どうもです、理事長の辻耀子です。(^o^)
いかがお過ごしですか?
衝撃の『2010年・ビックリなインドへの旅』第2話です。
今回も、当時の衝撃を振り返りながら レポートしたいと思います。
「国境なきレイキ団」というヴィジョン
さて、『ただマザ計画』。
これは、NPO法人の設立当初、私が打ち立てた夢でした。
(「ただマザ計画とは?」:「ただの人のまま、マザーテレサ級に偉大な事しよう!」という計画なんです(笑)。)
世界の、今だ医療が届かない地域や人々にレイキを知ってもらいに行き、学んでもらい、使えるようになってもらいたい。そんな夢です。
当時、私は、こう考えていました。
“『国境なき医師団』(国際ボランティア団体)さえ踏み込めない地域に、『国境なきレイキ団』として行く事は出来ないか?”
お金がないせいで、薬も手に入らず、けれども痛みをこらえながら労働しなければならない層の人々がいます。
「そんな地域でこそ、レイキによる手当てが活かせるのではないだろうか。」
「そして、もしもその地域の人たちの中に、たった一人でもいいからレイキ師範(マスター)が生まれれば、そこは どうなるだろう?」
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「たった一人のレイキ師範が居れば、地域にレイキ療法が広まる。
そうすれば、医師や医療の到着をじっと耐えながら待つ代わりに、現地に住むかたがた同士が、ある程度の治療をやりあいっこできる…。」
これが、私が当時思い描いた、レイキによるNPO活動の理想像(ヴィジョン)だったのです。
もちろん、レイキ療法では外科手術の代わりのような事は、到底出来ません。
けれども、伝染病以外の病気(ガン等の内臓疾患など)に関し、自己免疫力を向上させる事や、病気予防にはかなり有効だと考えます。
また、日本国内では法律が邪魔をして治療行為を行なえませんが、インドではレイキは「国家資格」(医師免許)になっているほどメジャーなんです!
そう、堂々と『レイキによる病気治療』が行なえる国なのです。
(そういう国はインド以外にも、世界を見回すとたくさんあります。)
“手のひらさえあれば、お金がなくても治療が出来る…。レイキならば、それが可能。”
だからそれを伝えるための『国境なきレイキ団』を、日本から派遣したいな。
当時の私は、「そんな事が出来ればいいな」と、ずっと思ってきました。
※余談になりますが、現在の、当協会のヴィジョンは『軽やか・のびやか・笑顔の連鎖』です。
(…私だけじゃなくコアメンバーのみんなで決めたヴィジョン…着地点、目標です♪
「…これを受講生さんたちと、世界規模で実現するぞ!」と思いながら楽しく活動しています。)
さてさて。話を『ただマザ計画』に戻します。
実は、この『ただマザ計画』はすんなりとは運びませんでした。
私は NPO法人の設立時から数年間、何度かインド以外の他国へ『国境なきレイキ団』として出発しようと、試行錯誤を繰り返していました。
ところが、ことごとく計画が進まず、途中で断念…。
(行こうとしていた場所が、直前に大地震に見舞われ、渡航出来ない状態になったという事もありました…!)
悔し涙を飲んだことも、何度もありました。
こうして、設立5年目。ようやっとその第一回目が実現したのです。
それがインドへの旅でした。感無量でした。
インドの街・バローダで見た風景
さぁ、では ある意味イメージを大きく裏切られた国・インドでの、感涙のレイキうるるん体験の始まりです!
デリーから飛行機を乗換えて到着したのは、パキスタンに近い西海岸の街・バローダ。ここに、当協会のインド支部があります。
バローダがどんな場所かと言いますと…。
(今からあなたの頭の中に、私の見たあの風景を、出来るだけリアルに再現できるよう、トライしてみます!一緒にチャレンジしてみて下さい!(笑)。)
まず、一般的な(田舎風の)街を想像してみてください。
(タイや台湾に行った事があるならば、商店の並ぶ風景を。なければ日本の、住宅地のターミナル駅付近の風景を。)
大都会のように、高層ビルはありません。
日本で言えば、6~7階建てのショッピングモールや映画館がちらほら目立つ程度。
あとは1~2階建て。そんな規模の街です。
次に、その街の歩道を、人に混じって野良ネコや野良犬がけっこうたくさん、のんびりとお散歩している図を想像してみて下さい。(数十匹単位。)
すずめや鳩も飛んでます。そんな図を想像してみて下さい。
(ここまで、イメージして頂けましたか?)
…ではここで、『犬』を『牛』に。
『ネコ』を『ヤギ』に置き換えて欲しいのです(笑)。
そうなんです、前回もお伝えした通り、インドでは、歩道を『ノラ牛』がお散歩しているのですよ!
牛と言っても、ツノの立派な水牛もいます。
他に、ヤギも鶏もいます。
空を見上げれば、すずめや鳩の代わりに、カラフルなグリーンやイエローのインコが飛んでいます(笑)。
そうっ、ペットショップか動物園に居る、奴らが街にいるのです!(爆)。
車道には、クルマの他に馬車やラクダも通っています。
(広い車道の中央分離帯では、ノラ牛がのんびりとくつろいでいるのです。)
あとは、砂ぼこりを空中に飛ばせば、バローダの風景の完成です!(笑)。
ちなみに、雨季ではなく乾期だったせいなのか、街に動物臭は全くありません。
意外と汚さや不快さはありませんでした。
浮浪者もほぼいません。(大阪の街と変わらない人数でした。ビックリ。)
…もっと強烈な貧困をイメージしていたので、全然そんな事なくて、いい意味拍子抜けしました。
貧しい身でレイキ師範となった青年
バローダには、インド支部の代表者であり 当協会の師範・ナーズさんのおうちがあります。
(ナーズさんは当時50代後半。女性です。医師でもあります。)
ナーズさんのもとには、約50名のレイキの生徒さん達がいました。
その中に、一人のスペシャルなレイキ師範がいる事を、私は知っていました。
その青年は、読み書きも出来ないというのです。
私は個人的に、サンジェと会えるのをとても楽しみにしていました。
貧しい身の上ながら『レイキ師範』となった、たぐい稀なる奇跡的な存在の人…。
一体、どんな人なんだろう?!(ワクワクドキドキ…)
こうしていよいよ、私と副理事長は ナーズさんのおうちに到着。
(ホームステイさせて頂く予定だったので。)
そこでは、4名のお手伝いさん達が出迎えてくれました。
運転手さんが1人、おうちの中の事を行う人が3人。
3人のうちの1人が、『師範』の青年・サンジェでした。
次回は、インドで出会った、読み書きが出来ない レイキ師範の青年のお話です。
(「彼は家の中で、座ってはいけない…?!」衝撃の体験エピソードです。)
今回も読んで下さり嬉しかったです。
あなたの応援、心より感謝致します♪
次回も読んでくださいネ。
「国境なきレイキ団。諦めずにいてよかった!夢が叶いました。」
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by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)