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利他と自己犠牲

理事長の辻 耀子(つじようこ)です♪

いかがお過ごしですか?

今日は「利他と自己犠牲」について話したいと思います。

「辻さん、タイトルが難しくて、意味がよく分かりません…」

はいっ。

要は「ネガティブなループにハマってる人は、そこから抜けよう!」という提案がしたい。

今回はそれだけなのです!(^^♪

特に、

「やっかいな人間関係にウンザリ…」

「気を使っても、ちっとも報われてない…」

「いつも同じ悩み(テーマ)でグルグルひっかかってる…そんな自分がイヤだ」

「そろそろ脱皮したい!人生、ステージアップしたい!」

「自分らしく生きたい!のびのび生きたい!」

「さらに喜び溢れる人生へと深めたい!」

こんなかたのハートに響く内容にしたいです。

(または、あなたの身近にこんな人がいるなら…。その人へぜひ、あなたから今回の内容を伝えてあげて欲しいです。)

では、穏やかな、ゆったりとしたモードで、気軽にリラックスしながら読んで下さいネ。

「頑張らなければうまくいく」のは本当なの?

さてさて…。

いつも私は、上記のような事が当てはまるかたに向けて、「最短距離で、ムダに頑張らずにうまく行く方法」を伝えたいわけです。(で、ブログ書いてます!)

特に今回は、この「頑張るほどうまくいかない、へとへとになる人」について、なぞ解きをしてみたいと思ってるわけですが…。

「頑張ること」。

特に、「頑張ること」の中でも「自己犠牲」という表現がピッタリな事柄について伝えてみよう!と決めました。

そして、「利他と自己犠牲」の違いについても、伝えたてみたいと思います。

ちなみに…。

実は、この「利他と自己犠牲」の違いを見分けられるようになった時。

あなたの無自覚な行動、言動は、ガラリと一気に変わるはずです!

そう!

気づいて、再確認して、スッキリした瞬間から…勝手に(半自動的に)あなたの言動は変わるのです。

その結果、軌道修正が起こりだすのですヨ。

わざわざ「欠点を直そう」と心がけなくても、です。

そんな事に気を付けなくても、未来は当然、変わるのです。

では、「頑張ること」から順番にいきましょう。

例えば、「頑張らなければうまくいく」というフレーズ…。

きっとこの言葉、ここ10年~15年間に何度も耳にした事がありますよね?

そして「そうか!頑張るのをやめればいいんだ!」と思って、つらいお仕事を辞めた人もいるでしょう。

努力をやめて睡眠時間を増やした人もいるでしょう。

やりたい事に取り組んだらうまくいく!という言葉を信じて、取り組んだ人もいるでしょう。

「頑張るのをやめて、自分を大切に」というアドバイス通り、マッサージやエステ、癒し、『自分にご褒美』を頑張った人もいるでしょう。

…さぁ。その結果はいかがでしたか。

(周囲の人達を見回してみて下さい。)

うんうん。確かに、人生が向上した人もいるでしょう。

その一方で「あれ…??色々やってみたのに何で変わらないの?」「全く同じだよね…」という人もいませんか。

(あなた自身はどうですか?)

そう、「変わった人もいれば、全然変わらない人もいる」。

これが現実かと思うのです。

じゃあ、何が違うの?

どこが違ったの?

…私はね、その理由について

「そもそも『頑張る』という言葉の意味(定義)が人によって違うから、結果に差がでたんじゃないのかな?」

と推理しています。

つまり、正しく理解しハラに落とせた人は、勝手に行動が変わったので未来も現実も変わったんですよね。(と、さっきお伝えしましたね。)

その一方で、誤解した人もいるのでは?と…。

そう、「頑張る」というのは、人によってイメージがすごく違う言葉なんです。

(「頑張る」という言葉はくせ者だよなぁ、ってつくづく思います。)

「もう!自分の人生ちっとも変わってないよ!」

「また同じ問題がやってきちゃった…ループしてる…もうイヤ!」

「自分が悪い(ダメ)だからかな…(しょんぼり)」

という人へ。

違います!

