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他人にイライラする人生からの脱出方法

こんにちは!理事長の辻 耀子(つじようこ)です。

いかがお過ごしですか?

人間関係が悪くなるときの心のサイン

今日は、『他人に振り回され、イライラしたり、我慢し続ける人生』の中にいるかたへ。

ここから脱出する方法をお伝えします。

(これは、日本伝統式レイキの真髄に当たるお話でもあります。)

さてさて。

あなたは今、人間関係の悩みをお持ちですか?

実は、人の悩みは色々ですが、根本を掘り下げていくと、結局その99%が、人間関係の問題…と言われます。

お金の問題も、誰かが「あげるよ!」「貸すよ!」「稼ぎ方教えるよ!」「仕事紹介するよ!」と言ってくれれば片付くかもしれないし、健康の問題も、精神ストレスが減ると、一気に心が軽くなり、そこから改善に向かう人もいます。

そして…。

レイキ、つまり見えないエネルギーを扱う私たちは、『気』と『気力』が連動している事も知っていますよね…。

でね、私達の持ってる『心のエネルギーの残量』って、まるで携帯電話のバッテリーみたいに、増えたり減ったりしています。

『気力充分』『気力消耗』という言葉があるように、これって、人間関係でいくらでも変わっちゃうなぁ…と感じる事、ありませんか。

良好な人間関係の人と一緒にいる時には、自分の『気力』、つまりエネルギーは膨らんでいく。

逆に、良くない人間関係の人と一緒にいる時には、エネルギーがしぼみ、減ってtいきます。

そう考えると、人間関係って大切ですよね…。

ワイワイ楽しい人間関係の時はバッテリー充電が行なわれ、逆だとバッテリー消耗しちゃう…。

では、どんな時に、私達の人間関係ってわるくなると思いますか?

実は…人間関係の調子が悪くなる時の、『心のサイン』があるんですよ。

知っておくと便利です。

「えっ!辻さんっ!!それは何ですか?! 早く教えて!!」

はいっ。では答えをお伝えしますね。

それは…

“相手をどうにかしようとしたくなる”  

…これですよ。

これが、『心のサイン:』です。

相手に、言うことをきかせたい。

相手に、認めさせたい。

相手に、感謝させたい。

相手に、優しくさせたい。

相手に、謝らせたい。

相手に、変わってもらいたい。

こんな気持ちが湧き上がる時が『心のサイン』です。

この時に、「ああ、自分って今、相手に同意してもらいたいんだな…。認めてもらいたいんだな…感謝して欲しいんだな…」という風に、『心のサイン』を発見できれば、コミュニケーションはこじれません。

んがっ。

無自覚の時があるんです…!!

で、無自覚のまま、相手をどうにかしようとすると…。

そう、人間関係の調子が悪くなるんですよね…。

(昔の私も、ここに気付けなかった時は、無自覚のうちに「相手を変えよう」としまくってました。もちろん怒鳴ったりはしませんが、褒めたりおだてたり媚びたり、心配したり…。あれやこれや。)

あなたはどうでしょう?

一緒にセルフチェックしてみましょうか。

たとえば、こんな事はありませんか?

子どもに、言うことを聞かせようとしている。

パートナーに「自分の努力や我慢、気遣いのおかげでこの関係が続いている」と認めさせようとしている。

上司に「君の頑張りのおかげだ」と感謝させようとしている。

友達のことを変えようとしている。

やる気のない人に、やる気を出させようとしている。

そう。

多くの人は、思い当たることがあるはずです。

『周りの誰かのことを、どうにかしようとして必死になった事がある…』と。

だけど、その努力、どうなりました?

そう、9割がた うまくいかなかったんじゃないでしょうか…。

「そうなんですよ、辻さん。相手をどうにかしようとしても、(よかれと思って何回も言ってあげても)相手がどうにもならない。現実がちっとも変わらない。」

こんな風に、イライラした体験、きっとあるんじゃないでしょうか。

では、今日はこの時の『あなた』のエネルギー状態についても、確認してみましょうヨ。
(相手の状態じゃなくね。あなたの側の話です。)

