こんにちは、辻耀子(つじようこ)です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
日本レイキ協会・インド支部が再開!
本題に入る前に…。
嬉しいニュースです!!
5年ぶりに、インド支部が現地での活動を再会出来そうです…!
実は私、10年ほど前に、インドでのことをメルマガに書いてました。
当時、(当協会の)レイキ師範になったばかりのサンジェ君が、病院にて(ボランティアで)レイキを行なった時のことです。
『患者さんは股関節置換手術後、痛みを訴えていました。
病院で痛みを緩和するためにレイキを依頼されました。
レイキをさせていただいた後、彼女は落ち着き、レイキ治療に感謝してくれました。
通常このように依頼されて(ボランティア)で病院にいくと、近くのベッドの患者さんにもレイキの依頼を受け、ボランティアでレイキをする事になるそうです。
この日は約1時間30分で3名の方に二人でレイキをさせて頂きました、とのこと。』
(こんな事を書いてました~!♪)
その後、私はこんな事も書いてました。
『実は…。(じゃじゃーん)
いよいよインド支部で、夢だった無償のクリニック、今月設立です~!
(私、もう号泣です…!感激…!夢が叶う!)
インドは、今現在も実質的に、カースト制度や貧富差の問題があります。
病気になっても病院にかかれず、鎮痛剤さえ買えずに毎日働き続ける人たちがいます。
そんな人たちに向けた、レイキ療法のクリニックがいよいよオープンするのです。
日本にいれば、どこかが痛ければ薬局で鎮痛剤が買えます。
病院でも、健康保険で安く治療が受けられます。
レイキ以外にも、治療法があります。
それが受けられます。
インドは違います。
彼らには、レイキしかないのです。
他のものがないのです。
もしも、レイキもなければ、ずーっと痛みや不調を抱えながら労働するしかないのです。
だから、こういった貧困層にこそ、私はレイキ療法が有効だと思っているのです。
手のひらだけで出来ることですから…!
(しかも、インドではレイキ療法は国家資格ですしね♪)
サンジェ君も、カースト貧困層の青年です。
彼は貧困ゆえの差別や苦しみと不自由さ、理不尽さを誰よりも知っています。
読み書きの出来ない彼が、ものすごい努力の末に、当協会のレイキ師範になりました。
そんな彼だからこそ、クリニックがオープンしたら、全力で、命がけで、多くの人を癒してくれると思います。
今後も、インドの様子を映像でご紹介していきますね♪』
しかし、その後インドのクリニックでは思いがけない(つらい)事がたくさん起こりました。
クリニックへ来た彼らは、病気であり、それ以前に栄養失調であり…。
レイキや治療よりも、栄養が必要でした。
しかも、診察を受ける時間があるなら「寝たいんです」と…。
…家に帰って寝たい、一分でも多く横になりたい、と…。
その後、インドの政権交代など、さまざまな事が起こり、(先進国では考えられないことがいっぱい…!)クリニックは結局、閉鎖せざるを得ない状況に…。
(あの時は悔しかったです…。)
ちなみに…カースト貧困層の人達の平均寿命は、今も35歳程度と言われています。
労働させられて、賃金はもらえません…。
というわけで、暗くなっちゃってすみません!
明るい話に戻しますね。
ともあれ、このたび、インド支部の現地活動が復活できそうです…!
