸せ」と言って笑っているのを、聞いてしまったんです…!
「どうやら友人たちは私の不幸を望み、不幸が嬉しいんだ…。」
そこに気付いた時、ゾッとして、人が怖くなりました。
「嫌だ、もうしんどい…。方向を変えよう。
そうだ、立派な人になろう。人格を磨こう。
お金や経済的成功はもういい、心を磨こう。」
この頃、日本伝統式レイキと出会いました。
「安心立命か…。悟りかぁ…。
自分には100年後でもムリな気がする(苦笑)。
でも、人格を磨いてみよう。その努力はしよう」
…こうして、今度は立派な人になろうと決意しました。
理想の自分を目指してみよう、と。
立派な人間になる努力も空回り・・・その先に見つけた世界とは?
さて。
理想の自分。(さっそくイメージしてみました。)
それは、ブレない自分。悠然とした自分。
目先の出来事に一喜一憂しない自分。
(おお~、何だかいいぞ~、格好いい…!これだ~!)
…ところが、この『立派な人になろう』『人から尊敬されるような生き方を心がけよう』という努力さえ、実は空振り三振に終わっちゃったんです~(苦笑)。
自分が努力すればするほど、アラを人から指摘されてヘコみました。
(ブレない自分どころか、ブレブレ…(汗)。)
その上、自分自身も、自分のアラばかり探してしまい、欠点にばかり目がいってしまうのです。
つまり、『立派な生き方をしたい』と思うほど、私は皮肉にも自信を失い、未熟な自分を思い知らされ…。
その繰り返しの無限ループ状態に突入したのでした。
「うわ~、自分ってちっとも進歩出来ていない…!」
「何度も同じ失敗を繰り返してる…!」
「しかも暗い。必死で明るいフリしてるけど、ホントは暗い。ホントの自分は超どんより、超ネガティブ…。それがホントの自分だよ…。とほほ…。」
(↑ 自分のことは だませませんでした。)
「あああ~欠点だらけの自分!こんなのダメだ~~!」
その後、レイキ指導者になってからは、ますます「レイキの最終地点である『安心立命の境地』に憧れました。
「一体どんな感じなんだろうな…」と。
(もうオタクですよ、完全なオタク(笑)。安心立命オタク。)
ときおり何度か「おおっ!きっとこれだ!」という感覚を掴んだ事もありました。
でもしばらくすると「いや違った…、もっと深い境地があった」と、未熟な自分を感じるのです。
さらにその後、
「よっしゃ!ついに安心立命の境地に突入!(えっへん!)」
と思った事もありました。
でも、またもやしばらくしたら
「いやいや…お恥ずかしい(赤面)、失礼しました」
と未熟さを再確認するような出来事がやってくるのです。
で、落ち込むのですよ。その繰り返し。
「違う、何か間違ってる…!だって私、ちっとも進化してないよ!」
「私の心は、いつだって振り子のように揺れている。『やった!』(ポジティブ)と『ガッカリ』(ネガティブ)の間を行ったり来たりしてるだけ…」
そう、私は陰と陽の間をずーっと揺れていました。
そして、揺さぶられていました。
…だからやっぱり不安定なのですよ。
そして『不安』が心の底に横たわったままなのです。
お金も仕事も、社会的成功も、結婚も、人格成長への努力も、やればやるほど空回り。
(実は、もっと他にも色々やりましたよ…?例えば玄米菜食を15年間、マクロビ、東洋医学、ヨガ、海外一人旅、海外留学、アメリカンインディアンによるシャーマニックな儀式、心理療法、前世療法、ハーブ療法、ホメオパシー。)
(…ああ、書ききれないっ。しかもかじった程度じゃなく、けっこうしつこく(苦笑)。)
そして…、
「だめだ~!こんなの、ちっとも「安心立命」じゃない…!」
…試行錯誤と探求・実践の日々は続きました。
…がっっっ。
(ホントに、そんな事ばっかりやってもがくうちに、)
ある日…、
なんと!
ようやく!!!
とうとう!!!!!
私は、“ある場所”に達したのですよ…!
やっとやっとやっと…!
“私が生きる真の目的”(到達地点)を掴んだのです。
(いやホント、ホント!!)
…どうやって見つけたと思います?
「辻さんっ、早く言って下さいっ!スクロールするの大変だしっ!」
あっ、すみません(笑)。
実はね、意外なところに落ちていました。
何とそれは、『立派になろう!』という努力と、ちょうど真逆の位置にね、「…コロッ」と落ちていたんです。
そうです、前ばかり向いて、上ばかり見ていた時には、それは全く見つからず…。
けれど、それは下に落ちていたんですよ。
「所詮、私はこんな人間なんだし…」
「ダメなところ、ちっとも直らないし不完全だし…」
「何度失敗を指摘されても、またミスるし…」
「はぁ~~、情けない…」
こんな風に落ち込んで、ある日、絶望のどん底でうつむいた時、ふと見つけたもの。
それは、『立派』と真逆の位置にあった『情けない自分』でした。
もがくのに疲れて、進化成長するのに疲れて、精進するのに疲れて…、
「ああ~、もういいっ。だってこの情けないのが自分だもの。」
そんな風に、とうとう『弱くて暗くてダメな自分』を受け入れた。
これこそが、カギだったのです。
次の世界へと飛翔するための。
(つづく)
「わ~!最低だ~辻さんッ!「つづく」って…アンタっ!!」
すみませぬ!!
実は最後まで書いたのですが、あと4倍ぐらいの長文になってしまいましたっ。
だから、出来るだけ早めに次回をお送りしますねっ。
(待っててもらえると嬉しい~~!)
ともあれ、今回も最後まで読んで下さり、有難うございました…!
本当に嬉しいです。(^-^)
ではまた♪
あなたとの このご縁に、心からの感謝を込めて…。
つじようこ
(今日もあなたやあなたの大切な人にとって、いい日でありますように。)
PS
レイキは、使わなければ受講していない時とほぼ同じ状態のまま、特にこれといった変化や気付きはないですが、逆に楽しく活用するほど、最適な変化が起こり始めますヨ~♪
ここからさらに幸せないい波に乗っていけます♪ お楽しみに!
(当協会は、流派系統を超えて全世界のレイキ実践者の学びを補助する組織です。)
今日のまとめ
「お金が欲しくてもがいて…その時、気がつきました。欲しいのはお金じゃなく、永遠の安心でした。ヘトヘトに疲れた時、足元に落ちていたもの。それが、新しい世界へ飛翔するための鍵となりました。」
by; 辻 耀子