原因は多分そこじゃないのですっ。

あなたはおそらく、「頑張る」を誤解してしまった。

誤解したまま、工夫改善をした。

それだけです。

なので…今日は正しく理解し、ハラに落としてみませんか♪

「利他」とは?

「自己犠牲」とは?

・自己犠牲とは…「我慢」のこと

続いて、今度は「我慢」についても一緒に定義(意味、イメージ)の再確認をさせて下さい。

私は敢えて、「忍耐」という言葉を「自己犠牲」や「我慢」と分けて使っています。

(本来の「我慢」と「忍耐」はまったく同じ意味合いです。しかし私は、勝手に自分の中で違いを付けてイメージしてるんですよ。)

「我慢」は、自分自身が本当は「やりたくないな…」と不快に感じつつも、「誰かのためになる」と思い、よかれと思ってやること。

誰かの意見に合わせること。

得られるものは「相手や全体が変わる・よくなる・問題が解決する」ことです。

(「忍耐」は、やりたくない・やるのが面倒・気が乗らないけれど、それをやれば「自分のためになる」と思い、よけれと思ってやること。得られるものは「自分がスキルアップする・よくなる・望む未来が得られる」ことです。)

さらに。「利他」と「自己犠牲」の定義についても書き添えます。

(こちらも、私が勝手に定義(イメージ)した意味合いですよ。)

・利他…周囲や相手によかれと思う心のこと。(利他心)

「自己犠牲」で頑張っていませんか?

さて、ではようやく本題へ行きましょうっ。

私は今、あなたに問いたいのですよ。

「あなたのその(親切な)行為は、本当に利他から来ている?」

…これです、これ!

もしもそうなら、バッチリです♪

しかしながら…。

一見正しくて立派で、素敵な…愛に溢れた行為。親切心。

しかし、それを行なっている時の自分の心を確認した時に…。

これは本当に「利他」の心から来てる?

という風に「?マーク」がつく時があるかもしれません。

そんな時、自分はもしかしたら…「利他」じゃなく「自己犠牲」をやってない?

もしかして無自覚に、です。

この「自己犠牲」と「利他」。

例えば誰かのために、親切な行為をする。

誰かの代わりにお掃除をしておいてあげる。

誰かのために食事を作る。誰かを優先させる。

行動としては、まったく同じ行動のケースも多い事でしょう。

しかし…。同じ事をやっていても、その時のあなたの気分は?

「自己犠牲モード」の時と「利他モード」の時。気分は180度違うのです。

◆見分けポイント

利他からくる行動は、やってる時点ですでに自分がウキウキしているものです。

(つまり、それを「やろう♪」と考えただけで元気が湧き、やっててもあまり疲れません。)

一方、自己犠牲からの行動の場合は、ハッキリとした特徴があるのです。

・実はやりたくない(★ここ重要!!)

・「相手のため」という想いも噓じゃないけれど、無自覚のうちに、知らず知らず相手からの見返りを期待している。

(見返りとは、相手からの感謝の言葉、相手から好かれる事、尊敬されたり「スゴイって言われる事」、お小遣いやプレゼントをもらう事などです。)

つまり、こっそり望んでいる見返りが手に入ると、たとえやりたくない事をやった場合でも、疲れは吹き飛んだり、減ります。

けれど…期待していた見返りが手に入らなかった場合は、すんごく疲れを感じます。

(それがひどくなると、「泣きたいような孤独、情けなさ、被害者意識」を感じるようになり、慢性化してくると「みじめな気分」になります。)

実を言うと…。

昔の私は、この「自己犠牲モード」に気付けていませんでした。

だからいつも気分が悪かったり、しょんぼりしてました。

(だって、やりたくない事をやってますもんね。)