相手がちっとも望む行動をとってくれず、現実も変わらない。

その時、あなたは持っているエネルギーのほとんどを『怒り・ジレンマ、場合によっては「いいよなぁ~あんたは」という妬み』に使っています。

そのため、くたびれて不機嫌になり、イライラしてしまうんです。

そのイライラ、どうなるかと言うと…。

あなたの「オーラ」として、周囲に発散されます。
(つまり、あなたの雰囲気として、漏れ伝わってしまいます。)

あなたの不機嫌なエネルギーは、相手に伝わってしまうんですね。

そうすると、人間関係がギクシャクしはじめる…。

相手も険悪な表情、態度になっていくんですよね。
(ますます反抗したりね…。)

そう。

あなたは、相手を変えようとした。

なのに全然変わらないことに苛立った。

苛立ちのオーラが発散された。

その結果、相手もそれに反応し、反抗した。

…結果。

現実は何も変わらない。(それどころか状況も人間関係も悪化する事もありますね…。)

「ううう…辻さん…読んでてつらくなってきました…。苦しい…(泣)。」

はい、私もそうです。

過去、この失敗を何度やらかしたことか…。

「あの時あんな事を言わなければ…」と何度思った事か。

しかし、これは誰もが通る道なのです。

私達は幼少期、何か思い通りにいかない事があると「相手を変えよう」とアクションを起こすものなのです。

(それ自体は、別に悪くありません。自分の要望を伝えるのも「ここを直して欲しい、訂正して欲しい」という事も。)

しかし、相手が自分の望むとおりに行動してくれない体験が、人生の中で何度も出てくるんですよね…。

(当たり前です、違う人なので。相手は相手の望むとおりに生きており、それが自分とは違うんですよね。同じ人など、実はこの地球上に一人もいない…。)

ある程度生きていくうちに…、私達はその事に気付くんですよね。

そんな時に、ようやくこんな気持ち人なるのです。

“自分を変えてみようかな” って。

ある時、ホンキでそう思いつく日が来るんです。

あまりにも、人間関係がしんどくてつらくて、でも諦めきれないと…。

そこから、心の学びがスタートします。

相手を変えるより自分を変えるほうがずっと簡単

そして、『自分を変える』という事に本気で、真剣に取り組むと、ある答えにたどり着きます。

"相手をどうにかしようとするよりも、自分をどうにかする方が100倍簡単だな…。”

そうなんですよ。

相手をどうにかしようとする為に、自分のエネルギー、時間をかけるのって、実はかなり効率が悪いのです。

しかも、最終的にはお金までかかってしまう…!

なぜなら、自分のエネルギーが消耗すると、身体の調子まで悪くなるからです。

いわゆる『自律神経失調症』の症状が出ます。

不眠、頭痛、低体温、食欲不振(あるいは暴飲暴食)、身体がいつも重だるい…。

そうすると「サプリメント買ってみよう」「マッサージや整体に行こう」「しんどすぎる…バスじゃなくタクシー使おう」などなど…。

買うものもないのにコンビニや100均ショップに立ち寄ってしまったり。

居酒屋さん、カフェに立ち寄ってしまったりね…。

ね? お金も余計に必要になりやすいんです。

「じゃあ辻さん、どうすればいいの?」

答えは、めっちゃくちゃシンプルです。

◆自分をより良く変えようとする事に、エネルギーと時間とお金を掛ける。

急がば回れ、じゃないですが…。

こっちのほうが、ずっと効率的で、いい事がいっぱい待ってるんです。

何しろ、自分がまず「ゴキゲン」な時間をキープしやすいです。

そして、自分の進化を感じられた時に、さらに嬉しくなります。

自己肯定感、アップします。

ゴキゲンだと、自律神経が連動して整いやすく、その結果、身体も軽やかになりやすいのです。

ホラ! いい事いっぱい…!!(^^♪

「でも辻さん…。理屈は分かりましたが、それでもきっと、相手をどうにかしたくなる時は出てくると思います。というか自分をより良くするための行動をしている最中も、相手の事を考えてしまってイライラする時が正直言ってあるんです…。どうすればいいですか?」

はいっ、そうですよね…。めっちゃくちゃ分かります…!(笑)。

あるある、そういう時…!

