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「自分のものさしで相手を計っちゃいけないよ」と言われた経験ありませんか?
こんにちは、辻耀子(つじようこ)です。
いかがお過ごしですか?
前回の内容、覚えて下さっているでしょうか(^_^;)。
ところでいきなりですが、あなたは子供の頃に、「自分のものさしで相手を計っちゃいけないよ」と言われた経験はありませんか?
「もっと相手の立場に立って考えようね」と。
でも実は、私たちはどうやら、『自分の物差しでしか相手を計れない生き物』なのです。
(あなたも、私も、あの人も!)
たとえば…
「落ち込んだ時には、何かあったの?と声を掛けて欲しい」という人であれば、
「誰かが落ち込んだ時、声を掛けてあげたら嬉しいだろうな」と思います。
逆に、
「落ち込んだ時には、声を掛けずにそっとしておいて欲しい」という人であれば、
「誰かが落ち込んだ時には、そっとしてあげたらよろこぶだろう」と思います。
(私達は「もしも自分がその立場だったならば、〇〇されると嬉しい、と思うのと同じ事を、「みんなもやってあげたらよろこぶに違いない」と発想しちゃうんです。)
(これを心理学用語で『投影の法則』と言うのだと、前回お伝えしました。)
でも、安心してください。
前回もお伝えした通り、私も もちろんそうなんです。
世の中の人全員が、こんな風に思考しながら生きているのです。
(『投影の法則』は、どんな成人君子にも当てはまります。)
(↑ここまでが、前回お伝えした内容でした。)
で、今回は、『自分の成長、ステップアップに興味があるんです!』というかたの盲点(心の落とし穴)について書いてみたいと思います。
それから、もうすでにレイキを学んでいるかたで、『人を癒す事をしてあげたい』と思うのに『自分は力不足だ』『結局うまくレイキを流せてないんじゃないか』という気持ちを味わい、自信喪失しているかたへ。
このかたの盲点(深層心理の落とし穴)についても書いてみます。
(今回の内容、気付くだけで、ラクになるほうへ方向転換が出来ますから♪)
(ぜひぜひ、もっとラクチンになって下さいvv)
ではスタート!(^o^)
誰もが自分のものさしでしか人を計れない
先ほどお伝えした『投影の法則』。
私は、20代の時に、この法則を学んで以来、随分と精神的にラクになれました。
それまでは、誰かに対して毎回苛立っていたのです。
「何で解ってくれないの!何ですぐ、自分の価値観を押し付けようとするの!」と。
「何で?!何で?!」と心の中はこの言葉のオンパレードでした。
それが、『投影の法則』を知って以来、消えてくれたんです。
「ああ、相手は、相手にとって価値があると信じてる事を、私も同じ考えだと思い込んでるせいで、勧めてくれてるだけなのか〜」と。
(それ以来、本当にラクになりました。)
相手はあなたを攻撃しているわけでもなければ、嫌がらせをしている訳でもなく、あなたよりも優位に立とうとしているとか、あなたに自分の意見や価値観を押し付けたいのでもありません。
あなたをコントロールしたくて言っているのではないのです。
(大半のケースが、むしろ『よかれと思って』なのです。)
(そしてそれは、実はあなたも私も、誰かに対してついうっかりやっちゃってる事でもあるってコトなんですよネ〜(^_^;)。うはは〜。)
そう、『誰もが自分のものさしでしか人を計れない』のです!
(悪気はなくても、自動的にそう考えてしまうクセを持っているのです。)
『そしてそれは、自分だってそうなんです。
自分が『正しい』という視点に立って、そこから周囲の人を判断してるんだよなぁ…。』
…という事に気付いてしまえば、もう、こっちのものなのです!
(もう、「何回言ったら伝わるの!」「こんなに言ってるじゃん!」「もう知らないよ、どうなっても!」…という種類の『イラッと感』から脱出できます。
なぜなら、「あぁ、自分は自分のものさしで、相手を無自覚のうちに測っていたのだ…」ということに気付けたなら、今後は、『自分の物差しではなく、相手は今どうして欲しいのだろう?』という風に考える事が出来るからです。
そして、その回数を増やしていく事が出来ちゃうからです。
(言いかえれば、「今以上にもっと相手の立場に立って考える」という事が、さらに上手になっていくんですよネ。)
あなたはご自身の本心、本当の欲求を見誤っているかも知れません。
さて。
“私たちは、自分がして欲しい事や、してもらって嬉しい事は、他の人もきっと、「そうしてほしいに違いない!」と思い込んで生きている。”
そうお伝えしました。
という事は…?
(逆算して考えてみてくださいナ。)
もしもあなたが『しんどい人を癒してあげたい!』と思うタイプであるならば…?
ん?
あれ…??
そうなんです!
あなたは、『もしも自分がしんどい時には、誰かに癒してもらいたい』と願っている人なんだ、っていう事になりませんか。
…え?もしかして今、『そんなの当然じゃない?世の中の人全員がそうじゃないの?』って思いました?
