『感情に振り回される』事から解放される方法を得た?!」
こんにちは、理事長の辻 耀子 (つじ ようこ) です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
魂を感じる体験は誰にでもあるはず
さぁ、私の『見えない世界・体験記』第4回。
レイキと『見えない(霊の)世界』とは無関係ですが、上級になると『悟り』や『安心立命』のお話が出てきます。
『宇宙の流れに乗る』という事も出てきます。
そこで、『悟り』と絡めて、若いころの私の臨死体験談や、不思議体験、その時に得た気付きの体験を書いてみようと思ったわけです。
前回は、私の失敗体験記をお伝えしました。
それにしてもお互いに、出来るだけ失敗は回避したいものですね~(^_^;)。
ですので、『虫の知らせ』がやってきた時には、出来る限り『自分自身を信じて』そちらの直感に従うのが正解のようです。
私も出来るだけそうするよう、努力しています(笑)。
それからもう一つ。
前回は、『もう一つの意識』『魂』の存在を感じた時の事を思い出すための方法もお伝えしました。
(あなたも今までに、『もう一つの意識』『魂』の存在を感じた事があるはずだからです。それを確認してもらいたくて。)
ちなみに、この『もう一つの意識がある』という気付きは、どんな人にも起こる時には起こります。
年齢も性格も、人格も社会的地位も、頭のよさも関係ありません。
(前のシリーズで書いた『覚醒状態』のお話と同じで、たとえ幼稚園児であれ、「あれ?!」と気付く事はあるものです。)
だから、あなたも今までに、『もう一つの意識』『魂』の存在を感じた事が1度や2度、いえもっともっと無数にあるはずなのです!
「あれ?自分の中に、もう一人の静かな自分がいる…おおお~いるぞ~~、ケロッとしてて、すがすがしくて、淡々としていて、やけに自由で、賢くて、堂々としてて、でも『何もない』感覚の、すごく広大で、でも『何もない』。そんなヤツが!」と思った事が。
(単に、その時、その感覚をスルーしちゃっただけです。)
ここまで読んで、「ああ、そんなに大そうな事じゃなくて、特別な事でもないんだな」と思ってもらえたなら、最高ですヨ!(^o^)
(※ただし、もしも魂を感じる体験がなくても、そのほうが普通ですし、別に人生の重要事項でも何でもないですからね。ここはとても重要です!(笑)。)
また、きっと誰もが偶然に『魂を感じる体験』を持った事がおそらくあるはずですが、その時の事を気に留めなかったために、今はもう忘れてしまっている人が多いと思うんです。
私も、事故や病気で死にかける事がなければ、こんな感覚を今も『ハッキリ意識する』という事もないままだったでしょう。
だからもしも、「『もう一つの意識』を感じた事がない、感じられない、ああ、こんな自分はダメだ…」と落ち込んだかたがいれば、そんな必要など全くない話です!
あなたにも体験はきっとありますし、知らない間にスルーしちゃってるだけですので。)
私達は生きている限り、感情を感じ続ける
さて。お待たせしました、今回の内容へ。
今回は、『感情に振り回される』事からほぼ解放された時の体験を書いてみます。
そこから得た『次なる気付き』についても♪
ところで、レイキを学ぶ前の私は、何とか自分の感情(=気分、気持ち)をコントロールしたくてしょうがありませんでした。
なぜなら毎日がつらかったからです。
病気、人間関係、日々の様々なトラブル…。
そのために沸き起こる、嫌な気分。
「嫌な気持ちを感じずにいられたなら、どんなに楽か…。」
「たとえイラッときたり、落ち込んでも、瞬時にパパッと気持ちを切り替える術を身につけられないものか?」
(そのせいで心理学や心理分析を学ぶ事にのめりこみ、心理学オタクになった、と言ってもいいほどです。)
特に、怒りや落ち込み、イライラ、クヨクヨ…。ネガティブな感情。
「これらを極力感じずに生きる方法はないか?」と、必死で模索していました。
また、若い頃は、『悟っている人』というのは、怒らないのだ、と思い込んでいました。
「悟れば、あまり怒らなくなるのでは?」
「ブッダによれば、悟りは苦しみの終わりらしいし…」
とも考えました。
こうして、若い頃の私は、『悟り』への興味をとても強く持ちました。
(…おそらく、あなたの中の『悟っている人』のイメージも、『怒らない人』ではないでしょうか?