クリニックの再オープンではありませんが、「レイキ協会・インド支部」として、レイキを教え、広めたり、ヒーリングを行なうことが…♪
そこに、サンジェ君の弟が協力してくれる事になりました…!(やった~♪)
再び、ワクワクしてきてる私です!(^^♪
どうぞ、私やインド支部のみんなに、応援の『元気玉』(祈り)を贈ってくださいませ。(^^♪
誰かにレイキを行ううちに内面が変化する
では本題へ~♪(^-^)
今日は、『真の自分を発見すること』について書いてみます。
前回は、私の若い頃の過去話をお伝えしました。
レイキを通じ、内面が変化している自分を見つけ、心底そんな自分に驚いた、というエピソードでした。
「うわっ!今、私、完全に見返りを求めないモードに入ってる…!これって…無償の愛だ、神仏の領域の愛だ!」
憧れるけど、自分にはムリと思っていた境地を感じた瞬間でした。
何しろ、自然と感謝が湧き上がってくるのです。
無償の愛の状態。
「今ここ」に何ら不平不足がなく、「これでいい!」と思える至福の状態。
自分は完全であり、至らない人間ではない、という(言葉や理屈を超えた)安心感。生きているよろこび。
それが、目の前にあったのです。
そんな自分に出会い、自分でビックリしながら、大感激したのです。
これが、昔の私の体験談でした。
…ところが。
よろこびは、これだけで終わりませんでした。
さらに感激するような体験が待っていたのです…!
それは、私の自宅で、毎週『手当て交流会』(練習会)を開催していた頃のこと。
なななんと…!!
常連の参加者さんが、どんどん変化(進化)していったのです。
どんどんいい感じに。言う事も行動も勝手に変化したのです!
まず、私と同じ境地を感じるかたが、パラパラと現われ始めたんですよ。
(別に私が、偉そうな話をしたわけでもないのに…!)
以下、当時のみなさんが口々に呟き出した言葉でした。
「耀子ちゃん、レイキって、自分がちくわになったような気分で、(=パイプになったつもりで、という意味です)ひたすらレイキエネルギーの通り道に徹して“無”の境地になるほど心地よくなるんだね~」
「最初の頃は、『こんな自分が人さまを癒すなんておこがましいんじゃないの?』とか、『内心、嫌がられていたらどうしよう』と思ってたから正直緊張して、すごく気を張ってヘトヘトになってたけど、この頃は全然違うねん!」
「最近は、相手と自分の境界線がなくなって、緊張も消えていくのが分かるねん…! エゴが消えるねん、誰かに手当てをしていると…!」
「どんどん自分と相手の境界線が消えて、その間を気持ちいい~エネルギーがグルグル循環するねん。それが感じられるようになって、すごくうれしい!」
「誰かにやってあげるとまず自分が先に満たされて、おすそわけが相手に流れていくねんな~。やっと分かってきた…。すごいな…、もっとやってあげたい!」
「劣等感とか、相手に対するうらやましさとか、どうでもよくなってきた。自分も相手もおんなじだ~」
…みなさん、練習会に来られた初心者のころはエネルギーを全く感じられず、「こんな自分はダメじゃないか」と内心緊張しておられた方々です。
練習会に来られる目的は「自分が癒されるため」だったり、「上達したいから」「エネルギーを感じられるようになりたいから」でした。
また、最初はみなさん、自身の『我(エゴ)』から、色んな言葉を発しておられました。
「こんな自分はダメなんじゃ…」
「エネルギー感じるようになりたい!上達したい!」
「こんな、何のとりえもない自分が人さまを癒すなんておこがましい…。」
などなど…。
(※我(エゴ)とは、欲の事です。自己都合のことです。)
「正直、安い参加費で癒されるし、元気になるから、高いお金払ってマッサージ受けに行くより、この練習会に来たほうがオトク!」
「自分が誰かにレイキをするより、正直やってもらいたい!癒されたい~!」
こんな風に言うかたも少なくありませんでした。
(これは、関西ならではのズケズケ発言ですね(^_^;))
ところが、自然と変わっていくのです。
途中から変わってくるんですよ。
「癒されるのもいいけれど、やってあげるともっと心地よくなるなぁ…!」
「ああ~、自分なんて…っていつもくよくよしてたけど、自分も相手も、お互い頑張って生き抜いてきて今日があるんだよね…。お互いようやってきたなぁ」
(↑ すごいつぶやきだと思いませんか…!)
