こんにちは!理事長の辻 耀子(つじようこ)です♪
いかがお過ごしですか?
「不幸は自分が望んだもの」という考えは執着を生んでしまう
スピ的な考えの中に、
「この状況(や症状)は 自分が(無自覚に)望み、それが現実化したものである」
という考えがあります。
つまり「病気になった」のではなく「病気を作った」ということです。
「悩みが片付かない」のではなく「悩みある人生を選んだ」ということです。
(そして、スピ業界では、そのように教えている指導者のかたもおられます。カルマだと教える人もいるでしょう。)
しかし私は「100%そうなのだ」という考えではありません。
(あなたはどうですか?)
もちろん、「無自覚な望みが現実化した」という事は、たまには起こるでしょう。
しかし、それ以外にも色々要因があると私は考えます。
たとえば「体調不良」の場合…
・生まれつき、身体が弱い
・ライフスタイルを見直す必要がある(精神ストレスの軽減)
・食事を改善する必要がある
・住環境を改善する必要がある(大気汚染・水汚染)
などなど。
(例えば、あのお釈迦様(ブッダ)も、生まれつき身体が弱いかたで、厳しい修行中や、川でおぼれかけた時、仲間や弟子の人たちに介抱された…と言われていますもんネ。)
だから、「全部、自分の潜在意識が望んだのだ」という極端な発想で生きるよりも、
・身体的(生活、食べ物、住環境が原因)
・感情的(過去のトラウマ)
・精神的(~であるべき、などの価値観や信念)
・霊的(意識の使い方・フォトン)
この4つに分解して、工夫したほうが対処がラクだと、私は考えているのです♪
そして。
病気を治す事はもちろん大切であり、有意義なことですが。
忘れてはならないのが、「病気が治らなくても、幸せを感じることは可能である」という事です。
(これは病気以外に、身体障がいや老化、肥満、その他の悩みも同じです。)
「健康=幸せ」という思い込みが強いと、病気の完治や寛解(かんかい)への執着心も当然強くなりがちです。
そうすると、思考の幅がせまくなり、「この病気が治らない限り、幸せなどやってこない!」と考えてしまったりします。
そんな時にもしも誰かから「あなたの症状は 自分が(無自覚に)望み、それが現実化したものである」と指摘されでもしたら、どうでしょうか?
ものすごく動揺するかたもおられるだろうし、「ならば自分が変わる事により症状は消せるはず!」と思うかたもおられるでしょう。
しかしいずれにせよ、さらに健康への執着心は増すでしょう。
執着心が強まると、心はますますキュッと固くなります。
眉間にたてジワが寄り、表情はこわばり、肩にも首にも力が入ります。
自律神経は乱れ、呼吸は浅くなり、気分は「不安・焦り・思い通りにいかない苛立ち」に包まれやすくなります。
これでは本末転倒です。
だから、私やうちの講師、事務局チームのみんなは、この地球上に一人でも多く「自分で自分の機嫌を取れる人」を増やしたい…、そちらのほうが重要ではないのか?と思っています。
そして、「症状改善(ヒーリング)もいいけれど、意識状態を整えるためのレイキ活用法を指導伝授する」ということを最重要に置いているわけです。
(それが日本伝統式レイキです。)
レイキを通じて愛と感謝を増やしたい
意識の使い方。
自身の在り方。
物事には、悪い面ばかりではなく、いい面もある…。
この陰陽両極を、ジャッジや執着を横へ置いて俯瞰できる意識状態。
「自分」を活かし、いのちを永らえさせる大いなる力。
宇宙の生命エネルギー。
人智を超えた、宇宙のしくみ。
その大いなる流れの中に身を置いている事を再認識した時、人は、ホッとします。
視野が広がります。
無駄な体の力を抜くことが出来ます。
「今、目の前にあるもの」に気付けます。
宇宙の恩恵に包まれ、宇宙の流れの上にいるからこそ、いま存在していられることに。
…我々は、こちらのほうが結果的に、症状の軽減や寛解にも繋がりやすいと考えているのです。
(※「この考えこそが正解ですよ!」と主張したいのではなく、「こういう考えもアリかもよ?」という提案です。ですので、ぜひ「どの考えで生きると、自分は楽かな?どの考えが自分にとって役立つかな?と、『自分軸』でチョイスして下さいネ!)
我々・NPO法人 日本レイキ協会チームのみんなが『レイキ・アチューンメント講座』を開催している理由と目的は、以下の通りです。
この地球上に「自分の大切な人に、愛や親切を贈れる人」を増やしたい。
これですよ。
そもそも私たちは、ゴキゲンな時は「あ~~、今すぐ誰かを攻撃して、むしゃくしゃした気分を晴らしたい!」「誰かに八つ当たりしてスキッとしたい!」とはあまり考えないものです…。
嫌な気分の時に、誰かを思いやる心の余裕をなくしたり、ついぞんざいな態度を取ってしまいがちです。
これは、性格の良し悪しとは無関係です。
個人の性格・人格じゃなく、気分が「今、ゴキゲンかどうか」(=意識状態)がカギです。
のびのび・軽やかな気分の時に、私たちは自然と「ああ…心地いいなぁ…、有難いなぁ…」という呟きが漏れるものなのです。
自然と感謝が湧くのです。
自然と、困ってる人がいたら、さりげなく手を貸せるのです。
誰かの幸せをねたむのではなく、心から祝ったり応援できるのです。
何か、今手に入っていない状況を渇望する心境じゃなくなるのです。
たとえ今、病気や悩みの渦中にいても、それを「一時的に」横へ置くことが出来るのです。
完全に理想的な状況が手に入らなくても、「今この瞬間だけ」、目の前にあるものに感謝できるのです。
ともあれ、私たちは同時に「ゴキゲン」と「不機嫌」を感じることは出来ません。
今この瞬間、感じる境地は一つだけです。
「何で自分には健康が手に入らないの!」
「なぜ自分の悩みは片付かないの!」
と考えながら、同時に「心地いい…、有難い…」とは思えないものなのです。
だから…
我々は、自分自身で、自分のゴキゲンを取れる人を増やしたいのです。
その方法として、レイキの活用がお手軽で簡単で、しかも効果が高いと感じているのです。
執着心に縛られず、自分のハッピーと誰かのハッピーを願える人を増やしたいのです。
その先に待つのは、世界平和だと思うのです。
(そして、その実現は可能だと信じています。)
これが、日本伝統式レイキの真髄です。
今回も最後まで読んで下さり、有難うございました♪
このあともどうぞ、すでに周囲に在る恩恵を味わいながら、ていねいにお過ごしくださいネ。
今回のまとめ
「目の前の悩みや症状に囚われ、視野や考えが狭くなっていることに気付けたら、自分で自分をゴキゲンにすることも可能になるのです。」
by 辻 耀子