…うはは〜、そうそう! それこそが、あなたの『投影』なんですよネ(笑)。
実際には、『しんどい時には そっとしておいて欲しい』というタイプのかたや、『しんどい時には面白い事言ってゲラゲラ笑わせてほしい』『しんどい時には遊びや飲みに誘って欲しい』『しんどい時にはカツ入れて欲しい』…などなど、
「別に癒してもらいたいわけじゃないので、代わりに別の事をして欲しい」って思っている人も世の中に多く存在するのです。)
そこで…。今日は、こんなご提案を♪
いつも「誰かを癒してあげたい」と思うタイプのかたは、今回、ちょこっと逆の方法を楽しくトライしてみませんか♪
「は?辻さん、別の事? それは何ですか?」
はい。例えば『誰か、癒してあげたい人が居る』『他者を癒す事に興味がある』ならば、まず『自分が、誰かに癒してもらう』という事にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
あっ、ひょっとして今、こんな事思いませんでした?
「そんなの、他の人よりも自分を優先するみたいで、自己中っぽくないですか?」
「何だか抵抗感があります」などなど…
(そう思われたかもしれませんネ。)
(今こんな風に思われたかたは、『自分に厳しく、他人に優しい』のだなぁと思います。)
だけど…。
あなたはご自身の本心、本当の欲求を見誤っているかも知れません。
あなたの心の奥底には『誰かに癒されたい』という願望があるはずです。
(そうでなければ、『誰かを癒してあげたい』とは思わないはずだから。)
あなたはご自分の願望を長年あまりにも押さえつけすぎたせいで、(あるいは、誰もあなたのしんどさや頑張りに気づいてくれず、癒しの手もさしのべられなかったせいで、)もう、『癒されたい』とも思わないほど、自分の気持ちに無感覚になっちゃっているかも。
(でももちろん、そうなっちゃってるのには、理由があるのです。)
(例えば子育てに追われて忙しすぎるとか、ご家族が病気などで大変だとか、子供の頃から自分の『して欲しいコト』を口にする事が出来ない状況だったために、『癒して欲しい』という発想を持つこと自体、諦めきって生きてきたなど。)
でも、そんなあなただって、癒されて欲しい。
癒される権利もあります。
また、癒される心地よさも知って欲しい。
そうすれば、誰かを癒してあげるとき、相手のかたがどんな風に心地いいのかも、あなたは深く解るから。
『人を癒す事をしてあげたい』と思えば思うほど自信喪失しがちなかたへ。
…というわけで。
次は、もうすでにレイキを学んでいるかたで、『人を癒す事をしてあげたい』と思えば思うほど、同時に『自分は力不足だ』『結局うまくレイキを流せてないんじゃないか』という気持ちを味わい、自信喪失しがちなかたへ。
あなたっ!そう、あなたこそ、今回のお話が当てはまるかたですよ〜!
(では、さらにここから、そんなあなたに気付いておいて欲しい事を書いてみまーす!)
あなたは、ご自分の深層心理に気付けない限り、『やっぱり自分はダメだ』という事を思い知らされる結果ばかりが やってきてしまうはずなのです。
(レイキに限らず、他の分野でも。)
(深層心理とは、『無自覚の本心』と解釈して下さい。)
これはホント、つらいです。(>_<)
(へ?「辻さん、私自身の深層心理は何って言ってますか?」って? 先ほどお伝えした通りですヨ〜。 「私だってしんどいんだ」「人を癒すことより、癒されたい」という、隠されたホンネの願望です。)
実はそんなあなたこそ、私は気になってしょうがない。
出来ることなら癒しに飛んで行きたい…!!(>_<)
ハッ。
こう思ってしまう私も実は、『癒して欲しい』という本心を持ってるって事ですね(^_^;)。
(うは〜、バレました。)
自分の成長、ステップアップに興味があるんですというタイプのかたへ。
それから最後に、「自分は元気ですよ!そして、自分の成長、ステップアップに興味があるんです!だからレイキに興味持ちました!」というタイプのかたへ。
あなたも、ちょこっとご自分の深層心理(無自覚かもしれない、ホントの本音)を覗いてみませんか♪
(このタイプのかたがハマりがちな盲点(落とし穴)についても、この後、書いておきますネ。)
まず。
誰だって、せっかくレイキを学んだなら、他人から評価されたいものだと思います。
(多くのかたがそうだと思うし、それで普通だと思います。)
「レイキ送ったよ〜、どうどう?」
「スゴイ?スゴイ?…ていうかスゴイって言って〜!」
「ぶっちゃけ、スゴイって言われた~い!」
という、チビッコみたいな自分が、心の奥底にいたりしませんか(笑)。
(「いえ、そんなチビッコはいません!」って言う人ほど、アヤシイかも(笑)。)
また、「スゴイね〜!」と言ってもらう事には別に興味関心はなくても、「有難う!」と感謝される事には興味関心、快感があるかも知れません。
(ハッ、これも昔の私でした…!いえ、ぶっちゃけ今も、この気持ちは私の中に、大いにあります。)
(これね、「いえいえ、自分はそんな事ないですよ!」って言う人ほど、けっこう他の人から見たらバレバレですっ。
「あ~、ホントは感謝されたい人なんだなぁ〜」っていう空気を出しちゃったりしてるものなのです(^_^;)。
昔の私も周囲からはバレバレだったと思います。あっはっは〜。)
ともあれ、『特別視されたい』『感謝されたい』と思うのも、人間ならば当然の気持ちですもの。
ならばいっそ、自己証明する楽しみと醍醐味も味わうのも、全部OKにしちゃいませんか♪
「い~じゃん!スゴイって言われたいもん!」ってネ。
(そのほうが勇気いる人も、いるかも知れないけれど…。)
(そのホンネに無自覚だったり、「いえいえ!私は別に感謝もいらないし、特別だと思われなくていいんですよ!」って言い続けるより、よくないです?