…やがてみんなが『つながれる心地よさ』を訴え出したのです。
分かち合うことで開花する才能
そしてやがて、「やってもらいたい」から「やってあげたい!」「させて頂きたい!」という風に、セリフが変わり始めるんです。
まず言葉が変わり、行動も態度も変わるのです。
表情も雰囲気も、全然変わってきます。
みんな、いきいきのびのびしています。
自然体の、いい笑顔になっています。
練習会が終わる頃には、なんとも言えない『ほとけ様』のような透明感溢れる美しい笑顔になっていたり、無邪気な子供のように見えたり…。
それが、常連さんほど加速するのです。
…この変化に気付いた時、ウルッと来ました。
もちろん、初めて参加された人は、思い切り緊張しています。
私 :「どこかでレイキを学びましたか?」
相手:「はい、学んだところです。でも…うまく使えてません」
私 :「じゃあ、習うより慣れろで、さっそく手当てをしてみませんか♪」
相手:「い、いえ…私なんかが…!すみっこで見学しています!」
…みなさん、最初はこんな感じからのスタートなのです。
ガチガチに緊張して、肩に力が入りまくっています。
けれども、2~3時間その場にいると、気がつけばナチュラルな笑顔がこぼれています。
そして…。4~5回参加すると、「やったげるで~♪」と、元気な張り切った声になるのです。
そして初体験の参加者さんに、
「私も最初はそんな感じやったわ~、緊張するよねぇ!」
と、おおらかな笑顔とあったかい言葉を向けるのです。
大人しい人が、やがてギャグを飛ばしてみんなを笑いの中に巻き込むようになった事もありました。
縮こまっていた人が、ゆったりのびのび。
“その人らしさ”が、目を吹き出します。
ところで、その変化のきっかけは、一体何だったんでしょうか?
(あなたは、なんだと思います?)
私は練習会の最中、ハッと気付いたのです。
その人が、その人らしさや、元々持っていた才能素質、その人の長所のタネを開花させるきっかけは、『分かち合い』を感じる事じゃないのか?と。
『人と、分かち合えた時のよろこび』を知るかどうか。
この体験を持つかどうか。
ここが、私たちの核となる『真の自分』が外に飛び出すためのカギではないのか?と…。
分かち合えた感覚、というのは、言葉で説明するのは難しいのですが、「繋がれた!」という感覚です。
よくスピリチュアル系で「ワンネス」と言われる境地の一種かと思います。
この感覚、ここでは説明しきれません。
そして私は、29歳まで知りませんでした。
けれども、この感覚を頭で「知っただけ」じゃなく「体感する、自分のものにしてしまう」と、その時から、『自分とは何者か?』『自分の本質とは一体何か?』が変わるのです。
…逆に言えば、そこが見つからないために、いつまでたっても自身が持てず、自分の欠点ばかりが気になり、劣等感やふがいなさを意識し、欠点を隠したり克服しようとやっきになっていた自分がいました。
(これ、過去の私です。)
最初は、こわごわレイキを学びに来られた初心者のかた。
そんな人が、変わりだすのです。
…こうして。
私が自分の中心に、はっきりとした『核』を見つけ、「それこそが自分なのだ!」と確信したのは、『上級』(サードレベル)のアチューンメントを受けた日の夜からでした。
(今回はここまでです~!)
今回も最後まで読んで下さり、有難うございました…!
本当に嬉しいです。(^-^)
PS
レイキは、使わなければ受講していない時とほぼ同じ状態のまま、特にこれといった変化や気付きはないですが、逆に楽しく活用するほど、最適な変化が起こり始めますヨ~♪
ここからさらに幸せないい波に乗っていけます♪ お楽しみに!
(当協会は、流派系統を超えて全世界のレイキ実践者の学びを補助する組織です。)
今日のまとめ
「他者への手当て経験を積むうちに、真の自分のタネが芽吹き出します。」
by; 辻 耀子