そして実際に、感情の起伏があまり激しくなく、穏やかな人は、周囲から「あの人は人格者だ」と言われる機会も多いはずです。)
また当時の私は、そんな『悟っている人』が、この地球上に存在するのだとも 信じていました。
だからこそ、日本伝統式レイキの『真髄』である『悟り』や『安心立命』には、そりゃもう ワクワクしっぱなしでした。
「も、もしも自分にそんな日が来たらどうしよう…!」
「うわ~~、死んでもいい!」
「というか、死ぬまでにその『悟り』という境地を味わってみたい!」
「ぜひとも!!!」
「そしたら私は、怒ったりイラッと来ない穏やかな人でいられるようになるだろうか…(ワクワク♪)」
とまぁ、こんな感じでした。
ところがその後、そんな若かりし私を打ちのめすショックな気付きがやってくるのです…。
さて。
上級アチューンメント講座の受講後、「自分の中に『魂』がある!」と強く意識し、『もう一つの意識』と一緒に過ごすようになったのだ、と前にお伝えしましたね。
その後、初めての海外旅行で飛行機の乗り継ぎに失敗し、慌てふためいてパニックになった時に、同時に『もう一つの意識』がケロリとしており、しかも「解決の知恵」を伝えてくれた、という体験もお伝えしましたよね。
その後も、日常生活の中で、怒ったり、心が動揺したりする出来事が当然何度もありました。
けれどもやはり、その最中にも『もう一つの意識(=魂)』は、ケロリとしたままなのです…!
本当に、全くブレませんし、揺らぎません。
平然としているのですよ。
この感覚を何度も体験する日々が、半年ほど続きました。
そんなある日、私の元に、次のでかい気付きが「ガツーン!」と降ってきました。
それは、これです。
『肉体に自我があり、心があり、感情が付随している』という事は、「私達は生きている限り、感情を感じ続ける」という事だ。
まさに、強い確信です。
頭ではなく、ハラで気付きを得る感覚でした。
“魂には思考と感情はない、意志(意識)のみがある。”
“思考と感情は、肉体に属している。”
もっとシンプルに言うと、まず、
「私は3つの要素で成り立っている。」
・魂(=本質。大いなる自分、無限、無の自分、完全なる自由)
・精神(=自我。心、気分、思考)
・肉体(=自律神経。心臓が勝手に動き、細胞が勝手に入れ替わるシステム)
『三位一体』(トリニティ)という言葉がありますが、やはり『魂・心(自我、思考)・肉体』は3つでワンセットなのだ、と。
こんな事を、しみじみと実感したのでした。
「心の重心移動」で感情をコントロール
でも…。
正直、この『気付き』は、若かった私を打ちのめしました。
なぜなら…。
「じゃあ…生きている間、肉体の続く限り、私は感情(喜怒哀楽)から逃れられないのか…」と知ったからです。(ガクリ。)
ところで、私達は誰でも、あまりにもつらく悲しい気持ちに襲われた時に、その感情が耐え難いので、当然「何とかこの気持ちをコントロール出来ないものか?」と考えるものだと思います。
そして実際、早く嫌な気持ちから脱出したくて、あれこれ試したりしますよね。
ところが、『感情(=喜怒哀楽)』は、生きている限りなくならないらしい。
(と、気付いてしまった!)
それに、ホントに嫌な気持ちを感じた時に、たとえ渾身の意志の力を持って それを感じないように務めようとも、なかなか心のコントロールはうまくいかない…。
私は長年、嫌な気分をズルズルと引きずり、苦しみ続けていました…。
(時に何日も、時に何年も…!)
そしてそのたび、
「ああ、嫌な気持ちを感じないようになれればいいのに!快適な気持ちだけ感じるような自分になれればいいのに!それがムリならせめて、感情が思い通りにコントロール出来たなら、どんなにいいだろう!」
こんな事を切望していました。
けれども…。
そのどれもが不可能だという事を、私は『気付きのおとずれ』によって知ったのです…。(ガーーーーン。ショック…!!!)