私にも、いまだに時々ありますよ。

じゃあ、どうすればいいのか。

提案して終わりますね。

思い通りにいかなくてムシャクシャする時。

そんな時には心の中で、こう唱えて下さい。

「いま相手をどうにかしようとしてるぞ」

こう呟いてみて下さい。

まず、自覚する事。

ハッキリ、改めて「ああ、やってる~!」って認識する事。

これで、無自覚に(勝手に)だらだらと脳内で「相手の事でイライラ、心配し続ける」のを一旦ストップ出来ますのでね。

そしたら、もうこっちのもの!

「しめしめ♪」ですよ!

次に自分で出来ることを考えてみるのです。

こんな「自問自答」をしてみましょう。

自分のイライラや心配を止める時に有効な、自問自答の例文

(メモしておいて、使ってください!)

①「自分には今、何があるから安心かな?」

(※注意ポイント!「自分には、一体何があれば(何がどうなれば)安心かな?」という質問ではないです!「今、何があるから安心?」です。)

(例)

「でも、家に帰ったらひとりでくつろげる部屋があるから安心」

「あのぬいぐるみを抱っこしてもふもふしたら気持ちが落ち着くから安心」

「明日食べるものに困ってるわけじゃないし、仕事もあるから安心」

②「自分は今、目の前の何を否定してるんだ?何が嫌なの?」

(例)

「相手が嫌いなんじゃない。遅刻グセの部分が嫌いなんだ。ああそっか、自分は遅刻という行為を否定してるんだな。相手の事は好きだし、ただ楽しく過ごしたい」

「子供が嫌いなんじゃない。宿題しない事が嫌なんだ。ああそっか、自分は子供が宿題をせず、先生に怒られたり将来が不利になる事…それが嫌だし心配なんだな」

③「自分が今、大切にするべきことって何だったかな?」

(例)

「目の前の人が好きだから、イライラするより楽しい時間を過ごしたい。ならばそのように伝えてみよう。イライラせずに楽しく過ごしたいからこそ、次回は遅刻せずに来てくれると助かるし、嬉しいって。それでも相手が遅刻グセを直せないなら、本屋さんで待ち合わせよう」

「子供の未来が心配だから宿題をやって欲しい。でも子供は宿題をやらないとどうなるか理解してないから、好きな遊びを優先させているだけ。宿題をしたら遊びも出来るようなルールを、子供と一緒に考えてみるのはどうだろう?」

こんな自問自答を、やってみて下さい。
(最初のうちは、紙に書くとやりやすいかも。)

こうして自身の心を整えます。

その後は、ぜひ『いつもの行動』『違う対応』『違うセリフやコミュニケーション』を試してみて下さい。

そうすると…。あら不思議!

大抵のことがどうにかなるのです。

(これ、やってみた人だけが「おお~!ホントだ!♪」となります!)

◆まとめ

“相手をどうにかしようとする”

そんな『心のサイン』に気付けたあなたは、素晴らしい…!(^^♪

「気づきが起こった自分ってナイス!」

「しめしめ♪」

と褒めていいですよ!(^^♪

そしたら、次にやるべき適切な事は…。

そのエネルギー・時間・お金。

それを、相手じゃなく自分に注いでみましょう!

そう、自分を「ゴキゲン」にするために、ありったけ注ぎ込んでみて下さい!(^^♪

そしたら…

「相手をどうにかするよりも 自分をどうにかするほうが 100倍簡単だった~!」

と気付けます。

人生とは、限られている時間のこと。

いのちとは、時間のことです。

いのちとは、あなたのエネルギーのことです。

だから、時間とエネルギーを誰かのために注ぎ込むよりも まず自分のために注ぎ込んだ方が 良い人生になる…という事なのです。

そしてあなたがゴキゲンなまま、相手に「遅刻しないで来てくれると嬉しいな」「こうしてくれると嬉しいな」ってコミュニケーションできるようになると…。

不思議と、人間関係のこじれがほどけていくのです…!

(これが、『自分軸で生きる』という事の意味ですよね。当協会が、レイキを学んだ人に、最も伝えたい教えの一つ…。臼井先生が伝えたかった、上級講座の教え『安心立命』です。)

『他人に振り回され、イライラしたり、我慢し続ける人生』の中にいるかたへ。

あなたは、そこから脱出していけるのです!(^^♪

大丈夫!

一緒に楽しく取り組んでいきましょう!

めいっぱいの応援をこめて…。

辻 耀子(つじようこ) より