で、周囲の人たちには、「スゴイって思われたい!」というのがバレバレなのに、自分だけ気づいていない状況より、欲求を認めちゃうほうが格好いいと思いません?(笑)。)
時折そっと人知れず誰かを心の中で抱きしめるような感覚でレイキを使ってみる
そんな訳で、私は提案したいのです。
無邪気に「おお〜!自分でも“気”を感じられた!!うひょ〜!」と思うのを、自分に許可する事を。
ちっちゃい子みたいに はしゃいでしまいそうな自分を。
エキサイティングな体験、したい!って思っている自分を。
もうね、大人っぽく振る舞わなくてもいいじゃないですか。
誰かに褒められた時、「いえいえ、そんな事ないです…!」って謙遜しなくてもいいじゃないですか。
「こんな事も出来る自分になっちゃった!」と、ワクワクウキウキしてみて下さい。
もうね、思う存分楽しんで下さいナ♪
はじけちゃいましょう!(笑)。
でね、他の方法もいいですよ♪
たとえば時折そっと、人知れず誰かを心の中で抱きしめるような感覚で、レイキを使ってみる。
縁の下の力持ちになってみる。
まるで夜中にあなたが寝ている間、活躍してくれる小人さんにでもなったかのように、『誰かにとっての、真夜中の小人さん』になってみる。
(誰も知らないけれど、あなたのおかげでラクになっている人がいる…。)
そんな風に粋な方法で遠隔レイキを使ってみるのもステキだと思いません?♪
いいんですよ、自己満足でも、自己陶酔でも。
楽しんで下さい。面白がってください♪
『人格者を目指さなくていい』。
そのかわりに、自分で自分をゴキゲンにしてください。もっと開放して下さい♪
その時、あなたの全身の細胞は、喜び合い、きれいなハーモニーを奏でて「生きてる!」って事を味わい、『今ここ』を楽しみつくすのです。
その結果、まず、あなたの全身の細胞たちが癒される。あなたの気が整う。
あなたがゴキゲンになる。軽やかになる。
そして、あなたから発せられたゴキゲンな周波数の気によって、あなたの空間やお部屋、家が満たされる。
それは四方八方に広がり、まるで千手観音の手のように必要な人のところへ届き、あなたの知っている人も知らない人も、今より軽やかになる…。
そんな事が起こります。
もしもこれが、日本各地や世界各地でどんどん起こったなら、どうだろう?
案外、さらに素敵な世の中になりそうな…?
そう考えると、あなた一人の影響力は、そう小さくはなく、可能性も無限です。
ぶっちゃけ、誰かから「スゴイ!」って言われようが言われなかろうが、あなたって、自分が思っているよりも、相当スゴイ事が出来るのです。
その潜在能力、最大限まで引き出して使わない手はない♪
しかも、楽しみながら軽やかに…。
そんな風に、私は思うのです。
自らが光り輝き、スッキリと浄化された爽やかな状態を目指そうよ。
…今回も長くなりました。まとめますね。
むしろ創始者の臼井氏が伝えたかったのは、これだけ。
「自分がまず元気になりなさい。そして、自らが光り輝き、スッキリと浄化された爽やかな状態を目指そうよ。」
「そうすると、あなたの内側から勝手に元気や愛のエネルギー(レイキ)が溢れてこぼれだし、やがて波紋のように、周囲の人たちまでも元気にしていくよ♪」
「そのための、けっこうカンタンでイケてる方法、あるよ!」
「これを『レイキ療法』とは区別して、『レイキ法』って名づけてみたんだけど…どう?あなたもトライしてみないか〜い?」
(↑こんなファンキーな性格の人だったかどうかは分かりませんが(^_^;)。)
これが、当協会がぜひともあなたに伝えたい、『日本伝統式レイキ』の幻の部分、真髄部分なのです。
(ここから先はもう文章ではお伝えできませんから、真髄部分はアチューンメント講座や再受講(コンプリーション講座と言います)、練習会などの実践で体感してください。
実際にエネルギーを感じ、身につけて下さいネ♪
スポーツや、車や自転車の運転と同じで、レイキは誰でも習得可能です!)
今回も最後まで読んで下さり嬉しかったです。
あなたの応援、心より感謝致します♪ 大好きですよ!
(ではまた、お会い出来ますように。辻耀子より♪)
「スゴイって思われたい自分。
それを認める勇気も、格好いいと思いませんか♪」
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by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)