ところが。
ところが、です!
この『気付き』にショックを受けた日から、さらに数日後のある日。
何だか、フシギな事が出来た日がありました。
私はまたも、(いつものように)イラッときて、それが治まらず、いつまでも悶々と怒り続けていたのですが…。
怒りながらも、「あかんわ、ちょっと気持ちを落ち着けねば…」と思い、静かな場所で自己鍛錬法をスタートしたんですね。
すると、いつものように、『もう一人の、ケロリとしている意識』の存在をハッキリと感じる事が出来ました。
そこで、そのまましばらく、自己鍛錬法を続けていると…。
「ん…?」
この時、偶然ですが、私は自分の意識を、『怒っているほう』から『ケロリとしているほう』へとうまく移動させる事が出来たんです。
(まるで身体の重心移動をするように、です!)
「あれ?」
そうして『ケロリ』としたほうに意識を持っていってみると、もう片方の『怒っているほう』を、そこから眺める事が出来たのですよ。
試しに、いつもの『怒っているほう』に重心移動すれば、今度は『ケロリとしているほう』を眺める事が出来ました。
「あれれ~、何これ」
こうして、『心の重心移動』のような事を何度か繰り返しているうちに、2つの間を行ったり来たり…という事が徐々にスムーズに出来るように なっていったんです。
よく、禅の瞑想などで、『自分の感情を少し離れたところから観察する』とか、『目芯(めしん)』で観て、目の前の世界を捕らえる』と言ったりしますが、ひょっとしたら、あの境地に非常に近い感覚なのかも知れません。
なぜなら、レイキ・エネルギーが体内に満ちるのを心地よく味わっていると、やがて非常に深い瞑想状態に入ってしまう事があるからです。
すると、脳の中や思考が、何とも言えない独特の状態になります。
その時に、『自分の感情』を眺めたり観察できたりするようです…!
ともかく、この発見は、私に思わぬ恩恵をもたらしました。
というのも、私は偶然これが出来るようになったお陰で、なんと!『感情に振り回される』という事から、ほぼ解放されたんですよ…!
つまり「キレそうになる」、「つい感情的になり、声を荒げる」という事がなくなったのです。
「うわ~~、これは超~~~おトク!」
思わず、そう思いました!
どのようにやるかと言うと、意外とカンタンなんです。
(次回は、『もう一つの意識の側から、感情を眺める』ための、具体的な方法をお伝えしますネ!初級や中級のかたでも、レイキを学んでいないかたでも使えますヨ♪ そしてこのフシギ体験記は、さらに続いていくのです…。)
今回も最後まで読んで下さり、ホント感謝です♪
嬉しいなぁ。次回も読んでもらえると、さらに嬉しいですよ~~vv
今日があなたやあなたの大切な人にとって、いい日でありますように。
※レイキ上級受講後の気付きや変化は、それぞれです。
(「もしもあなたと私とが、海外旅行で同じ場所に行ったとしても、そこでの体験が違うように、」私の上級受講後の体験は、ごく個人的なものです。)
その人にとって必要・最適な事が起こります。
そして、あなたの身の上には、当然あなたにとって最高・最適な事が起こります♪
なお、『深い気付きと人生の変化』は、日々の思考・行動と連動しています。
上級アチューンメント受講後、レイキを活用しなければ、受講していない時とほぼ同じ状態のまま、変化は起こらないですが、逆に楽しく活用すればするほど、最適な変化が起こり始めますヨ♪
★当協会のレイキ練習会は、どこでレイキを学んだ人でも関係なく参加できます。
⇒ https://www.japan-reiki.com/1_1_yy_index.html
★『安心立命(覚醒、悟り)の意識状態と、エネルギーの関連性や、『自己完成』については、『アチューンメント講座・上級』でお伝えしています。
⇒ https://www.japan-reiki.com/1_1_yy_index.html
今日のまとめ
「『自分の感情』を眺めたり観察できれば、感情のたずなを握ったも同然なのです。」
by; 辻 耀子