こんにちは、理事長の辻耀子(つじようこ)です。
いかがお過ごしですか?
前回は、「悟っている人・悟っていない人」について書きました。
(『悟りオタク』なのがバレて、かなり恥ずかしいですよ。(////) )
★前回までの内容はコチラから読めます。
「シリーズ・1」
「シリーズ・2」
どんな時に「自分の魂」を感じますか?
さて今回は、
◆「魂」(たましい)を感じる時とは?
について書きますっ。
(そして次回は、『感情のコントロールをしたくて、むしろうまくいかない努力をしている人の例と、うまくいくコツ』について書きますっ!)
いきなりですが、あなたは自分自身の『魂』の存在を感じた事がありますか?
「いや、辻さん、いきなり魂(たましい)って…(汗)。」
いや~ホント、いきなりこんな質問されるとビックリしますよねぇ、普通(^_^;)。
だって、『魂(たましい)』って、日常会話にはあまり登場しない言葉ですものねぇ。
でもね、あなたも絶対に、今までの人生の中で『自分の魂』を感じた事があるはずですよ!
まず魂とは…どこにあるのか。
さぁ、私にも分かりません。
でも、感じられます。
私の場合、どんな時に感じられるかと言うと…。
心が穏やかな時よりもむしろ、怒り狂っていたり、泣き叫んでいたり、ものすごくエキサイトしている時などです。
でも、大人になってからは、滅多に怒り狂ったり泣き叫ぶ事がなくなりました。(きっと、あなたもそうかも?)
その場合には、あなたが子供だった頃を思い出してもらったほうが判りやすいかも知れません。
幼い頃、大声を上げてわんわん泣きじゃくった経験があります?
ぜひ、その頃の事、思い出してみて欲しいんです。
わんわん泣く事10分…20分…。ひたすら泣き続ける。それも大声で。
するとやがて、泣きながら「ああ~疲れてきたな」と感じた事がありませんか?(笑)。
それでも何となく、さらに泣き続けるわけです。
引っ込みがつかなくて(苦笑)。
そんな事を続けている時、あなたは心の奥(頭の奥?)で、『何だか妙~に冷静な自分』がいるのを発見した事がありませんか?
あなたは思いっきり泣いているのですが、その最中にも関わらず、「あ~あ、いつ泣きやもうかなぁ」と思案している、妙に落ち着き払った自分を発見した事がありませんか?
(泣いてる自分と同時並行で、「いつ泣きやもうかな」と思案している自分がいる状態です。)
他の例をあげると…、そうですね、もう少し大人になってから、こんな経験、した事がないですか?
コンサート会場やお祭り、運動会や文化祭など、(何でもいいのですが、)めっちゃくちゃ熱狂的に盛り上がっている時。
やはり、思いっきりわめいたりはしゃいだりしているわけですが、その時、同時に、『妙~~に冷静なもう一人の自分』が頭の奥(?)に存在していた経験はありませんか?
95%の自分は、ワケがわからないほど大興奮しているのですよ。
なのに、5%ぐらいの自分は、ある意味しらっとしている。平然と。
…もしもこんな体験をお持ちであれば、その時の「平然としている、ケロリとしている自分」の正体が、魂なのではないかと私は思っています。
(人によっては高次の自分とか、ハイヤーマインドと呼ぶのかも知れません。
あるいは覚醒した自分と呼ぶのかも知れないし、この時の状態を『第三の目が開いた状態』と表現する人もいるのかも知れません。)
(いや~、見えない存在をむりやり言葉で表現しようとすると、ピッタリこなくて、やたら大げさな表現になりがちです(^_^;)。)
私は例によって、「それ」について自分なりに研究と実験を繰り返しました(笑)。
「魂の感覚」を信頼した方がうまくいきやすい
で、いくつか判ったことがあります。
魂には、感情がありません。喜怒哀楽がないんです。(喜怒哀楽は、肉体に所属します。)
だからいつだって、「ケロリ」としています。慌てたり、怒ったり、悲しんだりしません。
けれども魂は、意志を持っています。
つまり、「どちらに進みたいか」はハッキリしています。
あなたがAとB、どちらを選ぶかで迷っている時、あなたの魂はすでに答えを出しています。魂は迷いません。
しかも、魂は3次元の法則に縛られていないので、時間空間を越えてもっと広域の情報を得る事が出来ます。
だから、とっても賢いです。物知りです。
実は私は、上級(サードレベル)のアチューンメントを受けた日から、「あれれ?自分の上に何かいる…」と、不思議な感覚に捉われるようになりました。
「一人なのに二人…?」というような(汗)。
うまく表現しかねますが…。
最初は「それ」が何なのか判らず、困惑していました。
でもある時、「あっ!この感覚って、昔、子供の頃にわんわん泣いたり、思いっきり大声を出して興奮してたりした時に同時に出てきた、あの冷めてる自分だ!」と思い出したのです。
それ以来、その存在を意識するようになると、だんだんと普段の状態の時でも「それ」を感じられるようになりました。
そして、「それ」の事が少しずつ判りはじめました。
「それ」(多分『魂』?)は、先ほどもお伝えしたとおり、3次元の制約に縛られていないので、『今ここ』に在りながら、同時に『どこにでも』在ります。
『今ここ』に在りながら、時間も越えます。
(重力の影響を受けておらず、量子物理学の法則に乗っ取っているようです。)
だから、「それ」は私に、少し先に起こる事などを知らせてくれたりします。
(『第6感や虫の知らせ、直感、インスピレーションって、多分これじゃないかな?』…そう考えるようになりました。)
時々私はその声に従い、素直に行動して、ラッキーな目に遭遇します。
時々私はその声に反発したり、「ええ~、そんなはずないよ」と無視して、「ああ~やっぱ、しくじった!(>_<)」という目に遭います(苦笑)。
時々私は、あまりにもしんどい時などに、「それ」の位置に行き、自分自身を眺めてみたりします。
すると、「小さいことで右往左往してるなぁ~」と気付けたり、捉われや思い込みから「ハッ!」と気付いて、ひょいっと抜け出せたりもします。
(こんな時には、思わぬ解決法もひらめいたりします。有難い!)