その後、自分がいつもやっているのは「自己犠牲」だったのだと気づきました。

(自己犠牲とは、やりたくない事を、相手や周囲のために『頑張る』という行動です。)

「自己犠牲」は「誰かのため」に「頑張る」行為です。

そもそもやりたくない事をしているので、楽しくないし、やってる最中、不機嫌になりやすいです。

その上、頑張っても見返りが来なかった時には、ドッと疲れが押し寄せました。

でも…。私はこの事に気付いた後も、「自己犠牲」をなかなかやめられなかったんですよ。

◆「自己犠牲」をやめられなかった理由とは

自問自答してみると、理由は色々ありました。以下のようなものです。

・やめると、相手からさらにガッカリされそうで怖った

・やり続ける事でいつか「あなたがいてよかった」と感謝されたかった

・認められたかった

・やり続けるべき、と信じていた。(やりたくなくても頑張ってやるのを美徳と思っていた。)

・自己犠牲を、優しさや利他と混同していた

そして…。その後私がどうなったと思います?

自己犠牲をやり続けた結果、「自分らしくない人生」になっていったんです。

しかも、ネガティブなループにハマっていきました。

・立派と言われたり賞賛されても、「うひゃ~!」と感激はしない(冷めている)

・やりたくない事をやる時間が増えていった

・余計に疲れていった

・本当にやりたい事が分からなくなっていった

・報われなくて、時々一人でつらくなり、泣く…

こんな悪循環の沼です。ここにハマったまま、気づいても抜け出せなくなってました。

こんな状態・状況のまま、私は適切な行動をせずに、(ずっとずっと「自己犠牲」を頑張り続けたまま、)何かを強く強く強く念じ続けても、その願望はなかなか現実化しませんでした。

…こんな、私のような体験、あなたにもありませんか?

そう。うまく行ってない時や努力が実らない時。

そんな時には「頑張っている」…つまり「忍耐」ではなく「自己犠牲モード」になっている可能性が高いのです。

願いを叶えるために心がけること

◆じゃあ、どうすれば願いは叶い、望む人生へと軌道修正できるの?

お待たせしました。

ようやく結論です。

1)まずは、自問自答から始めてみてください。

「今自分がやっている事は、確かに親切だったり立派だったりステキな事かもしれない。けれども、今の気分はどう?」

これです。

軽やかだったり、鼻歌謳っちゃいそう? ウキウキ?

それとも違う?(もしかして本当はやりたくない? 気が重い?)

2)そして次に。自己犠牲だと気付いたら、やめられそうならやめていきましょう。

(やめられない事もあるでしょう。その時には「どうやったら楽しくなる?」と考え、工夫してみましょう。そしてやめられそうな事から「頑張り」(=自己犠牲)をやめていきましょう。)

こんな風にして、ジワジワと「やりたくない事を頑張る」のを減らしていくのです。

そうすると…。

その先に待っているのは、あなたが望み、納得する未来です。

最後に、この言葉を伝えて終わります。

” 念じ続けるのは、祈りとは違う。”

夢や願いを叶えたくて、叶えたくて…。その気持ちが強すぎるあまり、「念じてる」事がありませんか?

そうすると、「引き寄せ」って起こらないんですよね…。

なぜならそれは「引き寄せモード」じゃなく「おびきよせモード」だからです。

「自己犠牲」しながら、必死で「問題が解決しますように…!」と「念じ」ていた頃の私は、発しているオーラ(波動)が重かったと思います。

想いが叶う時の波動(オーラ、周波数)は軽やかなのです。

だから、解決したい事柄や叶えたい夢があるのに「何だかずっと空回りしてる…」というかたは、ぜひ今回の内容、ハラまで落としてもらえると嬉しいなぁ♪

私も抜け出せたのです。

次はあなたの番…!!(^^♪

応援をこめて…。


今日のことば

「同じ親切でも、利他と自己犠牲は似て非なるもの。

もしも迷った時には、あなたの心が軽やかになるほうを選べば、決して間違いません。」

by 辻 燿子