これはもちろん、私だけに起こる事ではありません。
ここを読んでくださって、「ああ、わかる!」とうなずいて下さるかたもきっといるでしょう。
また、たとえ、「はぁ?何それ?理解出来ない!」と思った人も、無意識的に(無自覚のうちに)「それ」の存在に助けられたり、虫の知らせをキャッチしたりしているのではないかと思います。
そしてどうやら、「それ」(=直感、虫の知らせ)に従って行動したほうが、物事はうまくいきやすい…。今では、そんな確信があります。
(とは言え、直感や虫の知らせに従えない・従いたくない場面もたくさんありますけどね…!(>_<)
直感どおりに行動したり、直感を信頼するのは、時に勇気が要り、難しいものなんですよね…。)
ある時、レイキ仲間である友人と会話していて、「それ」について、意気投合したことがありました。
友人も「ああ、それってわかる!」と言っていました。(その人もレイキ師範です。)
そして友人は、こう言いました。
「自分は、『それ』の事を、上司のように感じている」と。
そして、すっごく興味深いコメントをしてくれたんです。
「「それ」は、自分にとっては、人生上の『工場長』のような感じ。自分はいち・平社員の工場作業員として日々を生きていて、自分の目の前のラインの作業の事しか知らない。工場全体(=宇宙全体)の事なんて、大きすぎて広すぎて、全く判っていない。
で、がむしゃらに、目の前にやってきたものに毎日取り組んだりしている。
時には何のためにこれをやってるんだろう?とか考えたり、本当にこんな事をしていていいのかな、これで正しいのかな?と首をひねりながら。
時々工場内で、配置換えやら部署変えもある(笑)。強制的に、突然次の部署に移らされる事がある。
これが、人生の転換期。出会いや別れ。自分の力ではどうしようもない事も起こる。
…それで、ここからどうしたらいいかが決められず、悩んだ時に、最近の自分は工場長に相談するようになった。
相談と言うか、『どうしたらいいか分かりません!だからこの課題は工場長に丸投げさせてもらいます!だから、あなたが決めて下さい!』って言って投げておく。
投げたらもう、自分ではそれについて考えない。
そうすると、やがて答えが何らかの形で訪れたり、物事がスムーズな解決に向かっていくことに気付いた。」
レイキを通じて直感や知恵を得よう
…さて。
大人になった私達が、「それ」と心の中で対話したり、直感やひらめき、インスピレーションという名の『知恵』を借りたりするには、幼い頃のように激しく泣き喚いたり、怒って駄々をこねたり、超はしゃいだ状態になる以外に、もう一つのいい方法があります。
それは、心を静かにする事です。
そう!
これって、考えてみれば、『悟り』のための『瞑想法』などで言われているコツと同じなんですよね。
ただ、私は普段、瞑想はしません。
その代わりに、レイキを自分で流したり、誰かにレイキ療法(手当て)をさせて頂いたりすると、頭の中が独特のクリアな感じになるので、そちらを活用しています。
レイキをしながら、心が静まり心地よくなって来たら、その時に「それ」と対話したり、知恵を借りたりします。
自分ひとりでは解決法が見つからず、お手上げの問題が出てきた時には、友人を真似て、『工場長!あとはよろしく!お任せしますから!』と、問題を丸投げしたりしています(笑)。
今回の内容、いかがでしたか…?
最後に…。
私はレイキの上級(サードレベル)のアチューンメントを受けた日からこのような体験があった、と書きましたが、これは誰もがそうなるわけではなく、体験には個人差があります。
また、レイキと無関係の何かがきっかけで、幼い頃に出会っていた「それ」と再び対面する人もいるでしょう。
幼い頃から当たり前のように、今もずっと「それ」と一緒に過ごしている人もいるでしょう。
または、「そんなものの存在に興味はない」と言いつつも、時折大きな気付きを得たり、何かをクリエイトするのが得意だったりする人もいるでしょう。
私は「それ」を『魂』だと位置づけてますが、どのように解釈するのもあなたの自由です♪
他の解釈も、もちろんアリですしネ!
いずれにせよ、これらの事は、人生の損得とはそれほど関係ないように思います。
(ただし、人生がよりハッピーになったり、さらにワクワクに満ちる事はあるかも。)
そんなわけで…。
せっかくレイキを学んだのだから、無邪気に色々実験して楽しんでみて下さい~♪
「辻さん!だけど、心を静かに、穏やかにするのが難しいんです~(>_<)」
ああ、そうなんですよね…!
私も最初は難しかった。全然うまく出来ませんでした。
よ~しっ。では、次回はそんなかたのために、『感情のコントロールをしたくて、むしろうまくいかない努力をしている人の例と、うまくいくコツ』について書きますねっ!
次回も読んでもらえると、嬉しいですよ~~vv
今回も最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました♪
あなたの応援、心より感謝致します♪
今日のまとめ
「身体、心、魂。三位一体、3つは1つのチームです。ぜひ、あなたの魂との対話を楽しんでみて下さい♪」
by; 辻 耀子